昨日、今日と高校ハンドの県大会の応援に行く。
女子のゲームの途中、A高校のセンタープレーヤーが流血する激しいプレー。
A高校は部員が7人、ハンドボールは7人でする競技なのでギリギリの人数。
流血したプレーヤーは止血するまでコートを出なければならず、6人で戦うことになる。
負傷した選手が傷が痛いのはもちろん、ゲームの組み立てとして痛い。
しかも、センタープレーヤーは、パスを回して攻撃の起点となったり、
隙あらば自らシュートに行く重要なポジション。
本人も自分の重要性を十分認識してコートの外で涙を流しながら傷の手当てを受けていた。
(後から聞いたら口の中から外まで傷が貫通していたらしい。)
6人のプレーを見ながら、監督も何度も気にして負傷した選手を見に来られる。
医師、看護師が傷口をずっと押さえて何とか止血。
審判から出場の許可が出ると、血が付いたユニフォームを急いで着替え、ラスト5分でコートに復帰。
傷口を気にしながら、時々手を口元にやりつつも、
彼女にボールが集まり、彼女からチームメイトへパス、そしてまた彼女にボールが戻る。
7人がコートにそろった瞬間に、A高校のムードが一気に上がる。
傷の痛みを我慢して、皆と一緒にプレーするためコートに戻ったセンタープレーヤー。
その思いを受けて共に最高のプレーをしようと思う6人。
ラスト5分、全力の7人が走り、飛び、投げた。
試合はA高校の惨敗となったが、
試合終了後の選手整列前に、負傷したセンタープレーヤーに周りの6人が近寄り
頭をなでたり、背中をたたいたり、、、
言葉は要らない思いやりの気持ちが見えて心打たれる。
青春っていいなぁ。
おじさんは目から汗が出てしまう。
傷が早く治って、また7人で練習ができることを願う。
A高校チーム、必ず強くなると確信した。
12/23(日) 二日酔いjog 38min 6km