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坂野嘉彦 只今仕事中!

Banno Yoshihiko , Work in progress!

「妹は自由奔放で家族の誰もかなわない」 マンドリン三重奏版

2009年12月21日 | 作曲
先日、桑名でおこなわれたアンサンブルフェスティバルの映像がYoutubeにアップされました。鍵盤ハーモニカ用に書かれた作品を今回マンドリン三重奏に編曲、初演の映像です。右から山下直美嬢、山下顕氏、中島裕善氏。数年前に作曲した作品ですが、
自分でも気に入っているものの一つです。尚、マンドリン三重奏版の楽譜は坂野のHP「原色坂野図鑑」からお問い合わせください。

妹は自由奔放で家族の誰もかなわない



アーツカレッジ

2009年12月13日 | 作曲
アーツカレッジ上演コースの発表会本番がおこなわれた。
段取りは以下のごとく

開演

「砂に埋もれる4台のピアノ」クラリネット坂野嘉彦

1.渡部裕樹作品「五指ゴシgoshi」
2.鹿六作品「秘すれば花」
坂野作曲による声のカノンを演奏。坂野は打楽器で参加。
3.湯地ふみ子作品「悩んでいる感じ・・・・」
秀逸なタイトルをもつこの作品で湯地さんと歌を2曲作曲。本番では鍵盤ハーモニカの伴奏で湯地さんが歌唱。
4.市岡貴子作品「いろはにほっ」
途中、「ほっ」の音による自由演技がおもしろい。舞台、パフォーマンスの人とどう音楽を作るか非常に参考になる作品だった。
5.木下いくみ作品「気まぐれ神さま。」
砂の上で女神が暴れまくるというダイナミックな作品。おもしろいけど砂っぽくて毎度咳き込む。

エンディング

ウチアゲは相変わらず楽しく二次会は各地の地ビールが楽しめるビアバーへ行き話し込みました。来年もぜひ楽しい作品を期待しています!




前夜

2009年12月12日 | 作曲
アーツカレッジの発表前夜。5人のパフォーマンスに音をつける最終チェック。
クラリネット、鍵盤ハーモニカ、各種打楽器を持ち込みテストした。
木村さんの提案で「砂に埋もれてゆく4台のピアノ」に合わせてライブ演奏を開演前におこなう事にする。段々砂の音が大きくなり演奏していても息苦しい。途中で楽器を置きうなだれるようなパフォーマンスをつけくわえる。
さあ、あとは本番だ。

砂にうまってゆく4台のピアノ

2009年12月09日 | 作曲
今週末におこなわれるアーツカレッジのために、開場の音楽を作り福永さんにとどける。30分ほどかかる音楽で、4台のピアノを想定し作曲。開場と同時に音が始まり、開演直前に終わる。4台のピアノがレイヤーミュージックの手法で音楽を演奏してゆくが、次第に砂のながれる音(サンプリング音)によりピアノの音が消えてゆき、最終的には砂の音のみになって終わるという、ある種映画的な作品になった。
いろいろ意味を含んでいるのだが、それは当日上演される作品ともかかわってくる。さて、この開演の音楽はどんな効果をもたらすのだろうか。なんとなく予想はついているのだが、実際は現場で体感してみなければわからないだろう。



ステップスリハーサル

2009年12月07日 | 作曲
風邪を引きずったままステップスのリハーサルへ。20日桑名でおこなわれる小アンサンブルフェスティバルで演奏する予定の、六重奏曲「UZU-UZU」と「妹は自由奔放で家族の誰もかなわない」のマンドリントリオ版のあわせ。
「UZU-UZU」は二度目という事もあり、かなりいい感じ。「妹」は山下夫妻と中島君に演奏をお願いした。この3人の音はどこか共通するものがあるな、と以前から思っていたのだが、あわせてみてその予想はピッタンこだったと判明。そして、まったく予期していなかった事を感じた。すなわち、マンドリンの三重奏はとても面白いという事だった。これからいろいろ試してみよう。

アーツカレッジ追い込み

2009年12月04日 | 作曲
ひまわりホールアーツカレッジ上演コース第二期の発表作品集「砂の記憶」が、13日の午後3時よりひまわりホールで上演される。いよいよ追い込み。しかし、演出の木村さんが出す指示というのは本当に面白い。水の上に油を落としたようにサーっとムードがかわる。これは舞台演出の醍醐味だなぁ。美術館の音楽でも感じたのだが、こういう人の動かし方というモードが自分にはないのでことさら面白く感じる。
面白い作品がいっぱいあるのでお時間ある方はぜひどうぞ。坂野も舞台に登場します。

聴覚的生活の方法の初演

2009年11月29日 | 作曲
電車に揺られて浜松へ。聴覚的生活の方法の初演を聞きにいく。彼らが参加しているネオナートマンドリンアンサンブルの定期演奏会の中で演奏されるのだ。初演は程よい緊張感の中で大成功でした。今後、山下夫妻により、いろんな場所で演奏する予定なので、楽しみ。とりあえず12月20日に三重で行われる小アンサンブルフェスティバルで再演が決定しております。さて、会場で以前浜松の「街路の音楽」でご一緒した、音頭ミュージシャンのえんさんや、バッカスの金勝さんに声をかけられ楽しいひと時。とくにえんさんはチラシで僕の名前を見つけてわざわざ出かけてきてくれたらしく、感激の再会となりました。山下さんからウチアゲに誘われるが、帰ってやらねばならない事があるため参加を断念。残念無念。帰りの電車の中で五木寛之「親鸞」を読了。意外にもエンターテイメントなのでびっくり。

ウチアゲ

2009年11月27日 | 作曲
愛知学院大学マンドリンクラブの定期演奏会の打ち上げに行く。もう十年近くこのマンドリンクラブに行っているが、打ち上げに行くのは初めて。ちょっと勝手がわからずにウロウロしてしまうが、久しぶりに学生さんと過ごす宴席は本当に楽しかった。思えば、なにかっつーとウチアゲしている我々と、年に一回の定期演奏会の後のウチアゲではウチアゲル意気込みが違う。というわけで、愛知学院大学マンドリンクラブの皆さん、OBの皆さん、中垣先生、ありがとうございました。また坂野はビールを飲みに行きます。

いまさらながら

2009年11月26日 | 作曲
今年もはじまりました。アーツカレッジのお知らせです。
演出の木村さん、美術の福永さんと楽しく作品をつくります。というか、作ってもらいます。坂野もその場で作曲したり、作曲した作品を参加者の皆さんと演奏しようと思っています。

パンフレットより転載

2008年より新たに開講した「ひまわりホール・アーツカレッジ」上演コース。
昨年はカフカの原作をもとにした「私の気がかり」をオブジェと朗読で上演しました。
今年はオブジェクトパフォーマンスシアターが初期に上演した「砂の記憶」です。ひまわりホールいっぱいに本物の砂山を作り、皆さんのプライベートドラマを展開します。
 ■上演作品 福永朝子作 「砂の記憶」
 ■講師 木村繁(演出家)、福永朝子(人形・舞台美術家)
       坂野嘉彦(作曲家/ライブ演奏出演)
 ■会場: 損保ジャパン人形劇場ひまわりホール


聴覚的生活の方法リハーサル

2009年11月23日 | 作曲
浜松の山下あきらさん、直美さんからの委嘱をうけたマンドリン二重奏曲「聴覚的生活の方法」の初演が29日におこなわれるのだが、本日はそのリハーサルを坂野の仕事場でおこなう。いろいろと細かい部分を修正したり、説明したりと充実のリハーサルでした。曲は5曲からできている組曲で二人の生活を感じさせる作品を書きたいと思い、それぞれ「犬のように」「雲のように」「鳥のように」「夜の帳のように」「私たちのように」というタイトルをつける。初演が楽しみ。
リハーサルが終わりご夫妻を「座わ」へご案内。地酒を飲み明かす。