そろそろ来ているかな,と思い,干潮時間に合わせて来てみた。
いた。1羽だけだったけど。
まだ赤くなっていない子。
じ~っと,動かずにしていたら,どんどん寄ってきた。
目をつむって,採餌。
目をつむったまま,パクッ!
寄ってきながらも,目をつむる。
シギの仲間は,ときに,人を恐れず,どんどん寄ってくることがあって,以前,椅子に座って動かずに見ていたら,トウネンに靴の上に乗られそうになったこともあり,鳥友人の話では,オバシギが股をくぐったことがある,という。
そんなことを思い起こしながら,どのくらい寄ってくるのか,楽しみに見ていたら,急に緊張が走った。
ミサゴか,トビに反応したのだろう。
本人には申し訳ないが,背筋がスッと伸びて,なかなかカッコ良く見えた。
その後も,近くをウロウロしていたが,こちらの方が疲れてしまい,静かに後ずさって,退散。
直近で,10mくらいだったかな?
オオソリ君の勝ちだ。
この日,干潟には,コチドリの群れも入っていた。
北に移動中の群れだったのかな。
トレードマークの黄色いアイリングがめんこだった。
春のシギチシーズンが始まった。
(2025/04/05 オオソリハシシギ)