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Turn You On  / ロバート・パーマー Jam&Lewis 

2008年09月03日 | CHIC(ナイル/バーナード/トニー)
  パワーステーションやロバート・パーマーネタでこれまでもけっこう取り上げましたが、ジャム&ルイス作のこの曲を紹介します。
リップタイド

マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

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 一般的に、この曲が注目されたのはロバート・パーマーのヒット曲としてで、パワーステーションで注目された彼が、その勢いで発表した『リップタイド』からの「Addicted To Love」(恋におぼれて)が全米1位の大ヒットとなり、次のシングルがこの「Turn You On」だったのです。これまたビルボード2位のビックヒット。この曲がヒットした86年は、ジャネットの『コントロール』からシングルヒットを連発していた時期なのですが、ロバート・パーマーは、『コントロール』のヒット前にこの曲をカバーしていましたので、ジャム&ルイスの勢いにのっかってというわけではないのです。これもパーマー自体も勢いがあるというか、先見の明があるというか。
 この曲はもともとジャム&ルイスがTabuレーベルでてがけた新人女性アーティスト、シェレールの84年のデビュー曲です。 
FRAGILE

株式会社ソニー・ミュージックレコーズ

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 私もロバート・パーマーのオリジナル曲かと思っていましたし、そう思っているリスナーも多いと思います。(この時点でカバーと認識した人は相当の通)ロバート・パーマーのバージョンは、プロデューサーがCHICのバーナード・エドワーズ、ドラムがトニー・トンプソン。ギターのナイル・ロジャースは参加していないのですが、ギターもどことなくナイルっぽくて、ソリッドでシャープな仕上がり。ジャム&ルイスの曲をシックがしているというのがまた最高にしびれるんです。(Chicとジャムルイがらみの曲はメアリー・JBでもあり!)
 シェレールの方のオリジナル・バージョンは、重厚なミネアポリス・ファンクって感じで印象がまったくちがいます。ライターも、ハリスⅢ(ジミー・ジャムの事)とテリー・ルイスでブリッジやフックがなくひたすらフレーズのリピート系というのが逆に斬新な印象も受けます。 
グリッター
マライア・キャリー,ジェームス・ハリスIII,リック・ジェームス,マイケル・クリーブランド,ラリー・ブラックモン,テリー・ルイス,DJクルー,フィリップ・ピエール,トーマス・ジェンキンス,ウォルター・アファナシエフ,ジェフリー・アトキンス
ソニーレコード

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 さらにこの曲、マライア・キャリーもカバーします。それは彼女の自伝映画『Glitter』のサントラ。このサントラは、80’s Tasteをコンセプトにしたもので、サントラも半分はジャム&ルイスが手がけるのですが、映画もサントラもいわゆる大コケ。マライアのこの失敗を機に一気に下降してしまうという、彼女にとっては思い出したくない作品のような気もします。
 それはおいといて、マライアもシェレールの原曲トラックをバックにそのまま歌います。歌唱力はマライアの方が上のように思いがちですが、この曲はジャム&ルイスがシェレールをイメージして作ったのか、シェレールのボーカルの方がフィットします。
 でさらにロバート・パーマーのと比較すると、ロバート・パーマーの方が好きです。彼のPVは「恋におぼれて」や「ターン・ユー・オン」にしても下のようなモデルをバックにしたセクシーな感じのもので、これまたいい感じなんです。



おれのフェチ心もけっこうくすぐられたりもして。こんなセクシー美脚が歩いていたらついていってしまう。



なんかやらしくなったので終わります。


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