番朝FU

The Ban Dynasty FU

【香港:娯楽】ミスアジア・ページェント2005

2005-09-30 16:02:05 | 【香港:衛生】
 香港のテレビ局・ATV(アジアテレビ)が主催するミスコン「亞洲小姐競選(ミスアジアコンテスト)」が今年も開催中。10月4日に決勝が行われる。

 同じ香港のテレビ局のTVBでは「ミス香港コンテスト」を毎年やっているが、対するこちらの「ミスアジア」のコンセプトは、「アジアンビューティーを選ぶ」なので、参加資格は香港人女性や華僑に限らない。

30日、入選した候補者達は沙田にある神社・車公廟をお参りした。一部の候補者は宗教上の問題があったがテレビ局の命令で神社に足を踏み入れて拝んだ。




■韓国代表のHong In Yongさん:一番人気


候補番号2番と13番は病欠のため16名だけが参加した。沙田の車公廟でお参りし、御神籤をひいて吉凶を占うというイベント。「吉」を引いたのは1番、10番、15番、17番。「凶」がでたのは4番、11番、12番、16番。

16番の日本代表・富田幸江さんは、「凶がでたのは嫌な感じだけど、とにかくがんばります」とコメント。

■日本代表・富田幸江(とみた さちえ)さん(16番)


同じく凶が出た12番の上海代表・康嫡さんは、自分のパフォーマンスがいまいちだからだろう、と冷静なコメント。

 今年の注目は5番の韓国代表・洪仁穎さん。彼女はクリスチャンなので、占いなんて信じないわと笑い飛ばした。

 8番のウズベキスタン代表と14番のカザフスタン代表は道教を認めず、14番は洗礼を受けている身で、御神籤をひくことは問題にしないが、内容は言わないと公言した。
 8番は中国のお寺って面白いと述べたが、実家の近くにはお寺がないから、仏教徒にはならないと述べた。

*2005年度入選18名のリスト(写真入り)

http://www.missasia.com.hk/profiles01.html

【香港:娯楽】10/1国慶節花火ショーは午後9時より

2005-09-30 15:38:22 | 【香港:娯楽】
 明日10月1日、香港のビクトリア湾で行われる中国・国慶節を祝う花火大会は午後9時より開催される。警察当局はビクトリア湾の両岸に30~40万人の市民が集まって花火を鑑賞すると予測している。一帯には交通規制が敷かれる。



 香港島では午後7時よりワンチャイ北部からクイーンズピアまでの道路が通行止めになる。路線バスはルートが変わるので注意。
九龍側ではホンハムバイパスからソールスベリロードの一部にかけて通行止め。路線バスも午後7時より経路が変更になる。7時以降はソールスベリロード全線、婦負ザンロード、カントンロード、カウルンパークパスも次々と通行止め。

<RTHK2005-09-30 HKT11:39>

【香港:政治】10/2民主党結党11周年イベントはサイクリング

2005-09-30 10:45:46 | 【香港:政治】
10日2日は香港の政党・民主党の結党11周年記念日。この「誕生日」をどうやって祝うかと検討した結果、党員たちは「郊外でサイクリングレース」をやろうということになった。運動すれば健康にいいからという理由。しかし多くの香港人はチャリンコをこげないので、練習やらヘルプやらいろいろ手配が必要とか。

コースはおそらくニューテリトリーで、沙田から大埔のタイメイトック(大尾篤)まで行くことになるらしいと噂されたが、同党の陳竟明・副党首は、遠すぎて無茶だ、沙田の近くの沙田競馬場あたりでグルグル回る程度にしておこう、と述べた。

【マカオ:社会】名前間違られ勝手に不動産差し押さえ競売された香港人

2005-09-30 10:18:26 | 【マカオ:社会】
 香港新聞社がおととい報道した「一年前の事件」。

 香港人の「黄坤」(ウォン・クヮン)さんは驚愕した。「Σ(゜д゜lll)ウソン なんで、俺のマンションが競売にかけられているんだ?」マカオの地方裁判所が破産者の財産差し押さえをし、ソレを競売に掛けていた。「聞いてないよぉ~」

 深センの銀行・招商銀行から金を借りた男が返済出来なくなっていた。男の名は「黄群(WANG KUAN)」広東語で読んじゃうと「ウォン・クヮン」。銀行側はマカオの地方裁判所に民事訴訟。破産者・黄群氏のマカオ内の不動産物件を差し押さえして競売することを要求していた。ところがどこでどう間違ったのか、裁判所はクヮンつながりで「黄坤(マカオの身分証の登録名だとHONG KUAN)」さんの不動産「達勝街48~52号、同安街1~1B号、および興隆街29~35号3階D室」を競売にかける手続きをしてしまったのだ。漢字名を口に出したら同音なだけで、まったく無関係の二人が間違えられた。当局は当事者の身分証ナンバーをチェックすることもせず、うっかり銀行に競売させてしまったというとんでもない事件が発生したというわけ。

 マカオの裁判所およびマカオ行政長官事務室からはいまだにお詫びの発表もない。事件発生から一年経っているが黄坤さんは「どうしていいやらさっぱりわからん」と弱り果てている。なぜかというと「競売でこの家を競り落とした新オーナーにしてみれば、なんら落ち度はなく、新オーナーが不利益を被るいわれはない」と弁護士が言うからだ。黄坤さんが新オーナーに対して訴訟を起こしても勝ち目はないだろうとのこと。

 マカオの立法會議員である呉國昌氏は、黄坤さんはマカオ地方裁判所に公開質問状を送り、裁判所からのお詫びと弁償を出させるようにし向けるしかないとアドバイスしている。

【香港:社会】法改正案でたばこ「マイルド」「ライト」表現ダメに…JTが抗議

2005-09-30 09:50:56 | 【香港:社会】
 香港の国会にあたる「立法會」では10月初旬に「2005年度喫煙(公衆衛生)修訂条項草案」を審議する。これによると、香港政府はたばこ製品のパッケージに「マイルド(mild)」とか、「ライト(light)」といった表現を禁止することになるらしい。これをうけ日本のJTは29日、遺憾を表明。この法改正案が立法会で成立すると、もともと存在した「マイルドセブン(Mild Seven)」という固有のブランド名も印刷できなくなり、大きな悪影響があると抗議する構え。

この草案は10月6日から立法会で審議される。この草案によると英語の「mild」、「light」、中国語の「醇」、「焦油含量低」など、「健康に影響が少なそう」な表現をする文字のパッケージ印刷を禁止し、市民がタバコを気軽に吸うことを防ごうというもの。
 JTの現地法人である「日煙國際(中國)有限公司」は、同社のブランドである「Mild Seven」は世界で最も売れているタバコ製品で目下ナンバー2であり、マルボロ(Marlboro)と一二を争う「ドル箱」。毎年全世界で36.5億箱が販売されているという。同社のアジア・パシフィック公共事務副主席:陳裕宗氏によると、認為,もしもこれら「ライト/マイルド/低タール」などの文字をパッケージに入れなければ、逆に消費者は知らずに高タール・ニコチンのタバコを買ってしまう危険性もあると指摘している。
 同氏はまた、「Mild Seven」は固有のブランド名であり、「マイルド」の部分を削るわけにはいかないので、このようなケースは除外するべきだとも主張。このブランドは1980年に香港で発売されて以来、すでに市民に広く知られた名称・商標であり、法改正が実施されようとも、JTとしてはマイルドセブンの名前を変えて印刷することはないときっぱり。そればかりか、法改正が成立したならば、法的手段で同社の利益保護を検討すると述べた。

政府の衛生福利及食物局スポークスマンは、個別のケースについてのコメントはしないものの、当局は今回の法改正は香港のミニ憲法である「基本法」と、商標条例違反にはあたらないことを確認していると発言した。


【香港:社会】9/29ミニバスとタクシーが公道バトル、一般車巻き込み玉突き

2005-09-29 19:03:46 | 【香港:衛生】
職業運転手がつまらぬ「意地の張り合い」で安全運転を忘れバトルし、一般道をとんでもない速度でかっとび、関係ない一般車を巻き込んでついに追突横転事故。29日未明、九龍城太子道でミニバスとタクシーが車線をお互いに譲らず無理な高速運転をして、喇沙利道の交差点に来たところ、一般車がブレーキが間に合わずに衝突。3台の玉突き事故に。この事故で2名が軽傷を負った。
ミニバスには3名の乗客がいたが無事。しかしこの恐ろしい運転に泣き叫び、「とんでもない運転手だ!」と事後カンカンになって批判している。




目撃者によると、タクシー運転手の張(54)運転する乗客のいないタクシーが午前時ごろ、太子道東をモンコック方向へ進行中、3名の乗客を乗せた後続のミニバスが、前方にいた客を拾おうとして強引にタクシーの前に割り込んだそうな。
タクシーは突然の事で急ブレーキを踏んだのだが、このことに腹を立てたタクシー運転手の張は「なめてんじゃねえぞオルア!」とブチキレ、ミニバスの後ろをつけて走行、2台は太子道をもの凄いスピードで飛ばした。タクシーはミニバスを追い越して割り込み、さっきの報復に「急ブレーキ」をかませてやった。

目撃者によると、今度はミニバスが急ブレーキを踏まされることになり、先にやったほうの、こっちの運転手の林(51)も「むかついた!あいつ勘弁できねー!(拓海風)」といい年こいて逆ギレ。追跡状態でバトルになり、ミニバスの中の3名の乗客は車内で前後左右に振り回され死の恐怖を味あわされたという。

この大人げない馬鹿中年ドライバー約2名は約1キロほどのバトルを続けたあと、2台が喇沙利道の交差点にきた時にチャンスは訪れた。「ここだあ!」とばかりに林の駆るミニバスは一気に前に出て張のタクシーの頭を押さえる形で割り込んで停止。さらにミニバスの乗客乗降口を開けてタクシー運転手に向かって怒鳴り始めた。

タクシーの張も口パクながらダーティーワードで応戦。前をミニバスにじゃまされているので左にステアリングを切ってミニバスをよけて前進しようとしたが、ミニバス運転手と舌戦していたために後続の一般車が走ってくるのに気づいていなかった…

男性ドライバーと女性が乗る一般自家用車が、正面の信号が緑になったので進んだところ、タクシーがいきなり頭をつっこんで割り込んできたのでキューブレーキを踏んだが間に合わずタクシーに激突。その勢いはすさまじく、タクシーはおろか向こう側のミニバスも巻き込まれ、あわれ三台は玉突き、自家用車は横転してめちゃめちゃにクラッシュ

一般車(追突したほう)の男性ドライバー(48)と女性乗客(34)は軽傷を追ったモノの車外へ逃げ出し無事。女性乗客の蔡さんはショックのあまり路上にへたりこんでワンワン泣きだした。死のドライブが終わったかと思いきやいきなり「ドガーーーン!!!」と突っ込まれたミニバスの3名の客も幸い無事。

■大人げない馬鹿ドライバーども(警官の左右)

【香港/北米:経済】大家楽が北米マンチュー・ウォックを買収

2005-09-23 16:56:01 | 【香港:経済】
香港のファミリーレストラン・大家楽(Café DE CORAL)グループは、北米を拠点として各地に組織を展開している「Manchu Wok」の 48.76%を株式を所有するKen Fowlerグループから株を全部買い取り、また少数の株主から2.48%の株式を買い、Manchu Wokを大家楽グループの手中に収めた。



大家楽グループはがこの買収で費やした資金は2.78億香港ドルだという。
「Manchu Wok」はカナダと米国で201店舗を展開する中華料理風ファーストフードのフランチャイズ式チェーン店。



(画像は記事と何の関係もありません)

<RTHK2005-09-23 HKT 07:03>

資料:
http://www.cafedecoral.com/web/show/show.jsp?pid=3&type1=1&cnid1=2655&rhtID1=3&gf1=1

【香港:社会】ラマ島にヘリポートと緊急用車道建設の計画

2005-09-23 16:29:34 | 【香港:社会】
香港政府は離島のラマ島(Lamma island:南丫島)の榕樹灣にヘリコプター発着場とそれに連なる緊急用車両通路を造る計画をしている。


この工事は来年4月から始められ、2007年7月完成予定。これにより臨時ヘリポートが2007年に運用中止してからも、引き続き緊急時にヘリコプターを発着させることができる。この工事により影響を受ける海域は2,527平方メートル。政府は23日付けの官報にこの計画を発表する。

この通告と図面などは工事現場にある告知板で示されるほか、香港島:ジャバロード(渣華道)333番地のノースポイント(北角)政府総合庁舎23階の「地政總署・測繪處」部門とセントラル統一碼頭道38番地の海港政府ビル20階、「離島民政事務處」で詳細資料を閲覧できる。

この工事地域、海域に利権等を持つ人は今年11月23日までに政府・地政總署署長
へ抗議書を寄せること。宛先:北角政府合署20樓 まで。

ソース:
http://hk.news.yahoo.com/050923/12/1gxmk.html

【香港:スポーツ】9/22香港からマカオまで泳いで渡った男

2005-09-23 15:22:37 | 【香港:スポーツ】
 10時間47分のタイムで41歳の男性が香港からマカオまで泳いで渡った。



 この男性、張健さんは北京体育大学の屋外スポーツ管理センター主任で、体重90キロ。8歳から水泳を学び、さる18日の中秋節に、ランタオ島の大澳にある雞翼角という所からマカオの黒沙海岸まで渡る予定だったが、台風の影響で延期していたもの。全距離35キロメートルある海を朝7時半から11時間足らずで泳ぎきった。海流の助けもあり予定より4時間も早く、午後6時13分に目的地に到着した。

 今回の遊泳にあたっては香港、マカオ、中国広東省政府の協力や多くのサポーターの助けを得て成功できたことを忘れないと述べた。

1988年、張氏は24歳のとき、9時間19分52秒で64のタイムで29.5キロある瓊州海峡を遊泳横断に成功している。その後、渤海海峡や英仏海峡(イングリッシュ海峡)を遊泳横断している。

 張さんは来年のワールドカップ終了後、台湾海峡を泳いで渡る計画をしている。成功すれば世界初の「台湾~中国間を泳いで渡った海馬男」となる。


ソース:
http://appledaily.atnext.com/template/apple/art_main.cfm?iss_id=20050923&sec_id=4104&showdate=20050923&art_id=5249959

【中国】9/2超豪華宴席で名士300名が集団食中毒:広州

2005-09-23 15:02:05 | 【中国】
 9月初旬に起きた事件だが、秘匿されておりつい最近地元ブンヤにすっぱ抜かれたニュースのため古いです。


 「生まれて45日目の子豚の丸焼き・フォアグラ添え」「赤燕の巣のハト卵添え」「カニみそたっぷりの中国蟹キャビア和え」…など豪華な料理が並ぶ、超豪華宴席。一人あたり3880元(55000円)というゴージャスナイトディナーパーティーが9 月初旬に中国・広州で行われた。「広州で過去最大の豪華宴会」と銘打ったイベントで、500名もの中国・香港の名士がドレスアップして参加したという。

 ところがお開きの後、参加した客の半数以上が食中毒の症状を起こし、吐き戻すわ下痢ぴ~でトイレにこもりっきりになるわの惨状。中国の地元メディアが参加客にインタビューしたところによれば、少なくとも300人以上が中毒したという。

 このイベントには香港の財界の名士やグルメ通など、有名人も多く参加しており、わかっているだけでもファッションデザイナーのウィリアム・タン(達智)さんも参加して食中毒をおこし、2日間下痢が停まらなかったという。全国人民代表大会の常任委員・曾憲梓の御曹司、曾智明さんも参加しているが、彼はなんともなかったそうだ。
 目下広州の衛生当局が調査に乗り出している。香港政府・衛生署も本件について情報を集めているところだと発表した。

 この宴会は「軒尼詩珍嘗真品高峰匯」というイベント名で、9月2日夜に広州の5つ星ホテル・花園酒店で行われた。食中毒が起きた後も、名士はみっともないことだと思ったのか誰も口をつぐんでおり、22日になってようやく中国のメディアがかぎつけて報道したもの。

場所はホテル内であったが料理は広州市内の9つの最高級中華レストランが調理したもので、店名はわかっているだけで利苑酒家、唐苑、中怡海港、皇家第一湯、麗晶酒家などだ。書くレストランが一品ずつ料理をだし、そのシェフ達がホテルの調理場を使って料理したという。メニューは香港のグルメ研究家、唯靈(ウィリアム・マック:本名=麥耀堂)さんが9店のシェフとのコラボレーションできめたもの。

広州の新聞「新快報」によると、その夜のメニューは
「世界の稀なる珍味」というテーマで、
「生後45日目の正真正銘の子豚」、「亜熱帯の河口だけで取れる黄油蟹」などレアもの揃い。添え物も「フランス最高級のフォアグラ」、「滋養満点の鹿肉」など。
メニューの終わりには「どれもみな類い希なる珍味で時間を掛けて熟成された素晴らしい品です」と結ばれていたそうな。

多くの参加者は宴会終了後のその夜からお腹ピ~が始まったという。中国のメディアのインタビューを受けた「Sさん(女性)」によると、宴会のあと7時間して、Sさんとご主人は共に激しい腹痛を感じ、2時間の間に「二人合わせて40回は下痢便をしました」というすさまじさだ。朝になりすぐに広東省人民病院へ駆けつけ治療を受けた。腸胃炎と診断され、病院で一晩点滴を受けたという。Sさんと同じテーブルにいた客の8割はほぼ同じ症状を起こしていた。

参加者のひとり、香港のファッションデザイナー、ウィリアム・タン(達智)さんによれば、一緒に参加した多くの香港からの友人と同様、お腹を壊し、翌日に現地の病院で手当を受けたという。

■ウィリアム・タン(達智)さん



メニューを企画したグルメ研究家のウィリアム(唯靈)氏は代理人を通じて、この事件は現在中国当局が調査中なので、現時点ではノーコメントだと発表した。同氏本人は宴会の翌日も「なんともなかった」という。

■グルメ研究家のウィリアム(唯靈)氏 (右のヒゲオヤジ)



ソース:
http://hk.news.yahoo.com/050922/12/1gwmh.html

【香港:社会】閉店のユッカデラック:一週間だけ一般開放

2005-09-22 11:54:39 | 【香港:社会】
 20日夜に閉店した老舗レストラン、「ユッカ・デ・ラック(雍雅山房)」は21日も多くの市民がつめかけ、またなじみの客からの電話を沢山うけた。このため、マスターは「一週間だけ、一般市民の皆さんにきてもらい、記念撮影などをしてください」と期限付きで開放することを決定した。



※ ということですので、まだ行ったことのない方は是非どうぞ


関連報道:
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0907&f=stockname_0907_046.shtml

【香港:社会】9/21窓からポイ捨て常習犯に公団住宅退去命令

2005-09-22 11:22:25 | 【香港:社会】
 ニューテリトリー・屯門の公団住宅・友愛団地に住む、窓からのゴミポイ捨て常習犯が、規則違反で点数減点制度の持ち点限度を超え-17点になったため、団地から退去させられることになった件で、この男は住宅問題に関する独立上訴委員会に命令の取り消しを求めて訴えていたが、21日、同委員会はこの男の訴えを却下し、当局の決定は妥当との判決を下した。




この住民:袁堅文さんは異常なほどの「ポイ捨て狂」。ゴミ捨てなどの規則違反をすると持ち点が減点され、-16点を超えると公共の賃貸住宅を強制退去させられる制度が香港にはあるが、今回の判決で、香港で同規則施行後初めての「強制退去者」となる。

袁さんはこの判決に「裁判は不公平だ。ほかにも-16点になった違反者がこれまでにいるのに、退去させられていない。なんでウチだけが!」不満を漏らしたがご近所は「あの男の迷惑行為からようやく開放されるよ」とホッとしているという。今回の当局の強硬な動きは「スケープゴート」をつくり、香港中の公団住宅住民の公衆道徳や規則遵守の意識を高めさせる目的があるとみられる。

当局はこの一家に退去を命じたが応じていない。一ヶ月後に強制封鎖が命令が下る予定。

わりと罰則執行に対して穏やかな香港政府が、今回珍しく「家は取り上げる!」と情け容赦ない判決を下したのにはわけがある。

この問題の人物、袁堅文さん(46)は一家4人で友愛団地の愛暉ビル25階の一室に済んでいるが、昨年1月に当局職員の巡視の際、ガラス瓶を3本も投げ捨てたのを目撃された。これで7点減点。さらに危険行為のため刑事事件として検挙され4ヶ月の実刑まで受けているのに、袁さんは悔い改めず、帰宅してからもさらに2度の窓からゴミポイ捨てを敢行し、これでまたー10点。トータルで-17点となって、規定の-16を超えてしまったので、退去命令が下っていたもの。

ご近所の袁堅文さんに対する御意見は厳しい。「あのオッサンはポイ捨て狂だよ~!」と批判。ご近所の話では5年前に「自転車」を窓からポイ捨て。一昨年には包丁の「砥石」を放り投げて下を歩いていた女の子にケガを負わせたこともある。ガラス瓶、ゴミ、残飯の「25階からのポイ捨て」は日常茶飯事なのだという。近隣住民からは「出て行って欲しい」という要求が多かったそうな。

袁堅文さんは裁判の際も居直って「俺より前にもマイナス16点のところがあったじゃないか。そっちは許してウチは強制執行かよ!」と当局を批判。そればかりか袁さんは「もし強制退去させるならやってみな。ウチがこないだの天水圍一家心中事件の二の舞にならないとも限らないぜ!」と凄んだそうな。

この「公団住宅の衛生に関する違反減点制度(公屋清潔扣分制)」は2003年8月、SARS問題の後社会の衛生水準を高めるために実施された。2005年8月までの約2年間で、3913世帯が違反のかどで減点処分をくらっている。
そのうちマイナス3~9点が3799世帯、マイナス10~15点が114世帯。このほかマイナス16点に達して団地からの退去を命じられた家庭が4世帯あり、唾吐きとゴミのポイ捨てで退去命令をうけて上訴した2件は「執行猶予」つきで団地に住み続けることができるという寛大な処置をもらっている。袁堅文さんの事件は3件めであり、もう1件は上訴の申請をすませ審理待ち。

「間違った戦争はやめさせるのが愛国者です」

2005-09-22 10:35:07 | 【個人】
http://www.asahi.com/international/update/0922/002.html

マミイが良いこと言った
最近の報道で一番感動した

愛国という言葉の罠を考えさせる
示唆に富んだ「母の一喝」ではないか。

贋自由の国で国賊扱いも怖れず
ずずげずけと物言える命知らずの国民こそ宝である
宝を磨こう

自分の息子がしんでなお名誉と言うしかない
六十年前の国情では宝は磨かれなかった。