パワーステーション、いまや伝説のユニット。もともと80’Sの代表格デュラン・デュランのメンバー、ジョン・テイラー(ベース)とアンディ・テーラー(ギター)の欲求によりできたユニット。彼らに、CHICのバーナード・エドワーズ(ベース、プロデュース)とトニー・トンプソン(ドラム)。そしてボーカルに(当時は知る人ぞ知る的な)ロバート・パーマーを加えた5人組。
だいたいこの5人はジャンル的にもぜんぜん違う人たちだし、年齢もバラバラ。20代でアイドル的なデュランの2人に対し、最年長のロバート・パーマーは、当時30代も後半。バーナードとトニーも30代前半とバラバラ。これらをまとめあげたのがデュランのジョン・テイラーだったそうです。
ロバート・パーマーはジョンが個人的に憧れていたという存在で、彼との出会いをきっかけにこのプロジェクトの輪郭が出来上がったみたいです。 CHICのナイル・ロジャースはデュラン・デュランとのからみがあり『リフレックス』(リミックス)は全米1位のビックヒットにもなっています。そのつながりで同僚のバーナードとトニーに声がかかったのでしょうか。 一見まとまりのないこの5人がいざアルバムを作ってみると、すごいエネルギーを持ったものが出来てしまうのです。当時人気絶頂のデュランデュランの勢いもあったにせよ、ロバート・パーマーのボーカルやルックスのポイントも高い。そしてもうひとつトニー・トンプソンのドラム。かなりエフェクトを効かせてるのですが、すごい迫力。こんなかっこいいドラム知らないです。さらにホーンセクション(トランペット、サックス)もKey。この辺はバーナード。エドワーズの手腕か。デュランの2人もミュージシャン魂全開。
このアルバムはおれのもってる中でも一番かっこいいアルバムでしょう。96年に奇跡的な再結成をしますが、やっぱこの1stが一番しびれる。このアルバムはオンリーワンのサウンドだと思います。このサウンドに刺激されたロッド・スチュワートが同じメンバーを担ぎ出してますが、やっぱ1stのかっこよさは越えれてない。(もち悪くはないですが) 翌年ロバート・パーマーがこのメンツでソロアルバムを製作した『リップタイド』(なぜかJam&Lewis作シェレールの「turn you on」もカバー)はパワステの音に近くてかっこいい。彼はこのアルバムで全米1位獲得アーティストとなり、グラミーのロック部門でも受賞。ほんとこのプロジェクト引き受けてなかったらこんな事も起きなかったのでは。
もうPOWERSTATIONの3枚目はありません。なぜならバーナード・エドワーズは、96年なんとナイルとの来日コンサートの際逝去(44歳)、ロバート・パーマーは03年9月、54歳で逝去、続いて11月にトニー・トンプソン(48歳)が逝去。まだ若すぎます。とても残念。晩年、ナイル&バーナードとは(音楽性の意見の相違もあって)疎遠になっていたそうですが(92年のCHIC再結成アルバムのドラマーとしても呼ばれてなかったし)、ナイルは彼の葬儀に出席していたと知ってうれしかったです。やっぱ本物のドラムのグルーブは最高。その事をこのアルバム聞く度に思います。
このアルバム、今でも特に夏になると、カーステでガンガンに聞いてます。窓閉めてようが、ドラムの音がズンドコ、ズンドコ、もれまくってるはず。いい年こいてヤンキーかおれは・・・
だいたいこの5人はジャンル的にもぜんぜん違う人たちだし、年齢もバラバラ。20代でアイドル的なデュランの2人に対し、最年長のロバート・パーマーは、当時30代も後半。バーナードとトニーも30代前半とバラバラ。これらをまとめあげたのがデュランのジョン・テイラーだったそうです。
ロバート・パーマーはジョンが個人的に憧れていたという存在で、彼との出会いをきっかけにこのプロジェクトの輪郭が出来上がったみたいです。 CHICのナイル・ロジャースはデュラン・デュランとのからみがあり『リフレックス』(リミックス)は全米1位のビックヒットにもなっています。そのつながりで同僚のバーナードとトニーに声がかかったのでしょうか。 一見まとまりのないこの5人がいざアルバムを作ってみると、すごいエネルギーを持ったものが出来てしまうのです。当時人気絶頂のデュランデュランの勢いもあったにせよ、ロバート・パーマーのボーカルやルックスのポイントも高い。そしてもうひとつトニー・トンプソンのドラム。かなりエフェクトを効かせてるのですが、すごい迫力。こんなかっこいいドラム知らないです。さらにホーンセクション(トランペット、サックス)もKey。この辺はバーナード。エドワーズの手腕か。デュランの2人もミュージシャン魂全開。
このアルバムはおれのもってる中でも一番かっこいいアルバムでしょう。96年に奇跡的な再結成をしますが、やっぱこの1stが一番しびれる。このアルバムはオンリーワンのサウンドだと思います。このサウンドに刺激されたロッド・スチュワートが同じメンバーを担ぎ出してますが、やっぱ1stのかっこよさは越えれてない。(もち悪くはないですが) 翌年ロバート・パーマーがこのメンツでソロアルバムを製作した『リップタイド』(なぜかJam&Lewis作シェレールの「turn you on」もカバー)はパワステの音に近くてかっこいい。彼はこのアルバムで全米1位獲得アーティストとなり、グラミーのロック部門でも受賞。ほんとこのプロジェクト引き受けてなかったらこんな事も起きなかったのでは。
もうPOWERSTATIONの3枚目はありません。なぜならバーナード・エドワーズは、96年なんとナイルとの来日コンサートの際逝去(44歳)、ロバート・パーマーは03年9月、54歳で逝去、続いて11月にトニー・トンプソン(48歳)が逝去。まだ若すぎます。とても残念。晩年、ナイル&バーナードとは(音楽性の意見の相違もあって)疎遠になっていたそうですが(92年のCHIC再結成アルバムのドラマーとしても呼ばれてなかったし)、ナイルは彼の葬儀に出席していたと知ってうれしかったです。やっぱ本物のドラムのグルーブは最高。その事をこのアルバム聞く度に思います。
このアルバム、今でも特に夏になると、カーステでガンガンに聞いてます。窓閉めてようが、ドラムの音がズンドコ、ズンドコ、もれまくってるはず。いい年こいてヤンキーかおれは・・・
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