バイブルランドin福井

安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

主を決して忘れないように 04 荒れ野において、神を体験すること 02  

2024-06-07 04:00:00 | 聖書の中なかの聖書 申命記
申命記
6:10 あなたの神、主が先祖アブラハム、イサク、ヤコブに対して、

あなたに与えると誓われた土地にあなたを導き入れ、

あなたが自ら建てたのではない、大きな美しい町々、

 6:11 自ら満たしたのではない、あらゆる財産で満ちた家、

自ら掘ったのではない貯水池、自ら植えたのではない

ぶどう畑とオリーブ畑を得、食べて満足するとき、

 6:12 あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出された主を

決して忘れないよう注意しなさい。

 6:13 あなたの神、主を畏れ、主にのみ仕え、その御名によって誓いなさい。

 6:14 他の神々、周辺諸国民の神々の後に従ってはならない。

 6:15 あなたのただ中におられるあなたの神、主は熱情の神である。

あなたの神、主の怒りがあなたに向かって燃え上がり、

地の面から滅ぼされないようにしなさい。

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私たちの信仰の原点は、荒れ野に立つことだと

先回に述べましたが、その続きです。

私たちが沃地の侵ってしまい、

のほほんと豊かで楽をしていては、

神に出会うこともなく、神を体験することはまったく不可能となります。

神に出会うとは、モーセの体験したように

シナイの砂漠の只中に立たない限り、

永遠に出会えません。

砂漠の前に立つとは、自分をすべて捨て神の前に立つことです。

では具体的に私たちはどう受け取るべきか、

それぞれ神を体験する方法が異なります。

しかし、一つ言えるのはその神体験がなければ、

唯一の神を信じ、生きておられる神を知ることはあり得ないということです。

そして私たちが神を体験したら、その神の恵みを体に刻み込むことであり、

いついかなる時もそこの立ち返るべきだということです。

それが13節の言葉です。

あなたの神、主を畏れ、主にのみ仕え、その御名によって誓いなさい。


この13節のキーワードは「畏れ」です。

それは5節にありました

「あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」

を補っている言葉なのです。

5節は神への愛は、神への畏れも含むということです。

ゆえに14節は必然なのです。

6:14 他の神々、周辺諸国民の神々の後に従ってはならない。


ここで12,13節は「あなた」という単数ですが、

15節では、「あなたのただ中に」と複数で語っていますが、

これはある旧約学者が「あなた」と言う単数は神の側からの語りかけで、

「あなたがたは」の複数はイスラエルそのもの語られているといいます。

それは15節につながる重要な言葉となるのです。


6:15 あなたのただ中におられるあなたの神、主は熱情の神である。


私も牧師として25年間、それから伝道するために開いた

断食施設(藤樹の宿)で6年間、合計32年間で

確実に言えるのは、神を体験していないと極めて薄い信仰となり、

指導者である牧師にいとも簡単に

マインドコントロールされてしまう恐ろしいことが起こります。

ゆえにキリスト教会は、教会に神の霊が突入する

リバイバルを真剣に求めて祈らなければならないのです。

ウェールズのようなリバイバルを求めていけば、

申命記のこの箇所を正しく受け取ることができます。

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