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植物は美を愛でる心を引き出し、心を和ませてくれる。

京都~大阪を結ぶ電車・・・

2021-06-20 | 造幣局  天満橋
京都~大阪を結ぶ「京阪電車」という乗物があります。

先日、京阪電車の天満橋駅で、1枚の「パンフレット」を手に取りました。

それは、近代日本経済界の父
「渋沢栄一と京阪電車」と言うものでした。



渋沢栄一は、今NHKの大河ドラマ「青天を衝け」で注目を浴びている方です。

その渋沢栄一が、関西の鉄道で最初に関わったのが、「京阪電気鉄道」で、創立委員長でもあった・・・。

その1枚のパンフレットには、渋沢栄一の関西での功績が詳細に記されていて、今まで知り得なかったことをいろいろと知ることが出来ました・・・。


京阪電車




《京阪電気鉄道について》

京阪電車は、1910年4月15日、大阪・天満橋~京都・五条間で開業。
昨年がちょうど、110周年でした。


少し余談になりますが・・・

昨年は、開業、110周年を記念して、2021年3月までの期間限定のいろんなイベントの企画がありました。

私も参加したイベントがありますので、昨年のことですが、ご覧頂きますと・・・



開業110周年記念「京阪電車の企画」



《参加したイベント》

「醗酵めぐりはハッピー巡り」



浜大津、11月に撮影した画像

醗酵食品に関心を持っていますので、浜大津まで行った時に、ちょうど、「ミシガン琵琶湖クルーズ」の姿が・・・。



「御酒印さんぽ」



月桂冠大蔵記念館 11月に撮影した画像

「月桂冠大蔵記念館」は、十石舟が行き交う宇治川派流・濠川沿いにある酒の博物館。

貴重な酒造りの道具や、380年以上続く酒造メーカー・月桂冠の歴史に関する資料などが展示されています。

京都・伏見近辺には、沢山の酒蔵があります。

お酒が好きな訳ではなく、美容と健康に役立つ酒粕に関心を持っていて、自分の目で見て、入手したいと思い、酒蔵巡りを昨年はしていました。

少し余談でしたが・・・。





ここからは、渋沢栄一が、鉄道だけでなく、京阪沿線に功績を残したゆかりの地を・・・




渋沢栄一は、生涯500社の会社、約600の病院、その他施設の設立、経営に関わり、関西でも活躍したことが詳細に記されています。



「大阪市中央公会堂」もその一つです・・・。



公会堂発案者に助言と支援・・・。




「大阪取引所」も・・・。 



前には五代友厚の銅像が

実業家・五代友厚が発起人となって1878年に設立された大阪株式取引所。
その過程には渋沢の後援があったとのこと・・・。
初期の株主名簿に、渋沢の名前がある。

他に、大阪紡績会社(現・東洋紡)
1882年、紡績会社を創立・育成
等々・・・。

関西での功績も大きいかったことが鮮明に記されています。

1枚のパンプレットを手にしたことにより、「渋沢栄一」という人物をより深く知り得ることが出来ました。

今後の「大河ドラマ」は、大阪経済発展に貢献した五代友厚との関わりも、楽しみの一つかも知れませんね・・・。





遠くに奈良県の生駒山の姿も・・・


「京阪電車特急」

京都方面~天満橋に向かうところです・・・
天満橋からシャッターを・・・。

特急電車には、1両だけ2階だてがあります、右手の車両です。

2階に上がりますと、1階とは窓からの景色が違っていて、特急電車を利用する時は、私はいつもこの2階の席に着く様にしています。


京都に行く時に、いつも利用している京阪電車が、渋沢栄一の努力の賜物であっての電車だと思いますと、深く感銘します・・・。



*現在、リアクションはOffにしています。

ご訪問頂きありがとうございます。


コメント
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