
ベリーズの中では、豊かな人たちだと思う。どの家にも車があり、犬を飼っている家が多い。日本とは異なって、犬たちは、番犬用で凶暴そうで激しく吠える。道に出ていることも結構あり、歩きの私にとっては、嫌な存在だ。

普通に鳥がいるが、それほど珍しい鳥ではない。


中央に近い方の高いアンテナは、BTL(電電公社)の携帯電話のアンテナです。
9時ごろ、門番のフリオさんから、電話が入る。
「家をきれいにする人が、来ているという。」フリオさんは、英語がうまいが、日頃使っている言葉だけだ・・・。彼の説明では良くわからなかった。この前、修繕を頼んで、まだ、直ってないところもある。一応OKして、この住宅群のマネージャーのエルベルトさんに電話して聞いた。
ゴキブリ駆除の薬をまくという。
これは、今までも別の国で経験がある。(そういうことは、前もって言ってよね。)
エルベルトさんは、スプレーを床に撒くだけ・・・。無臭だから、そこにいても問題ない。すぐに済むという。
ちょっとあわてて、その辺を片付ける。別の国では、前もって、ちゃんと連絡が来て、半日ぐらい家を空けた。ともかくその辺をあわてて片付ける。
床に撒くだけというので、床のものを上げた。
すぐに、黒人の青年がやってきた。一メートルぐらいの細い管のついた農薬を撒くような小さなボンベを下げて、きた。この辺では、あんまり見ない真っ黒な青年で、服装も割りときちんとして感じもよかった。
「クローゼット(戸棚)の中は、まかない。匂いもないから、心配ない。一階と2階を撒く。一階は絶対撒かなくてはいけないけど、2階は、嫌だったらやめても良い。」といわれた。
海外のこういうのは、めちゃくちゃ強いことがある。私は、こういうのは嫌いなんだけど、やらないと、我が家に集中しちゃうこともあるので、2階もやってもらうことにする。
彼は、マスクも手袋もしていない。私は、一緒には、いないようにした。
2階から、初めて、1階へ・・・。
一階の最後の部分でちょっと見たら、かなり高いところの壁にも撒いているし、壁から1メートルくらい離れたところから、散布している。
エルベルトさんの話から、想像していたのは、床に液を撒いてその上をゴキブリが、歩いたら、死ぬタイプ。
今日は、床掃除しなくてはならない日なのにどうしたらいいのか?と思って、聞いたら、床には、散布していない。床から30センチ~50センチの壁に散布している。だから、床を掃除しても全然問題ないという。エルベルトさんの話とぜんぜん違うじゃないか?この液は、水で洗い流さない限り3ヶ月以上効果があるという。
我が家が済んで隣へ行った。ガレージをやってもらっていないことに気がついて、ガレージのドアを開けて、追いかけていったら、もう一人の守衛さんのパチョさんと隣に入るところだった。ガレージもやってと頼むと快く戻ってきてくれた。
外で、彼が散布しているのを見たら、手をいっぱい伸ばしてノズル上げて散布している。彼の頭の上から、細かい霧が、かかっているのではないか!彼は、霧状の薬剤を一杯吸い込んでるのではないか?
パチョさんと、外で話した。これは、ゴキブリ、あり、それにゲッコウなどの駆除のためで、とてもよく効くといっていた。しばらくは外にいたほうがいいといわれた。
エルベルトさんも撒きに来た青年も「そこにいて良い。」と言ったけど、良い訳ないよね。駆虫剤だものね。まともなのはペチョさんだけだ。ガレージをやってもらってもらうことにしてよかった。そうでなきゃ、私は、あのまま家にいた。
床の散布でなかった。ということは、シーツの上とか、台所のカウンターとかも全部かかった可能性がある。
見てなかったからはっきりはいえないけど・・・。私は、気管がとても敏感で、ほかの人がなんともなくても咳き込んだりするから、離れてた。そこらじゅう(タオルの上とか、調理道具の上とか)、薬剤の霧が、かかった可能せいがある・・・今更、どうしようもない。もうちょっと正確な情報を事前にほしいよね。
この青年に、「体に悪いんじゃない?」といおうかと思って、言えなかった。それしか仕事がなかったら、そんなことはいわないほうがいいのかもしれない・・・。でも、体に悪いんだったら、それは、大問題だよ。このごろは、良いマスクがあるから、少なくてもマスクぐらいはあげてほしいよ。でも、ここには、ないだろうし、あっても高いんだろう。
発展途上国は、こういうところが、ずさんなんだよね。彼は、知らないけど、彼の健康を蝕んでいるんじゃないんだろうか?心が痛む。
この青年は、このあたりではあんまり見かけない真っ黒な黒人だった。やっぱり黒人のほうが、こういう仕事につかされるのだろうか?
人々が、みんな健やかに暮らせる世界になってほしいと心から願っているけど、まだまだ遠いと思う。
19日(土)、散歩の途中で
ポリスステーションで曲がって、橋の建設現場まで行く住宅街。大音響で音楽をかけている家があった。
階段と家の横の木の陰で、楽しんでいるらしかった。
「写真とって!」とこの男性に言われた。
この女性の誕生日らしい。年配の女性は、この女性のお母さん。
デジタルカメラの液晶画面に写った写真を見せると、喜んでくれた。
もう一人、階段の所に若い女性がいて、お誕生日の女性の妹らしい。この人にも写真に入るように勧めたけど、入らなかった。
この写真、現像してプレゼントするつもりだけど、この人たちには、言わなかった。何かの都合で、できなくなった時がっかりさせるのは嫌だから・・・。実は、これが私の、趣味なんだけどね。
発展途上国では、その人の写真は、一生で数枚という人も多い。そういう貴重な写真を撮れるのは、マイ・プレジャー(my pleasure;私の喜び)。
若い女性は思った思うよ「写真とってどうするの?(人のカメラで)」でも、人生には、予期せぬことは、いろいろ起こる。こういう予期せぬことは、楽しいよね。
物音に気がついたら、隣の空き地の柵の草を刈っていた。
道の横に水路があって、その向こうに柵がある。その柵に両側から植物が、びっしり生い茂っている。
水路の中にも一杯植物が、茂っていて、それが私たちが留守中に刈られて、道路の端に積まれたままになっていた。どうやって刈ったんだろうと思っていた。
完全な人力・・・金属の長いあんまり切れない棒状の物で、ぶった切って行く。
アフリカでは、スラッシュとかバンガとか呼ばれていたような気がする。ここではなんと呼ばれているのか、まだ知らない。
(追記 ここでは、マチェテ:Macheteと呼ぶらしい。スペイン語のような気がする。守衛さんは、英語でもマチェテだという。(????) そういえば、カトラーと呼んでいた国もあった。守衛さんに聞いたら、この国では、バンガともスラッシュともカトラーとも呼ばないそうだ。)
暑いし・・・力で、ぶった切っていくから、ものすごく重労働だろうと思う。
昨日の8時ごろから、お昼までで、柵の外側からと内側からと2人で、100メートルぐらい。
今日は、残りをやっていた。
水路に、板を渡してその上に乗って刈って行く。成る程ね。足場が悪いから、体に負担がかかるだろう。これは、誰が、お金を出しているのか?公共の掃除の一部だろうか?そうだとしたら、人の敷地内に入って、刈るのは、ちょっとおかしいし・・・。ベリーズには、よくわからないことが多い。
(追記 この掃除は、隣の敷地を買った人が、契約で、人に頼んで刈ってもらっているのだそうです。8/27)
この刈った草を、どうするんだろう?水に浸かった長い葉っぱを上げていくのは、私はやりたくない仕事です。道具とかあるんだろうか?またレポートします。
ベリーズ・シティの中心で、あちこち掘り返して、あちこち通行止めにしていた道路工事が、一段落したというので、町の中心にある市場に連れて行ってもらった。
長距離バスのバス停のすぐ横が、市場になっている。生鮮食品、主に野菜を売っている。土曜日には、市場の外の道路に、あちこちから集まった人たちが、簡単な店を出すので、特に、色々なものがそろう。
人が多くて、活気がある。かなり泥臭い・・・雰囲気。ぜひ写真に撮りたいが、誰も写真なんか撮るっていない・・・デジタルカメラなんか出したら、とっても目立つので、我慢している。
せっかく行ったのにあんまり上手に買えなかった。
陳列されている、野菜は、値段がまったく書いてない。一々聞かなくてはならない。値段は、1ポンド単位。1ポンドは≒450グラムなんだけど・・・。お店の人に品物をさして、「一ポンドください。」といってもいいけど・・・せっかく来たのだから、自分で選んびたい。ほしいだけ選んで渡すのだが、スーパーで、パックに入って物をいつも買っているので、いくつぐらいで1ポンドなのか見当もつかない。
ほしいものを選んで、渡すと、つり秤のかごに入れて計ってくれる。計算機もないから、中途半端だと、いつも切り上げされる感じ・・・
私は、結構環境のことを気にしているので、ごみはすべて埋めているこの国では、少しでもごみを減らしたい。この前買った買い物籠をもっていたったが、なんだか目立ったし、もち手が、手に食い込んで痛いし・・・。野菜、果物は重いし・・・結局買いたい物を買えず、高く取られたように感じ、気分悪かった。やっと市場で、買い物できたのに・・・。
財布も小型のものに代えて、小額紙幣を持って出かけたのに、隣では、夫が、りんごを買って50ドル札出しているし・・・
菜っ葉物など、中国系の野菜を売っている人が、どこなのかわからなかったし(前回は、たまたま見つかった。今回は、そこにはいなかった。)・・・成果が低い買い物でした。
どんなことをするにも、慣れるまでは、ギクシャクしなくてはならない。やれやれ。
町に行く用があって、久しぶりに電話してタクシーにきてもらった。乗ってしばらくしたら、そのタクシーが、止まって、道端に立っていた人(たぶんバスを待っていた)を拾った。知り合いらしい。
ベリーズのタクシーは、客を乗せているときに別の人を拾ったり、私が呼んだのに、誰かを乗せて来るなんて事が、割とよくある。別の客であるときもあるし、知り合いの人間である時もある。
その女性が、私に「あなた、お母さん?」って聞いた。わたしが、「そうだよ。」って答えると「ハッピー、マザーズ・ディ!」って言う。5月10日が本当の母の日で、慣習上、次の日曜日に祝うのだという。母の日は、国によって、違う日に祝うことがあることは知っていた・・・。
ウィキペディアをみてみると面白い説明だった。母の日(ウィキペディア)
それに、私にとっては、自分のお母さんに感謝する日が、母の日なのに、関係ない人から、「ハッピィ、マザーズデイ:Happy Mother's day!母の日おめでとう。)とか言われたら、なんか妙な気がする。前にいた国でも、言われた。
日本の携帯は、ガラパゴス化といわれているけど・・・携帯だけでなく、いろんな時に「あれっ、ちがうじゃん!」って思うことがある。
今日は、夫の用事があって、農業祭に行った。
ベリーズは、ハリケーンの被害の影響で、ベリーズ・シティから首都をベルモパンに移した。
農業祭は、ベルモパンで開催された。たぶん、この国で有数の大きなイベントだと思う。「百聞は、一見にしかず」だと思うので、このブログは、写真も重要に扱っている。まあ、写真見てください。でも、その場にいてもよくわからないことはある。
駐車料金は、BZ$5(≒US$2.5)、入場料は、大人BZ$5。入場料の徴収の仕方、入場者の管理の仕方などを見ても、not organaze(うまく運営されていない。)とは、思わないのだが、中に入ってみても、地図もないし、案内もないし、展示されているものも、脈絡もなく、なんだかよくわからない。
携帯電話の会社デジセル(Degi cell)とスマート(smart)がすごい勢いがあると感じた。
どこでもスマートホンの勢いは、すごいのだろう。
仮設遊園地もできていた。
食べ物や飲み物もたくさん販売していた。ベリーズでこういう時必ず登場するのが、BBQ (バーベキュー)それもチキンが多い。ドラム缶を半分に切って作ったバーベキューコンロで炭で焼く。
農業祭なのになぜか、雑貨屋。向かって左端にあるのは、へちまたわし・・・・発展途上国にいくと良く見かけるのです。「しまったなぁ。」一つ買って来るべきだった。
店を出さず、この人のように売り歩く人も多い。写真右に見える白いバンは、警察の車。日産の車ですね。アメリカ国旗のシールがはってあることから、たぶんアメリカからの寄付でしょう。
ベリーズでは、一般車両は、白のナンバープレイト、青は、ガバメント(government:政府)、緑がタクシーです。
ベリーズの自転車には、荷台がなく、改良して前にリヤカーのようなものをつけてある。この売り物は、バナナチップス(食用バナナを薄く切ってあげたもの)
ベリーズの農業祭に来ることができる日本人は、ごく限られているだろうから・・・こうして、写真で、日本にいる人に見てもらえるのはいいと思うけど・・・物を伝えるというのは、文章でも写真でも、なかなか難しいものです。
私は、そこにいるのに・・・ようわからんのです。・・・ベリーズは、不可解な国です。
2013年4月28日(日)グアナカステ公園での一コマ
中コースの中ほどに、川に張り出したデッキがあって、そこから、川が合流するところを見ていた。手前の川対岸には、家族連れが来ており、お母さんらしい人が、洗濯していた。
その上のほうの道を馬がやってきた。写真↑
川まで降りてきた。何をするんだろうか?お昼寝?
馬の運動?
結構深い。馬を泳がせる気か?
「ラスタ」ではないかと思った。公園の人に聞いたら、「ガリフナ」って・・・。私には、まだ、ガリフナというのがよくわからない・・・
今でも馬とともに生活している人がいる。
16日にアップ。写真を整理していたら、この写真が出てきた。私は、こういう雑雑とした写真が、好きなのです。カメラが代わって使い方が良くわからず、暗い室内でちょっと手振れ気味ですが、没にしたくない写真でした。
写真の説明
1週間ぐらい前から、台所の流しの流れが悪く、何度も直してくれるように頼んでいた。一旦いつも来る2人が、見てくれたが、その人たちの手に負えないので、外部から、配管工事の人を連れてくるといっていたが、何度もすっぽかされた。詰まっている場所が、流しの下ではなく、かなり遠いらしい。
この日の午前に、前触れもなくやってきた。
本当に働いたのは、座っている人だけ。この機械がなかなかの優れ物。この機械から、巻いた針金のホース状のものが出て、回転しながら、進んでいく。30フィート(10m)もあるという。
油が詰まっていたといっていた。横で見ていたら、かなり強力などぶの匂いがした。機械を逆回転して、ホース上のものを巻き取る。座っている人のひざの上を、ものすごく臭くて汚れたホース状のものが、通る。そして、その汚れたホース状のものが、機械の中に収められていく。
(ちょちょっと待ってよ。)思わず、貴重な古タオルを差し出す。(たぶん貴重な機械だろうに・・・そんな汚れたまま、巻き取ってどうするの!)
(あなたのジーンズも、よごれるじゃない!とんでもなく臭いし!)
軽く「サンキュー」。こっちの人は、何事も、あんまり気にしないのでしょうね。
働いてなかったあんちゃんが、「冷えた水らえる?」
我が家は、お茶にして冷やしてあるので、冷たい水はない。それでsoda(コーラやファンタ)を渡した。
心の中で、(こらっ)て思ったけど、冷たい水がないのは、我が家の都合だから仕方ないし、なんだか、憎めない人たちだった。