ばらくてブログ――おうたのかいオブさんのおおばらブログ――

おうたのかい作曲・歌唱担当オブさんが、日々のあれこれをてきとうに綴る、まとまりもとりとめもないいかがわ日記

「汽水域」内容紹介その3

2009-04-16 09:07:47 | Weblog

 新潟高教組教研文芸・オピニオン誌「汽水域」の宣伝シリーズ第3回は、新高教のみならず新潟県でも屈指の俳人・阿部吉友さんの俳句16句「ハナ・トゥル・セッ」です。
 阿部さんは、新潟県高等学校文化連盟の文芸専門部で長い間俳句部門の選者を務めている俳人で、俳句結社に所属し句作を続けている方です。今回、「汽水域」創刊にあたって、編集委員をお願いするとともに俳句作品の寄稿をお願いしたところ、快く16句をお送りいただきました。
 「ハナ・トゥル・セッ」とは韓国語で「ひとつ、ふたつ、みっつ」の意で、写真を撮る時の掛け声としても使われます。家族との韓国旅行での印象を詠んだ6句のほか、亡くなった父親への思いを詠んだ句、高校生文芸部員たちと佐潟へ吟行した時の句などが載っています。俳句は、わずか3句、五・七・五だけの、すべてを語りきらない表現形式ですが、研ぎ澄まされ精選されたことばとことばとの間に潜む深い思いが、にじむように伝わる作品ばかりです。


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