宮城県亘理町の朝。
大石先生と12人の生徒たちのようだった。
大石先生はアオサギ。
生徒12人のうち,10人がチュウシャクシギ,2人がウミネコ。
写真には写せなかったが,水面がキラキラ光って,とてもきれいだった。
(追記)
この記事を書いていて,また読みたくなり,「二十四の瞳」(壺井栄著)を買ってしまった。
短い小説なので,電子書籍で176円也。びっくりするほど安かった。
(2024/05/03 アオサギ/チュウシャクシギ/ウミネコ)
宮城県亘理町の朝。
大石先生と12人の生徒たちのようだった。
大石先生はアオサギ。
生徒12人のうち,10人がチュウシャクシギ,2人がウミネコ。
写真には写せなかったが,水面がキラキラ光って,とてもきれいだった。
(追記)
この記事を書いていて,また読みたくなり,「二十四の瞳」(壺井栄著)を買ってしまった。
短い小説なので,電子書籍で176円也。びっくりするほど安かった。
(2024/05/03 アオサギ/チュウシャクシギ/ウミネコ)
シーズン初期は,チュウシャクシギと出会いも,とっても嬉しい。
前門の虎 後門の虎 の真逆,チョー幸せな状況。
前方のシギチ 後方のチドリ。
どうだろう。
現地に到着して,いきなり1回目の「うわっ!」。
ダイゼンがいた。
ダイゼンといえば,腋(わき)の下。
腋羽が黒い。
腋の下フェチなどではないのだが,ダイゼンと出会うと,どうしても,腋が気になる。
今回は,距離があったものの,そういう意味では,大サービスしてくれた。
羽繕いが終わって,去るときも,見せてくれた。
白い羽裏に黒い腋羽が美しい。
誰だ,人間のわき毛と一緒って言っているのは?
でも,だから,親近感。
(2024/04/13 ダイゼン)
ボクは砂浜族のシロチドリ。
いやぁ~,今日も働いたなぁ。
自宅用の良い建材を手に入れたぞ。
充実感一杯。
小腹がすいたから,少し,ここで休憩しよう。
よ~し。
ありゃ,これをくわていては,何も食べられないじゃない。
腹が…,減った…。
て,口を開けられないよ~。
う~ん,もう!
もうわかった。帰る。
でも,ホント,腹減ってきたなぁ。
あれ,後ろで何か跳ねた気配が…?
気のせいかな。
帰ろ,帰ろ。
(2024/04/13 アオサギ)
船着き場にハマシギたち。
朝から,ダラダラと鳥見をし,相馬〜新地で16羽,鳥の海で4羽を確認。
ちょうど,雨が降ってきたところだったので,ちょこっと見ただけ。
2月1日の記事にも登場したヨシガモ。
この日,鳥の海に,メス2羽,オス6羽の群れが入っていた。
うち,メス1羽はこの騒ぎに距離を置いていたが,オスたち6羽が大騒ぎしていた。
飛んだり,降りたりを繰り返す奴。
降りては飛ぶ,繰り返しの飛翔。
メスを見つつ,飛び超してしまうし。
何を叫んでいる?
今度は,何やら叫びながら,メスに向かう。
彼女の前に着水したが,どうなの?
そして,伸びたり,縮んだり,曲げたりする奴も。
どこがパフォーマンスの最初か,わからないが,まず,くちばしで水しぶきを作りながら,首を横にひねる。
すぐ近くにメスがいる。
次に,見て,見て,て感じで,縦に伸びる。
こちらからは黒くしか見えないが,頭の構造色をメスに見せている感じか?
次は,お尻上げて~。
逆「へ」のポーズで,水上に体を伸ばす。
また,首を横回転。
喉の白と,頭の構造色のフラッシュ効果を狙っているのか?
もはや,何をしているのか意味不明。
メスは見ていないようだし。
こっちはオス同士で小競り合いか?
1羽だけならまだしも,6羽が,それぞれ,いろんな動きをしていて,とてもついていけなかった。
カモの求愛ディスプレイは,何をアピールしているのか,何となくわかるような気がするものだが,この子たちのやっていることは理解不能。
仙台出身,サンドウィッチマンの富沢たけしさんではないが,「ちょっと何やっているのか分かんない」,そういう状態。
カオスです。
そうこうしているうち,潮がどんどん引いてきて,向こうの水面にあっさり飛んでいってしまった。
一体,何だったの?
(2024/03/17 鳥の海)
第168回芥川賞の受賞作「荒地の家族」(佐藤厚志著)の舞台となっているのは,東日本大震災で沿岸の町が壊滅した宮城県亘理町。
東日本大震災から13年近く経った今,沿岸の町も復興がかなり進んできているように見えるが,町から一歩出ると,ススキやヨシしか生えていない広大な「荒地」が広がっている。
今,その上を低く猛禽が飛んでる。
ここは,以前,田んぼや畑だったところだが,今は,猛禽の狩りの対象となる生き物がたくさん生息している荒地に変わってしまった。
薄暗くなってくると,ここはキツネなどの動物の時間になる。
人々が住む町と隣接しているところ。
(2023/12/23 ハイイロチュウヒ, 2024/01/08 キツネ)
知っていた人は常識だったかもしれないが,恥ずかしながら,私は知らなかった。
だから,見た瞬間,「え!」と言ってしまった。