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Always Autumn

Letter from Perth

Bush Fire

2009-01-16 21:54:00 | この国とかパースのお話
海の街マンジュラのお話の続きを書こうと思ったのですが
今日のニュースでドカっと出たパースの「Bush Fire」(山火事)のお話を書きます。


今日(16日)はパースで、最高気温41,8℃を記録しました。

過去に46℃とか経験しているので、この気温でもそう驚かないのですが
なにしろ暑くて、やっぱりだめだな

我が家のあたりは気象庁報告よりも大体2度ほど高めで
昼間、テラスの日陰で44℃でした。

これはテラスの壁にある温度計。

 午後5時でもまだこんなに暑かった… 
                  
エアコンのない部屋だと、一番暑かった時で34℃

こういう日は窓のカーテンやブラインドを閉め、窓は閉め切ってしまいます。
外の空気の方が、はるかに暑いからです。

で、なるべく暑くならないように電気もつけません。

パソコンもオーバーヒートの可能性があるので、息子(まだ夏休み中)は
ゲームを丸一日、ちゃんと我慢
これは一種の奇跡です(笑)


私は窓とブラインドを閉め、エアコンを入れた薄暗い居間で
どんよりと過ごしましたが…いろんな意味で暗いです


こんな日はBush Fireが発生しやすく
昨年春(10月)に記事に書いたキングスパークでも大火事がありました。

観光客の人たち、びっくりしたんじゃないかな

これはネットのニュースから、お借りした画像です

             
              *Fire crews battle a fire in bushland at Kings Park. (Dave Carlisle)

400ヘクタール(ってなん坪かとか聞かれるとアレです)の公園のうち
20ヘクタールを燃やしたBush Fireの原因は、放火だそうです。

けしからーーんっ

今日はキングスパークだけでなく、パースから北へ50キロ程行った
ヤンチェップ国立公園(“Yanchep National Park”)でも
大きなBush Fireがありました。

こちらは5000ヘクタールを燃やしつくしてしまいましたが
人家に影響もなく、けが人も出なかったようなので良かったです。

これらの火事のせいで、私の家の方まで煙が流れて来て、けむかったの。

写真でお分かりになるかどうか…

雲のようにもやもやと白いのは、市内まで流れて来た煙です。
    
            



山火事は今日のように暑い日や、落雷などでも普通に発生します。

オーストラリアの木や花は燃えやすいのが多く(ユーカリ類など)
一度火が出ると、消すのが容易ではありません。

放火でなくても、火の不始末が原因で大火事になることがあります。

火の~~~~用心~~~カチッカチッ

でも真面目に考えれば…。
どんな山火事でも、人命に関わり悲劇を呼ぶことがあるから
本当に気をつけないとな…って。

西オーストラリアは常に乾燥と火事の危険と闘う場所。

この州が打ち上げ花火は別として、線香花火だのねずみ花火だの
普通に遊ぶ花火を全部、禁止しているのも頷けます。

線香花火で遊ぶの大好きなんだけど


皮肉なもので、火の熱がないと開かない植物の種もあるの。

過酷な環境に鍛えられた自然の知恵なのかな…

焼けた野原や森にはやがて、たくさんのワイルドフラワーが咲くのです


そして今夜。
海風が気温を下げて、やっと一息つける程度になりました。

昨晩の最低気温が28度だったもん…

今夜は寝れそうですタスカッター!






              
Comments (12)
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