ばらくてブログ――おうたのかいオブさんのおおばらブログ――

おうたのかい作曲・歌唱担当オブさんが、日々のあれこれをてきとうに綴る、まとまりもとりとめもないいかがわ日記

離任する毎日新聞新潟支局の東海林支局長にお酒をお届けしました。

2019-04-22 13:05:36 | Weblog

 毎日新聞新潟支局 の 東海林智支局長が、2年半の新潟生活を終えて東京に戻ることになりました。
 東海林さんは労働問題報道の第一人者で、新聞社労組の中央組織である新聞労連の元委員長。働くことに関するすぐれた著書もあります。新潟でも、全港湾や労働組合横断的な集まりである雇用アクションなどでご講演くださったりしていました。また、労働問題に関するスタンディング行動や集会などでは、支局長自ら取材に当たったりしていました(これってけっこう珍しいというかすごいことなんですよ)。
 東海林さんが新潟にいらっしゃることに私が気づいたのは比較的最近で(全港湾新潟は異動半月後には講演依頼をしてきたそうです。さすが全港湾)、新潟高教組でもぜひ労働問題やブラック労働などについてお話しいただきたかったのですが、残念ながら支局長在任中はかないませんでした。ありがたいことに、「呼ばれればいつでも来ますよ」と快くおっしゃってくださっていますので、ぜひ機会を作ってお呼びしたいと思います(新潟高教組・吉田裕史委員長よろしくお願いします)。
 というわけで、昨日は支局にお邪魔し、ご栄転祝いの酒をお届けに上がりました。舌の肥えた(たぶん)ジャーナリストの皆さんにご納得いただけるよう、それなりの酒を差し上げました。「#根知男山 山廃純米吟醸」。これは、私も、また、私の酒の師匠である大学時代の大先輩(⇦利き酒師)もお気に入りの酒です。喜んでいただけるとよいのですが。



 訪問の際は、支局の記者の皆さんもご紹介いただきました。皆さんお若くフレッシュな方々ばかり。ご本人たちのご努力やセンスに加え、東海林さんのご指導により、素晴らしい記事をお書きになっています(県教育庁高校教育課の障害者枠採用職員の過労死事件の追及や、先日の統一自治体選挙前半戦の取材・総括はたいへん見事なものでした。もちろんそのほかの記事も)。掛け値なしに、東京紙のなかでは一番優れた新潟版記事を作っています。東海林さんがいなくなっても、きっとよい記事を書き続けてくださることでしょう。
 東海林さんは東京へ帰りますが、これからも、地道に働く労働者や社会的に厳しく不遇な立場に追い込まれている人々のために健筆を振るってくださると確信しています。短い間でしたが、本当にありがとうございました。
【追記】東海林さんの名字は「とうかいりん」と読むわけですが、私の親父がかつて東海林太郎の歌を好んで歌ってたりした関係で、つい「しょうじ」と読んでしまいます。無意識のうちに東海林さんを「しょうじさん」とお呼びしちゃったりしていないか、ちょっと心配です(^_^;)。