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OBU 日本ミツバチ倶楽部 :大府の丘陵に四季、花を咲かせて和蜂達と遊ぼう。

春、和蜂の大軍団飛来、感動!
夏 休み
秋、蜜を少し頂く、感謝、感謝
冬、巣箱を作って養蜂談議、自然と遊ぶ会です。

巣箱を5mほど移動

2016-03-10 20:47:01 | 巣箱の移動

果樹園の養蜂家、巣箱を移動する。

移動距離5m弱、夜、巣門を閉じて右上の棚から左下に移動する。

次の日15時頃、様子を見に来ると巣箱内で大騒ぎしていたそうです。

やむなく巣門を開くと、わんさか出てきて大騒ぎになったそうです。 

元巣へ100匹以上が来て乱舞い、1時間後には半分以下に落ち着き、90分後には殆ど治まったそうです。

翌日の朝9時ごろ見に行くと、花粉を運ぶ蜂も多く見られるが元巣との間を行ったり来たりの蜂も多い。

 

なぜ行ったり来たりするのか、

新しい場所はわかっているが元巣に匂いが残っている為に混乱しているのだろうか?

 この行動は去年、分蜂群が入居した時、数時間後に2mほど巣箱を移動するとやはり100匹ほどが

移動前のところに小さな蜂球を作っていた、これも匂いが残っていたからだろうと思う、

次の日にも数匹がウロウロしていたがやがて治まった。

今回も同様の行動のように思われて、帰れないような迷い蜂はいないと思っています。

三日後の13日、まだ数匹が行ったり来たりしているが他は、せっせと花粉を運んで平穏だ、移動問題無し。

 

  何時か、巣箱の見えない近距離移動でのミツバチの行動を見てみたいと思います。

追記

 ここの蜂場は他に4群、全て雄蓋が確認された(3/10)、3月末から4月始めの分蜂を予想しています。


200mほど巣箱を移動

2016-02-17 19:57:16 | 巣箱の移動

倶楽部メンバーからミツバチの糞害で自宅と隣家の洗濯物や家の壁面を汚しているようだと相談があった。

白い布などの対策には限界があり完全とはいきませんでした。

  移動やむなし。

 移動したい希望の場所は200mほど離れた果樹園

「200mねぇ・・・、巷では2㎞以上離して2週間以上云々とあるがどうかなぁ」

岡崎の師匠、三河の虎殿に相談

 「この時期活動が鈍いから移動したら数日外出禁止にすれば多分いいだろう」

 

お龍さん行動が早い、早速、群れの小さい方の一群を移動

数日後、巣門開放

飛び立って上空へ行けば今までの行動範囲内であることは容易に判るであろう。

さぞかし元巣へ戻ると思い、空巣箱を元巣の場所に置く

昼頃、花粉を付けて元巣へやって来たそうです、その数、2匹

夕方にはいなくなり、次の日には1匹も来なかったそうです。

 

確信を得て次の一群を移動する、これは強群で重い、男二名で車に乗せる、

畑の道は凸凹だ、慎重に行く

車から降ろして無事に着座、巣門は閉じたまま

 

数日後、お龍さんが開門

お龍さん曰く「キョロキョロしながら出てきて、そのうち時騒ぎの行動になった」

元巣への戻りを尋ねると

「10匹ほど帰っていたが夕方には1匹もいなかったし、次の日には全く来なかった」との事。

 

巷で言われていることと少し違っている気がする、なぜか?

数日閉じ込めると確認の巣覚え行動をするのではないか

その後上空へ行くといつもの覚えのある風景、

一仕事後、帰る場所は記憶の強い方へ行く、

閉じ込め日数を長く出来ればもっと精度が上がる気がする。

 

この移動は冬季のみに有効かもしれない。

活動が活発な時期でも数日間の閉じ込めが可能であれば、戻り蜂を少なくできるかもしれない。

少ない戻り蜂であればもう一度連れていけば良く、巣箱の匂いに安心していそいそと入って行くそうです。

 

20m程度の移動でいつか試してみようと思っています。

だめなら元へ戻せば良いが閉じ込めのストレスが心配、逃去されてしまうかもしれませんから。