まあどうにかなるさ

日記やコラム、創作、写真などをほぼ週刊でアップしています。

秋止符

2012-10-20 00:16:13 | 音楽

ラジオで、秋の歌の特集をやっていた。
山口百恵の「秋桜」や岩崎宏美の「思秋期」などが上位に来る中、アリスの「秋止符」もランクインしていた。
「今はもう誰も」や「遠くで汽笛を聞きながら」などが好きで、アリスは中学の頃はよく聴いていた。
でも、その後の「冬の稲妻」や「チャンピオン」などがどうしても好きになれず、少し離れていたある日、流れてきたのが「秋止符」
谷村新司の歌詞と堀内孝雄の作曲が絶妙で、この曲は大好きだった。
今、改めて歌詞を読んで、僕なりの解釈をしてみる。

友情なんて呼べるほど
綺麗事で済むような
男と女じゃないことなど
うすうす感じていたけれど
あの夏の日がなかったら
楽しい日々が続いたのに


都会へ出てきた男女、しばらくは友だち同士で楽しい日々を送っていたが、夏のある日、一線を越えてしまったことから歯車が狂い始める。
亀裂が入り、元には戻らないせつない気持ちが秋の季節と重なり合う。