家の固定電話が鳴る。
出たくないな~~って思う。
不愉快なセールス電話が多すぎるから・・・。
もう最初から構えて出る。
もちろん名前は名乗らない。「はい」
「○○ペイントの○○ですがお宅のポストに入れさせて頂いた自社のお便りは読んでもらえましたでしょうか?」
「えっ、??・・・。」
「きれいな黄色い封筒で、地域の皆様へと書いてある封筒です。(●^o^●)」
きっとニコニコ顔で話してるのだろうな~~って感じの 読んでるはずが当然の話し方です。
「いえ、読んでません」
ガラッと声質が変わって「え~、なんで読んでないのですか?」
「ダイレクトメールは読みませんから。」
「ダイレクトメールじゃありませんよ、今からでも読んでください」
「入ってなかったですから」 「僕が入れたのですから、間違いなく入ってるはずです」
完全に相手のペースにはまってしまった。
新手のセールスである。
「今、忙しいので」 と切ったら、すぐまたかかってきた。
すごい。 「なんできるんですか?」ときた。
つい、うんざりしてしまって「読もうが読むまいがこちらの勝手でしょう。」
と言ってしまった。
・・・もうその続きは話したくもない・・・。
先だっての帯津先生の講演会では、先生は実にたくさんの本を読んでいらっしゃる。
と感じた。
聞いたこともない筆者の 聞いたこともない本の題名が たくさん列挙された。
それが何のてらいもなくこちらの心に沁み渡る。
ああ、読んでみたい。と感じた。
そして帯津先生は、もう、人生を達観してらして、まっすぐ虚空を見つめてらして、
いつ何時どんなことに出会っても、決して動じることはないのだろうなって感じた。
今朝も太陽を浴びながら無心になりたくて、
じーっと太陽の向こうにある虚空を見つめようと努力してみたものの
不必要な雑念が入る・・・。
・・・まだまだ修行の足りない、バジルなのです。