『ガンダム』のキャラクターの中で、高い人気を誇るシャア。アムロの好敵手として描かれ、甘いマスクと池田秀一の美声により、多くのファンを持つ。
だが、僕はこのシャアという男はとんでもない奴だと思っている。
第2話で、ガンダムのビームライフルを初めて見た部下に対し、
「当たらなければどうということはない」などと無責任な発言をしている。
い、いや、当たったらどうするんじゃ・・・
僕が演出家なら部下の額横に💧汗マークをつけるところである。
かわいそうに部下の乗るザクはガンダムのビームライフルにより破壊されてしまう。
ザビ家への復讐に燃えるシャアは、友人であるガルマを騙し打ちにする。ガルマはザビ家の末っ子である。複数の味方が乗る飛行廷もろともホワイトベースによって撃墜されるように罠をかける。
哀れ、ガルマは多くの乗組員と共に散る。
乗組員には家族もいるだろうし、シャアは、その人たちのことは考えなかったのだろうか?
その後死んだガルマに対し「坊やだからさ」と何とも非人間的な発言をする。
ちょっとひど過ぎるのではないだろうか?
一旦失脚した後、復活したシャアは、敵地ジャブローにおいて、追って来るガンダムを振り切るため、部下を盾にしている。
そもそも敵の本拠地に深入りしすぎだろう。
自分の妹のセイラがホワイトベースに乗っていることを知ったシャアは、金塊を妹に届ける。
自分の兄が敵の将校だと知れてしまったときの妹の立場を考えたのだろうか?
幸い、ブライトが穏便に済ませてくれたからいいようなものの、そうでなければセイラは、シャアに仲間を殺された味方から袋だたきに遭っていたところである。
映画『逆襲のシャア』では小惑星を地球に激突させるという、ヒトラーやポル・ポトも真っ青の悪行を行う。
しかも、複数の若い女性をたぶらかし、作戦に協力させているのである。
だいたい、シャア専用機など、余分な手間とお金をかけさせるだけである。
彼の名言と言われるセリフ
「認めたくないものたなあ、若さゆえの過ちというものを」
何を言ってやがる。
若いときは失敗して当たり前、本当に認めたくないのは歳をとったゆえの過ちである。
Zガンダムでシャアと共に戦う事になったブライトは、そのとき、シャアを後ろから羽交い締めにして、みんなでボコボコにすればよかったのにと思う。
それにしても、シャアがもっとぶ男に描かれていれば、評価は180度違っていたかもしれない。
家電量販店で、ふと見ると、ラジオの多くが売り切れになっていた。計画停電でテレビが観られなくなるので乾電池で作動するラジオに注目が集まったのだと思う。情報が得られない状況は不安である。
僕はラジオが好きだ。今でもよく聴く方だと思う。
会社の行きの電車では情報番組、帰りは野球中継を聴く。
車ではFMを流しているし、土曜日の昼からは久米宏の番組がお気に入り。平日の夜、寝る前は『ジェットストリーム』を聴くこともある。
中学時代は短波ラジオが流行り、海外の日本語放送を一生懸命受信した。深夜放送もよく聴いた。レンタルレコード店がまだなかった頃はFMから流れる曲をテープに録音した。
中学の途中で伊丹から浜松へ引っ越したとき、それまで大阪の毎日放送で放送していた『ヤングタウン』という番組をどうしても聴きたくて、高性能ラジオで浜松から大阪の放送を何とか受信した。耳を澄まして雑音の中から番組を懸命に聴いたのをよく覚えている。
中学のときに買ったソニーの短波ラジオは2万円以上した。かっこいいラジオだった。
あんなカッコいいラジオは二度と出てこないだろう。
中高生の時はテレビを見る時間より、ラジオを聴く時間の方がずっと長かったと思う。
息子はラジオを全く聴かない。部屋にコンポはあるので、その気になればいつでも聴ける。以前、基礎英語は聴いていたが。
中学になれば深夜放送を聴くのかと思っていたけど、どうやら今の中学生はラジオをあまり聴かないようだ。
僕が中高生の時は深夜ラジオはとても楽しみだったけど、今の中学生の間では興味はないようである。
それでもラジオは今見直されているという。『radiko』を使えば、パソコンやスマホからも聴取できる。
何かしながらも聴けるし、テレビより本音のトークが多いと思う。
手軽に情報をとれるところもいい。
もっと見直されてもいいのではないだろうか。
僕はラジオが好きだ。今でもよく聴く方だと思う。
会社の行きの電車では情報番組、帰りは野球中継を聴く。
車ではFMを流しているし、土曜日の昼からは久米宏の番組がお気に入り。平日の夜、寝る前は『ジェットストリーム』を聴くこともある。
中学時代は短波ラジオが流行り、海外の日本語放送を一生懸命受信した。深夜放送もよく聴いた。レンタルレコード店がまだなかった頃はFMから流れる曲をテープに録音した。
中学の途中で伊丹から浜松へ引っ越したとき、それまで大阪の毎日放送で放送していた『ヤングタウン』という番組をどうしても聴きたくて、高性能ラジオで浜松から大阪の放送を何とか受信した。耳を澄まして雑音の中から番組を懸命に聴いたのをよく覚えている。
中学のときに買ったソニーの短波ラジオは2万円以上した。かっこいいラジオだった。
あんなカッコいいラジオは二度と出てこないだろう。
中高生の時はテレビを見る時間より、ラジオを聴く時間の方がずっと長かったと思う。
息子はラジオを全く聴かない。部屋にコンポはあるので、その気になればいつでも聴ける。以前、基礎英語は聴いていたが。
中学になれば深夜放送を聴くのかと思っていたけど、どうやら今の中学生はラジオをあまり聴かないようだ。
僕が中高生の時は深夜ラジオはとても楽しみだったけど、今の中学生の間では興味はないようである。
それでもラジオは今見直されているという。『radiko』を使えば、パソコンやスマホからも聴取できる。
何かしながらも聴けるし、テレビより本音のトークが多いと思う。
手軽に情報をとれるところもいい。
もっと見直されてもいいのではないだろうか。
寝る前によく聴くラジオ番組『ジェットストリーム』
FM東京が放送するこの番組はラジオ番組では最長寿番組だそうである。
放送開始当初は城達也がナレーションをつとめていた。僕が初めて聴いたのは中学生のとき。夜中の0時にジェット機の音と『ミスターロンリー』の曲で始まり、やがて彼の美声が流れ始める。イージーリスニング中心の構成はとても完成度が高い。毎回朗読する同じ内容の詩も、何回聴いても飽きなかった。
その後、城達也氏は他界し、何人かのパーソナリティが番組を担当した。女性のときもあったと思う。
少し前は伊武雅刀がつとめていた。声質はいいけど、寝る前に聴くにはちょっと違和感があった。「おい、起きろ!」そんな感じがした。
長い間、この番組をほとんど聴いてなかったけど、去年、大沢たかおがパーソナリティになってから再び聴くようになった。
彼のナレーションは耳元でささやくような感じがする。たいがいは途中で寝てしまうけど、とても気に入っている。
ずっとJALが一社提供していたこの番組も、先日の経営破綻した直後はイオンと二社提供の期間が少しあった。御巣鷹山の日航機墜落のときはさすがに番組を中断して搭乗者名簿を読み上げていた。
遠い地平線が消えて、
深々とした夜の闇に心を休める時、
はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、
たゆみない宇宙の営みを告げています。
満天の星をいただく、果てしない光の海を、
豊かに流れゆく風に心を開けば、
きらめく星座の物語も聞こえてくる、
夜のしじまの何と饒舌なことでしょうか。
光と影の境に消えていった、
はるかな地平線もまぶたに浮かんでまいります。
これからのひととき、あなたにお送りする音楽の定期便、
ジェットストリーム。
皆様のお供をいたしますパイロットは、
わたくし城達也です。
ときどき、ガンダムのDVDを借りてくる。
最初のガンダムが放映されてから30年以上が経つ。
今まで多くのシリーズが制作されたが、いまだにガンダム人気はすごく、手を変え品を変え次々と新作が発表されている。
それほど人気があるのも、最初のガンダムの完成度が高かったからだと思う。
人間ドラマがとても丁寧に描かれている。
そのシリーズの中の36話「恐怖、機動ビグ・ザム」
この話がガンダムシリーズの中でも最も気に入ってる挿話です。
二人の男の死が描かれてあり、ガンダムの中でも特に秀逸の出来だと思う。
二人の男

一人目はスレッガー中尉(写真左)
主人公アムロが乗る宇宙戦艦ホワイトベースに途中から乗り込んだパイロットだ。
この男に思いを寄せる女性操舵手のミライ
ホワイトベースは敵の宇宙要塞を攻撃する大きな作戦に参加することになる。
戦闘機で出撃する前のスレッガーに、ミライは自分の気持ちを打ち明ける。
戸惑いながらもそれを受け入れるスレッガー。
母の形見の指輪をミライに渡す。
「宇宙で失くしたら大変だからもっていてほしい」
激しい戦闘を予想し、あるいは命がないかもしれないと思っている。
戦闘機で出撃したスレッガーは、主人公アムロの乗るガンダムの盾となり、ガンダムを守り、自らは宇宙に散る。
スレッガーを殺した敵がドズル・ザビ(写真右)
顔に傷を持つ強面の指揮官。
こんな顔の男が出てきたら、普通、絵に描いたような悪人を思い浮かべるが、この男は部下を大切にし、しかも家族思いの優しい男だ。
彼の守る宇宙要塞は連邦軍の新兵器の前にあっけなく陥落しようとしていた。
家族を脱出用のシャトルに乗せ、妻に「娘をたのむ」とささやく。
すでに死を決意している。
戦況が悪化する中、彼は部下たちに戦場離脱命令を出す。
部下の退却のための時間を稼ぐため、単身、モビルスーツに乗り、最後の戦いを挑む。
彼の前に立ち塞がるのが、アムロのガンダムとスレッガーの乗る戦闘機だ。
スレッガーは、アムロを守るために死に、ドズル・ザビはアムロの乗るガンダムに破れ、彼も宇宙に散る。
二人の男の死の背景がとてもよく描かれている。
何度見ても、いい作品です。
最初のガンダムが放映されてから30年以上が経つ。
今まで多くのシリーズが制作されたが、いまだにガンダム人気はすごく、手を変え品を変え次々と新作が発表されている。
それほど人気があるのも、最初のガンダムの完成度が高かったからだと思う。
人間ドラマがとても丁寧に描かれている。
そのシリーズの中の36話「恐怖、機動ビグ・ザム」
この話がガンダムシリーズの中でも最も気に入ってる挿話です。
二人の男の死が描かれてあり、ガンダムの中でも特に秀逸の出来だと思う。
二人の男


一人目はスレッガー中尉(写真左)
主人公アムロが乗る宇宙戦艦ホワイトベースに途中から乗り込んだパイロットだ。
この男に思いを寄せる女性操舵手のミライ
ホワイトベースは敵の宇宙要塞を攻撃する大きな作戦に参加することになる。
戦闘機で出撃する前のスレッガーに、ミライは自分の気持ちを打ち明ける。
戸惑いながらもそれを受け入れるスレッガー。
母の形見の指輪をミライに渡す。
「宇宙で失くしたら大変だからもっていてほしい」
激しい戦闘を予想し、あるいは命がないかもしれないと思っている。
戦闘機で出撃したスレッガーは、主人公アムロの乗るガンダムの盾となり、ガンダムを守り、自らは宇宙に散る。
スレッガーを殺した敵がドズル・ザビ(写真右)
顔に傷を持つ強面の指揮官。
こんな顔の男が出てきたら、普通、絵に描いたような悪人を思い浮かべるが、この男は部下を大切にし、しかも家族思いの優しい男だ。
彼の守る宇宙要塞は連邦軍の新兵器の前にあっけなく陥落しようとしていた。
家族を脱出用のシャトルに乗せ、妻に「娘をたのむ」とささやく。
すでに死を決意している。
戦況が悪化する中、彼は部下たちに戦場離脱命令を出す。
部下の退却のための時間を稼ぐため、単身、モビルスーツに乗り、最後の戦いを挑む。
彼の前に立ち塞がるのが、アムロのガンダムとスレッガーの乗る戦闘機だ。
スレッガーは、アムロを守るために死に、ドズル・ザビはアムロの乗るガンダムに破れ、彼も宇宙に散る。
二人の男の死の背景がとてもよく描かれている。
何度見ても、いい作品です。