【香港：社会】1/25地下鉄放火犯に終身刑

２００４年１月５日、香港の地下鉄（ＭＴＲ）の、アドミラルティ（金鐘駅）からセントラル（中環駅）へ向かう車両内でシンナーに火を付け放火した犯人、その名も嚴金鐘（６８）被告に、高等裁判所は２５日、無期懲役を言い渡した。精神鑑定を行った後、２名の分析医師の意見がわかれたため、入院観察処分は認められないとの結果になった。
　香港の終身刑の場合、将来的に減刑や特赦があったとしても、最低１０年は刑務所にはいることになる。




source:
http://hk.news.yahoo.com/060125/10/1kqdo.html

【香港：衛生】期限切れゴミ食品を売る者あれば…買って喰って胃腸炎の者あり

　香港警察は九龍・サムソイポ地区で露天販売をしていた女を摘発した。この女はゴミ漁りの老人から、ゴミとして捨てられた賞味期限の切れた食品類を二束三文で買い上げ、綺麗に拭き、格安の値段をつけて路上販売していたもの。没収された「商品」の中には、なんと賞味期限が２０００年（６年前）の醤油さえあった。
　警察当局によると、この女から買った缶詰を食べたところ胃腸炎を起こした消費者が、匿名で告発。これをうけ、警察と食環署のスタッフが調査にのりだし、女を逮捕したもの。
　逮捕された「ゴミ食品販売業」の女、玲アネゴ（玲姐）（４７歳）は警察で取り調べを受けた後保釈された。後日起訴される。

　香港の法例第１３２章「賞味期限の切れたいかなる食品も販売してはならない。違反者は罰金最高５万香港ドル、懲役６ヶ月の刑に罰せられる」とある。


　大陸のトンデモ加工食品を嗤えないの今日の香港であった



　※ときどきスーパーマーケットでもなにげに期限切れのが売ってる(´・ω・`)
　気を付けようね

【香港：社会】1/23大通旅行社が廃業

　３０年もの歴史がある大手の旅行代理店、「大通旅運」が、２３日突然「資金繰りが困難なため廃業する」と発表。多くの旅行者が既に支払ったお金約６０万ドルが戻ってこない。
　さらに、同社がエアチケットディーラーに支払うべき「ツケ」が２００万ドル溜まっているらしい。

１月２４日（火） 午後

＊２００５年度の犯罪率は４．８％
＊今日から活鶏輸入量が５万羽に
＊教師の労働量と負担軽減を研究する委員会設立


今日も寒いね(´-ω-`)

【香港：社会】1/21クラブハウスのサウナで男性のぼせ死亡

　土曜の早朝、マンションのクラブハウスにあるサウナに入った男性が、４時間後にサウナ内で倒れているのが発見された。
　４９歳のこの男性、朝7時半から香港島南部にあるマンション「海怡半島（サウスホライズン）」の住民用クラブハウスにあるサウナに入った。その後、１１時過ぎにサウナ内で意識不明となっているのを別の男性客によって発見された。救急が駆けつけたがすでに死亡していたという。

【香港：交通】1/20香港島でタクシーデモ活動：のろ々運転で渋滞予想

　香港ではタクシーが３種類あり、それぞれ色分けされてをる。
赤いタクシーは香港全域（車で入れる所なら）、緑はニューテリトリー地区のうち市街地になっていない部分（郊外）での営業専用。水色はランタオ島という地区内だけの営業。

　ところが最近、香港の議会である立法会で、緑タクシーの営業可能範囲を廣くしてやろうじゃないかという議題が出てきた。
　緑タクシーは赤タクに比べて少し料金が安いから、お客がそっちへ流れる可能性もある。特にニューテリトリー地区でありながら人口の多い「準市街地」なんかは、赤タクが客を持って行かれる可能性が高いわけだ。

　それを不満として、今日２０日の朝、赤タク二百台が「バッタ（緑タクの俗称）をあちこち拡げるな！」と抗議行動を起こす。朝９時より、香港島：チャイワン（柴灣）からノロノロ運転でデモ行進して、アドミラルティ（金鐘）まで行くそうだ。

　経由するのは盛泰道、東區バイパス、グロチェスターロード。そして金鐘北で終点。これを受け、香港島では朝７時から柴灣地区の一部の道路を交通規制している。市街地バスのうち46X番と85番、ミニバス62Aはルートが変わるので注意。

【香港：法人】1/15 香港ポスト買収さる

香港で在留日本人向けに日本語新聞を発行している「香港ポスト」が、Mikuni Co Limitedという会社に買収されたもよう。

１月１５日付けで以下のような書簡が発行されている。

http://hkpost.pasona.com.hk/system/imgfiles/gif.gif

発行者名義：Director Yoshimi Kunikazu（吉見邦一）氏。

１月２０日号より発行者がこれまでの「Hong Kong Post Co., Ltd」から「Mikuni Co Ltd」に変わるとな。


※上の画像は１／６付け香港ポスト１／６付け（No.1123)号。この発行社名が変わる。ということ。

　はたして　購読料などはそのまま引き継がれるのだろうか。

【香港：交通】1/19 KCR東鉄道：トラブル続き

18日、香港の鉄道KCRの東線で、車両に裂傷があり、ダイヤが乱れた。

１９日の朝は一時間23本の通常ダイヤから２本減らして21本になり、３分に１本の運行ペース。

このところ、KCR東鉄道はトラブルが続いている。コンピュータ制御のシステムの故障で、手動運転にした列車は、操作ミスでオーバーランや、ドア閉め忘れ移動など、危険な運転がめだった。

KCRの組合では、現在同じ会社の西鉄道からスタッフを調整して人手を東鉄道へまわしているという。修理作業は数日のうちに完了するみこみ。


http://www.mpinews.com/newsletter.cfm?newsid=200601190914gb40914w

1/19 昼

＊香港政府の廃棄物処理目標が低すぎると環境保護団体が批判。

＊KCR東鉄道：トラブル続き：車体に裂傷あり　ダイヤ本数減らしで間引き

＊長実グループ「夢幻城ふぇーず２」の建設権利取得

＊香港証券取引所：「日本と違っていくら注文が増えても取引強制停止はせず」と発表

【香港：交通】1/18 KCR東でオーバーラン

2006/01/18
香港の鉄道、KCR東鉄道で車体に裂傷が見つかったことから、マニュアル（手動）運転に切り替えたところ、人為ミスによるトラブルが相次いでいる。ダイヤが乱れた。

１８日、羅湖からチムトン（尖東）へ向かう列車が午後7時ごろ太和駅にはいったところ、正しい位置で停車できずオーバーランした。列車はバックして位置修正し、６分の遅れをだしてしまった。

このほか、同日午後1時ごろ、九龍塘駅を出発する列車がドアを閉め忘れて動きだし、車両半分ぐらい（十数メートル）動いてから停止する、という危険運転だった。

目撃者によると動き出してからホームの駅員が拡声器で「だめ！だめッ！　（　`.´;)ス（　`o´;)ト～ッ（　`３´;)・∴プゥ～　」と怒鳴り、列車を止めさせたとな。
停止してから約１分後に再出発したという。




ＫＣＲスポークスマンは、よくチェックしてから報告しますと述べるにとどまった。この運転士は現在任務を解かれて謹慎中だそうな。

１／１８ 昼

＜今日の一行香港ニュース＞

＊家庭計画会が腟リング回収

＊盆菜を２時間以内に喰いきれば食中毒なしとの呼びかけ

＊中国数学オリンピック大会で香港代表が６項目受賞


…一行だけだと、なんだかあやしげで興味深い報道に見えます

【香港：社会】1/17 税関、ニセ燕の巣製品を摘発

香港税関は１７日、ニセモノの燕の巣のサプリメント製品、しめて７５０００瓶を没収した。税関によると、これらの製品の成分には、これっぽちも「燕の巣」が入っておらず、製造コストはわずら１香港ドル程度（約１５円）だそうな。

とんでもない悪徳業者もあったもんだ。

このインチキ製品のブランドは以下の通り：

「燕山牌」
「金泰」
「寶燕」
「燕皇」
いずれも中国大陸で生産しているもの。

香港のとある問屋が仕入れ、香港のスーパーマーケットのひとつ「大昌」で買える。「燕の巣」の食感を出すために、キクラゲを使って作られているが、高級食材である本物の燕の巣は全然含まれていない。小売価格は５香港ドルかそれ以上。そうとうがっぽり儲けられるようだ。

年末になると一攫千金をもくろんだ悪徳商売が横行するので、気を付けるべし。

【香港政治】12/21選挙制度改革案は否決

香港の立法会は２１日、懸案となっている「2007/08年行政長官選挙、立法会議員選挙の方法改革案」で、政府の提出した法案を否決した。全議員（６０名）の三分の二以上の賛成票がないと通過できず、６０議席のうち二十数名の民主派議員が「全面直接選挙のスケジュールが盛り込まれていない改革案などいらない」と反対票を投じたため。

【香港：社会】12/2キャンディ、晴れて無罪

　「遺書の偽造」容疑で起訴されていたものの、民事訴訟で「この遺書は正式なもの」という最高裁の判決が出てしまったために「民事では正当なのに刑事では偽造かよ」と矛盾をかかえてしまった「キャンディちゃん遺書偽造疑惑」事件は、とうとう解決をみた。
　香港の法務省・検察庁である律政司は２日、東区裁判所へ正式にチャイナケム・グループ（華懋集團）の会長ニナ・ワン（龔如心）氏に対する告訴３件（文書偽造、偽造文書使用など）を取り下げる。

■ニナ・ワン(Nina Wang, 龔如心 gong-yusum) Wangは故夫・王氏の姓から


　最高裁判所はさる９月、ニナさんの夫が生前（行方不明になったままで、裁判所は彼の死亡を宣言した）に残した巨額の遺産を巡って、ニナさんと舅の「遺産バトル裁判」について、「ニナさん（龔如心）が王輝氏の唯一の遺産相続者」との判決を下した。これにより、ニナさんが主張してきた「ニナに全てを譲る」と書かれた遺書が正式なものであるという法的根拠を得ることになった。（これまで、その遺書はニナさんの偽造だとみられ、刑事裁判が進行中だった）。

その後当局はこの遺書を再度チェックしたものの、新しい手がかりがみつからなかったため、律政司は「民事の最高裁で、これが正しいと言われては、刑事で有罪になったら矛盾する」と考えてか、結局ニナさんに対する全ての訴訟を取り下げることになった。

【香港：社会】中国からぁゃしぃインフルエンザの予防注射並行輸入

　インフルエンザの蔓延を前に、予防接種ワクチンが香港で品薄になっているが、香港の診療所３カ所で、中国から並行輸入されたとみられるぁゃしぃ注射ワクチンが使われていることがわかった。深センからの輸入品とみられる。香港政府・衛生署が調査したところ、「Vaxigrip」なる名称の注射２７００本が発見された。1109本を回収したが、すでに１６００本ほどは使用されていた後だったそうな。

■すんげーあやしい

（写真はYahoo!香港より失敬）

　当局は、このワクチンはフランス製で、深センで注射針と組み込み、包装されて中国内地向けへ出荷されているもの。
　しかし香港への輸入は許可されていない「密輸品」になるため、おそらく輸送方法や保存方法に問題があり、温度環境などの関係で薬効は弱っている可能性があるばかりか、副作用の心配もあるとな。

衛生署はホットライン：2575-1221を設置した。１日、１８４本の問い合わせが掛かってきたという。総合すると、おそらく１０８名の市民が問題の診療所３カ所に行き、予防接種を受けたという。現在のところ体調不良を訴える人はいないもよう。

「萊佛士醫療中心」という診療所はセントラル・尖沙咀・空港内の３カ所にあるさらに「寶康醫療」のセントラル診療所でもこの問題の注射が使われていたという。
さらに屯門・寶田商場内の「健怡醫務中心」およびその他の開業医にも卸されていたという。

これは香港史上初の「未認可ワクチンが開業医によって使われた」ケースとなる。このワクチンを輸入した会社「B&J貿易公司」は薬物卸販売の免許をもっていない。当局職員が調査のために同社に踏み込んだときには、薬物やワクチンの在庫は置いてなかったそうな。

香港の法律「藥劑業及毒藥條例」によれば、未認可の薬物を輸入すると違法となり最高１０万香港ドルの罰金、２年以下の懲役となる。

さて「輸入者の違法性」とは別にこの未認可ワクチンを市民に投与した開業医が違法行為となるかどうかについては、当局では目下法律専門家の意見を伺っているという。