番朝FU

The Ban Dynasty FU

【中国:社会】11/28結婚詐欺?の香港男お風呂でいちゃつきガス爆発病院から脱走

2005-11-30 10:26:01 | 【中国】
 中国・江西で離婚した40代の女性が、香港人男性と結婚しようと新聞広告で結婚相手を募ったところ、「43歳、香港人で中華レストランのシェフをいています」という男性が釣れた。
 深センで出逢い、知り合って3日目でベッドイン…のまえに二人でシャワーを浴びていたところ、湯沸かし器のガス漏れで爆発事故が発生、二人は裸身にやけどを負った。女性のほうは全身の9割近くをやけどし意識不明の危篤状態。
 男は素っ裸でタクシーにのってイチモクサンに病院へ自分ひとりで行ったのだが、どうも身分がばれるのを怖れてか治療をうけないうちに病院から逃げ出して行方不明。深セン公安当局は彼の行方を追っている。


(写真はYahoo!香港より失敬)

 重傷で危篤状態の女性は熊(ション)さん、42歳。江西省・南昌出身。この事故で全身の9割をやけどし、顔面は酷く損傷している。深セン市第二人民醫院に収容されており、家族が29日にかけつけた。
 一方事故後に自分で病院から姿を消した自称「オーストラリア国籍の香港人」男性はシェフ「黄、(ぜんぶ自称)」、53歳。深センの入管当局の調べでは、やけどを負った男性の出境記録はないことから、この男性はまだ中国にいるものとみられている。

 消息筋によれば、熊さんは十数年前離婚。その後ひとりで15歳と18歳になる二人の子どもを育ててきた。さらに聾唖者の両親を養っている。数ヶ月前、勤めていた靴工場を解雇され生活が苦しくなったため、同郷の知り合いと一緒に深センへ出てきて仕事を探していたという。(;ω;)

 熊さんは、かつて知人が香港の新聞に「結婚相手キボン」広告を載せ、結果いい結婚ができたことを知っていたので、自分も「42歳だが、外見は28,29にしか見えない、まだまだ魅力タップリ」と期待感をもって、新聞広告を出すことにし、11/22に新聞に載った。

 その3日後、広告をみたという香港人男性から電話があり、香港と中国・深センの境界線にある羅湖地区の茶店であおうということになった。
 やってきた男性は自称「黄」、43歳でオーストラリアに移民した香港人だといって「英語のパスポート」を見せたそうな。自称広東料理のシェフであるという。パスポートをめくったところ出生年が「1952年」とあった。つまり「53歳」。熊さんが「年が違う」と聞いたところ「あ~(´゜Д゜`); 言い間違い。言い間違い。今のノーカン!ノーカン! 深い意味はないという方向で」とあわてて否定したそうな。

 28日、黄氏と熊さんは蛇口でデートすたあと、黄氏は羅湖の漁民村にあるレンタルルームに熊さんを連れて行き、一晩すごそうとした。夜十時半ごろ、ふたりで裸になって浴室でシャワーを浴びていたところ、突如爆発が発生し、火事になった。近所の住民の話によると、大きな爆発音のあと、全裸の男女がこの家から飛び出してきて、男はそのままタクシーにのって病院へいったという。近所の人の通報により、置き去りにされた女性は病院へ収容された。深セン市消防当局は通報をうけて10分後に現場に到着、消火したがこの家は火災による損傷が激しいという。ガス漏れによる爆発とみられる。

 熊さんが深セン市第二人民醫院に収容されたとき、「黄」氏もその病院にいたのだが、「ちょっとトイレへ」と言って席を外したきり戻ってこなかった。治療も受けずに病院から逃げ出したとみられる。その後、熊さんはやけどがひどく意識を失って倒れた。
 深セン公安当局は爆発事故の家を調査しており、事情をきくためこの「自称・黄」を探している。結婚をちらつかせた詐欺師である可能性もある。病院で治療を受ける際に身分を明かさなくてはならないため、ウソがばれるのを怖れて逃げ出したのではないかとみられる。



【中国】9/2超豪華宴席で名士300名が集団食中毒:広州

2005-09-23 15:02:05 | 【中国】
 9月初旬に起きた事件だが、秘匿されておりつい最近地元ブンヤにすっぱ抜かれたニュースのため古いです。


 「生まれて45日目の子豚の丸焼き・フォアグラ添え」「赤燕の巣のハト卵添え」「カニみそたっぷりの中国蟹キャビア和え」…など豪華な料理が並ぶ、超豪華宴席。一人あたり3880元(55000円)というゴージャスナイトディナーパーティーが9 月初旬に中国・広州で行われた。「広州で過去最大の豪華宴会」と銘打ったイベントで、500名もの中国・香港の名士がドレスアップして参加したという。

 ところがお開きの後、参加した客の半数以上が食中毒の症状を起こし、吐き戻すわ下痢ぴ~でトイレにこもりっきりになるわの惨状。中国の地元メディアが参加客にインタビューしたところによれば、少なくとも300人以上が中毒したという。

 このイベントには香港の財界の名士やグルメ通など、有名人も多く参加しており、わかっているだけでもファッションデザイナーのウィリアム・タン(達智)さんも参加して食中毒をおこし、2日間下痢が停まらなかったという。全国人民代表大会の常任委員・曾憲梓の御曹司、曾智明さんも参加しているが、彼はなんともなかったそうだ。
 目下広州の衛生当局が調査に乗り出している。香港政府・衛生署も本件について情報を集めているところだと発表した。

 この宴会は「軒尼詩珍嘗真品高峰匯」というイベント名で、9月2日夜に広州の5つ星ホテル・花園酒店で行われた。食中毒が起きた後も、名士はみっともないことだと思ったのか誰も口をつぐんでおり、22日になってようやく中国のメディアがかぎつけて報道したもの。

場所はホテル内であったが料理は広州市内の9つの最高級中華レストランが調理したもので、店名はわかっているだけで利苑酒家、唐苑、中怡海港、皇家第一湯、麗晶酒家などだ。書くレストランが一品ずつ料理をだし、そのシェフ達がホテルの調理場を使って料理したという。メニューは香港のグルメ研究家、唯靈(ウィリアム・マック:本名=麥耀堂)さんが9店のシェフとのコラボレーションできめたもの。

広州の新聞「新快報」によると、その夜のメニューは
「世界の稀なる珍味」というテーマで、
「生後45日目の正真正銘の子豚」、「亜熱帯の河口だけで取れる黄油蟹」などレアもの揃い。添え物も「フランス最高級のフォアグラ」、「滋養満点の鹿肉」など。
メニューの終わりには「どれもみな類い希なる珍味で時間を掛けて熟成された素晴らしい品です」と結ばれていたそうな。

多くの参加者は宴会終了後のその夜からお腹ピ~が始まったという。中国のメディアのインタビューを受けた「Sさん(女性)」によると、宴会のあと7時間して、Sさんとご主人は共に激しい腹痛を感じ、2時間の間に「二人合わせて40回は下痢便をしました」というすさまじさだ。朝になりすぐに広東省人民病院へ駆けつけ治療を受けた。腸胃炎と診断され、病院で一晩点滴を受けたという。Sさんと同じテーブルにいた客の8割はほぼ同じ症状を起こしていた。

参加者のひとり、香港のファッションデザイナー、ウィリアム・タン(達智)さんによれば、一緒に参加した多くの香港からの友人と同様、お腹を壊し、翌日に現地の病院で手当を受けたという。

■ウィリアム・タン(達智)さん



メニューを企画したグルメ研究家のウィリアム(唯靈)氏は代理人を通じて、この事件は現在中国当局が調査中なので、現時点ではノーコメントだと発表した。同氏本人は宴会の翌日も「なんともなかった」という。

■グルメ研究家のウィリアム(唯靈)氏 (右のヒゲオヤジ)



ソース:
http://hk.news.yahoo.com/050922/12/1gwmh.html

【中国:衛生】ウナギ製品全面販売禁止

2005-08-18 04:38:38 | 【中国】
中国の農産物があっちらこっちらですごいことになっているが、豚問題にくわえ、今度はウナギにも。福建、江西、安徽省などでウナギ蒲焼き製品などから発がん性のある化学物質「マカライト マラカイトグリーン(Malachite green)」が検出されたため、当局は全国でウナギ製品の回収命令を出した。運送途中、輸出の通関中、未加工の生きたウナギも例外なく販売禁止。またこのニュースを受け、香港のスーパーマーケット「ウェルカム(惠康超級市場)」では自主的にウナギ製品の販売一時中止を決定した。

 ところで広東省産のウナギ製品は香港に大量に入ってきており、それは中国全土の活ウナギの総輸出の80%を占めているそうな。広東省ではウナギ製品から「マカライト マラカイトグリーン」が検出されてはいないけれども、今回のお上の命令で、輸出は完全にストップされることになる。

 マカライト マラカイトグリーンは金魚を飼ってる人にはおなじみの薬品で、殺菌効果があり水槽の中の観賞魚を長生きさせる薬。しかし人体には発がん性を呈する「毒薬」であり、世界的にみると多くの国で食用魚にこの薬品を使うことを禁止しているそうな。中国においては2002年に食用魚へのマカライト マラカイトグリーン使用を禁じる条例が発布されている。
 香港政府当局はマカライト マラカイトグリーンが検出された製品群が香港に輸出されたかどうか中国側と連絡をとり確認中。香港側でも活ウナギおよびウナギ製品の抜き取り検査を強化するが、現時点では「回収命令」は出さないという。

アバディーン(香港仔)漁業海鮮業者組合の主席である陳富明氏によると、香港には毎日約3トンの活ウナギが輸入されており、そのほとんどが広東省からであるそうな。また香港冷凍肉水産物卸売業者組合の顧問である顔美誌氏によれば、香港に入ってくる冷凍ウナギ製品のほとんどが福建ないし広東省からのものだという。
実は香港の条例では、活魚および魚類の輸入品に対しては衛生証明や検疫などの制度がないそうで、食品に含まれてはいけない7種の禁止物質および37種の使用制限化学物質の規定はあるものの、今回問題になっているマカライト マラカイトグリーンは、香港の条例では抜き取り検査の対象になっていないそうな。

香港の地元スーパー、ウェルカムでは安全のために台湾や日本製もふくめすべてのウナギ製品(蒲焼き、切り身、ウナギ寿司など)を当面販売停止する。「パークンショップ(百佳)」では卸業者と連絡を取り合い、香港政府の指導に従うとしている。日系スーパーの「ジャスコ(吉之島)」は自主的に7月末にウナギ製品の抜き取り成分検査を行っており、結果同店で売られるウナギ製品は安全と証明されているとのこと。またこの検査でマカライト マラカイトグリーンは検出されなかったそうな。

【中国】深セン市当局押収の豚肉はオッケ~イ

2005-08-16 13:44:28 | 【中国】
 中国・広東省農業庁および衛生庁が深セン市で回収した生豚肉および冷凍豚肉からは豚連鎖球菌がされなかったと発表したと16日、新華社が伝えたそうな。
 報道によれば、先週とある食肉卸業者が自分で購入した、他省からの15頭の豚に豚連鎖球菌による感染症と疑わしき症状が見られると宝安区の検疫当局が確認、これらをすぐに押収し、またその3日後に深セン市で600キログラムの四川産の冷凍豚肉を問題ありとみて押収した。
 しかしその後専門家が検査した結果ではすべて陰性、豚連鎖球菌の感染の疑いは晴れた。深セン市内では豚肉による感染患者は見つかっていないそうな。(明報)