今日も夜ラン、あいかわらず宿題に追われている娘を横目に9時半頃から駆け出す。
人も車もほとんど走っていない住宅街の暗い夜道を2km、
国道に出て外灯に照らされた歩道を3km、
畑の中の暗い農道を1.5km、
合計6.5kmを41分で走る。
途中、国道と県道の交差点で交通事故があっており、
交差点の真ん中にぶつかり合った2台の車が置き去りにされ、
車に乗っていたと思われる人が携帯電話で連絡を取られていた。
野次馬も数人集まって、日頃は人の少ない国道が人だかり。
幸いけが人はでてなさそうだったが、ぶつけた方もぶつけられた方も、
しばらくは憂鬱な日々が続くのだろうな。
就職して1年目の18歳の頃、中央線のない狭い田舎道、
雨で濡れた路面、スピードの出し過ぎでブレーキが効かず、
正面衝突を起こした苦い経験を思い出した。
事故を起こして落ち込んでいた毎日、
同期のEちゃんから『しゃべる坂本龍馬』の人形をもらった。
その坂本龍馬の言葉が3パターン、
「くよくよしてちゃ いかんぜよ」
「でーっかい夢をもたな いかんぜよ」
「心はいつも 太平洋ぜよ」
あれから23年経った今も坂本龍馬の人形は大切に飾っている