ベリーズには、ブルー・ホールが2つある。一つは、有名な海の中のブルー・ホール。もう一つは、ブルー・ホールと呼ばれる湖みたいなものがある自然公園。
今回私たちが、行ったのは、後者、しかも3回目。我が家から車で1時間15分。
この公園は、オドボーン・ソサエティ(Audubon Society;世界的に有名な野鳥保護の団体)が、管理している。この公園は、ハミングバードハイウエイ沿いに2か所入口があり、今回は行ったのは、手前の入り口。この近くに洞窟があり、洞窟探検ができる。もう一つの入り口から入ると、ブルーホールと呼ばれる水のたまった場所があって、そこで泳げる。こちらの入り口から、もう一方の入り口へ行く散策路もある。
ビジターズ・センターに行ってお金を払う。一人US$4と言われたけど、「リジデンス(居住者)なんだけど・・・」って言ったら、じゃあ、ベリーズ人の値段でいいよって言ってくれた。一人US$1。助かるわ。
ここで、一応の説明を受ける。オットが"We've been here before."「前に来たことがあるよ。」って言っちゃったので、説明は無し。私は、用心深いので、もう一度注意は聞いときたかったんだけどね。ここで、管理人さんの携帯電話番号を教えてもらって、自分の携帯に入れて、一度試しにかけておく。こうすれば、管理人さんの携帯にこっちの携帯番号が入るしね。携帯の電波の届く公園では、これは、とてもいい方法。ガイド付きで行った方が勿論いけど・・・オットは、自分たちだけでぶらっと行くのがが好きなんだよね。
といっても私たちは、順路から外れるわけでもない。オットは、方向感覚が良い。だから絶対大丈夫なんだけど、私は、超チキン(臆病者)。それに、発展途上国では、何が起こるかわからない。
ブルー・ホールに行くというから、水着を下に着てきたのに、ケイブ(cave;洞窟)に行く気らしい。(それならそうと言ってくれればいいものを・・・ぶつぶつ)
上の案内板で、今日のコースを説明すると・・・画面下中央向かって右よりに小屋の絵が2つあるところが、現在位置。黄色い実線の道を歩き。火が燃えているようなマーク(St Herman's洞窟)へ行って、黄色の2本線の道をもどってくる。
ここでも手書きの案内板
ローランドから、行って、洞窟につき、帰りは、ハイランドから帰ってくるのが良いらしい。合計1時間のトレイル。私たちには、手ごろ。前回来た時は、この道で、結構珍しい鳥たちを見た。
それと、写真を撮るのに夢中になって蟻の巣の上に立ってしまったらしくて、えらい目にあった。
今回は、足元注意!↓これが蟻の巣。ビーチサンダルに短パンで歩いている人もいる。本当に白人の人たちにはびっくりさせられるよ。私たちは、いつも靴下をはいて運動靴履いてるけど、それでもこの前は、かなり刺されたからね。あの人たちは、どうやって対処しているのだろう、不思議!
なかなか、面白い風景です。日本のハイキング好きな人は、こういうの好きじゃないかと思う。
植物も興味深い。
2枚上の写真の実が、割れたところ
↓パフ・バード(puff bird) 前回もいました。もこもこでかわいい!この鳥は、じっとしているので、撮りやすい。
パフは、膨らんだとか、お化粧のパフ(はけ)の意味だと思うけど、覚えやす名前。そのまま机の家に飾ったら、だれでもぬいぐるみだと思うだろう。
しばらく行くと、ちょっとした広場があってここから、洞窟への階段を上がってゆく
一寸下がって、洞窟。なかなか面白光景です。
何か飛んでいる。コウモリかなと思ったけど、どうもつばめらしい(今までに何度かアップしているが、日本のツバメよりはるかに小さい)。どうもこの洞窟の天井や壁面に、巣を作っているらしい。
結構神秘的な風景。いつまでたってもオットが、来ないので、さっきの広場に戻ってみたら、オットは、夢中で鳥の写真を撮っていた。この広場、色々な鳥が来るらしい。
ベンチのある広場の上にぶら下がっていた巣に戻ってくる親鳥・・・ピンボケですが、ここは、暗いし、巣が風で揺れているので・・・
ペイル-ビルド ウッドペッカー;Pale-billed Woodpecker
前回来た時、洞窟を、「こんなに真っ暗では、何の楽しみもない!」と怒っていたので、洞窟に入らないだろうとは予測していたが、洞窟までも行かないとはね。本当に益々偏屈になるオットです。(やれやれ)
この広場には、こんな標識があった。ここから、3時間のトレイルがあるらしい。おもしろそう!でも、オットは、全く興味なし! あんまり森深く入るは、不用心なので、それも良いかも・・・。日本では、考えられないけど、公園内でも盗賊に出会うことは、ありうるのです。
今後は、ハイランドと呼ばれる道を通って戻った。ここもなかなか面白い道。
トレイルに完全に道を横切って木が倒れている。公園内のトレイルといえども、きちんと管理されているわけでない。
案内板に「lawlandから行って、highlandを帰ってくると展望が良い。」って書いてあったけど、確かに!
何かの花でしょうか?展望台の近くにいっぱい落ちてた。
↓一体これはなんだろう?トレイルの真ん中に・・・・。恐る恐る近づいてみると・・・。
なんと、ハチの巣!しかも、アクティブ(蜂が一杯いるの意味)。 どうも、木の上にあった蜂の巣が、風か何かで落ちたらしい、しかもまだ最近。トレイルのど真ん中。これって、とっても危ないんじゃない?!早々に通過!
この後、バシレスクをかなり近くで見れた。ビデオに撮ったけど、写真に撮るのを忘れた。
ビジターズセンターに戻ってきた。歩きとしては物足りないお手軽コース。鳥の写真を撮りながらなら、丁度良い距離。鳥は、かなりいた。オット曰く、「ハイランドの道は、鳥の写真を撮るには、木が多すぎる。」次回は、ローランドを行って、ローランドを戻ることになりそう。(やれやれ)
駐車場にいたキツツキ。black-cheeked Woodpecker
鳥のガイドさんに会ったので、教えてもらった。ここは、10月~12月が、一番鳥は多い。でもその時期は、雨も一杯降るし、虫(蚊)もとっても多い。1月から5月ぐらいが良いらしい。今日も、蚊には悩まされた。長袖長ズボン、服の上から防虫スプレーをしているが、10匹ぐらい蚊が、私の周りについてきていた。
オットが、是非見たい鳥(Manakin)が、いるそうなんで、また来ることになりそう。