愛煙家の多事総論

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身内人事は崩壊の元

2007-10-22 21:08:09 | 国際情勢
企業・政府どんな組織でも言える事だが、「身内人事」ってのは、余り宜しくない。例え登用した身内がどんなに有能であろうとも、「七光り」的な部分は否めないし、不公平感も高まる。元々が同族経営で固められている場合はある程度許容されるだろうが、不特定多数の人種、国籍、言語を持つ組織なんかでそれをやったら、不公平感は強くなるだろう。何でも、韓国人国連事務総長のパン・ギムンさんが、主要ポストに韓国人を登用しまくっている~と国連内で反発されているそうな。

主要ポストに韓国人起用、国連内で反発相次ぐ=米紙

1月に就任した潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が、国連の主要なポストに韓国人を起用していることから内部での反発が相次いでいるとワシントン・ポスト電子版が21日付で報じた。最近コートジボワール特使に任命されたチェ・ヨンジン前国連大使ら韓国出身の国連幹部が増えているのは、国際的な外交の舞台で韓国の立場が強まっている証拠でもあるが、一部の職員や外交官たちは韓国政府の利益を優先しているとの印象を受けているというのだ。


 オーストリアのクルト・ワルトハイム氏やエジプトのブトロス・ガリ氏ら以前の事務総長を輩出した国の外務省は、側近や実務担当者を自国から派遣した。しかし潘事務総長は、事実上のナンバー2とされているキム・ウォンス総長特補、ハン・スンス気候変動特使を初めとして主な部署の管理職に韓国人を重用し、指揮系統に混乱をきたしているというのだ。


 これらの主張に対して潘事務総長は先週、「(批判は)非常に不当だ」と3回も強調し、「あえて韓国と距離を置くために努力してきた」と反論した。実際に潘事務総長就任後、国連内の韓国人は54人から66人へと増加したが、国連への財政支援がはるかに少ないフィリピン人職員の759人に比べると非常に少ない数だ。




まあそもそもパン氏は、国連事務総長になるにあたり、韓国国内での抱負演説で

「自国の国益を伸張させ、外交の幅を広げる」

とはっきり明言しているわけだから、こうなることは目に見えていたわけで。
それに、民族心が異常に強い韓国人職員が、韓国の利益を無視して行動するなんてありえないし。
本当にこうなることを、国連に人間たちは分っていなかったのだろうか。だとしたら馬鹿にも程がある。

まあ、この調子で韓国が評判を落としてくれることは、むしろ望むことだが。


大体

>国連内の韓国人は54人から66人へと増加したが、国連への財政支援がはるかに少ないフィリピン人職員の759人に比べると非常に少ない数だ。

下っ端職員ばっかのフィリピン人と、各局部署のトップにどしどし身内人事で登用されている韓国人とじゃ、比べるまでもないだろ。どちらが贔屓されているのかなんて。


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