実家の母はずいぶん前から俳句を趣味にしている。
時々見せてくれるが、難しくてよくわからない。
月に2,3度、俳句の会へ行くのを楽しみにしています。
先日帰省した時に居間の壁に掛けられていた母の俳句。
言い淀む
児の胸の内
梨を剥く
小さな僕の姪をうたった歌
何か言いかけてやめた(母から見れば孫の)女の子
何を言いたかったのだろうと考えながら
梨を剥いている気持ちを詠んだのだそうです。
世界一短い定型詩である俳句。
わずか12文字という少ない情報量の中に
情景や気持ちを表現しなければならず、作るのはとっても難しい。
しかも季語が入ってなければならないという制約もつく
でも、そういうところが面白いらしい。
因みに梨の絵は父が描いたもの