北海道にあるこの林には,キツツキの仲間5種が住んでいる。
しかも,5種とも,北海道に行かないと出会うことが難しい種,又は,亜種。
こちらは,コゲラの亜種,エゾコゲラ。
私には見分けがつかないが,本州に住む亜種コゲラより白っぽい,という。
こちらは,アカゲラの亜種,エゾアカゲラ。
亜種エゾコゲラと同様,本州に住む亜種アカゲラより白っぽいらしい。
こちらは,オオアカゲラの亜種,エゾオオアカゲラ。
亜種エゾコゲラ,亜種アカゲラと同様,本州に住む亜種オオアカゲラより白っぽいらしい。
記事をコピペで書けるくらい,「白っぽい」が,共通の特徴。
ちなみに,今回ここに張った,エゾアカゲラも,エゾオオアカゲラも,頭に赤いところがないので,女子。
こちらは,亜種ではなく,アオゲラとは種が違うヤマゲラ。
世界的には,北海道のヤマゲラの方が普通種で,本州以南に住むアオゲラは,日本にしかいない特別な鳥(日本固有種)なのだが,常にはアオゲラと共に住んでいる私にしてみれば,ヤマゲラの方が特別。
アオゲラと違って,斑がない無地のお腹が嬉しい。
ヤマゲラは,季節が進むと,地面に降りてありんこを食べている姿を,早朝,間近に見ることもできるはず。
デカくて黒いクマゲラも,この林に住んでいるが,この日は,姿を現さなかった。
ただ,独特の大きな声は,朝早い時間に,繰り返し聞くことができた。
このほか,北海道には,コアカゲラもいるが,ここで見たことはない。
当然ながら,幻の鳥,ミユビゲラも。
(2025/03/23 亜種エゾコゲラ,ヤマゲラ,亜種エゾアカゲラ,亜種オオアカゲラ)