【香港政治】12/21選挙制度改革案は否決

香港の立法会は２１日、懸案となっている「2007/08年行政長官選挙、立法会議員選挙の方法改革案」で、政府の提出した法案を否決した。全議員（６０名）の三分の二以上の賛成票がないと通過できず、６０議席のうち二十数名の民主派議員が「全面直接選挙のスケジュールが盛り込まれていない改革案などいらない」と反対票を投じたため。

【香港：政治】立法会で一番積極的なのは「ロンゲ」梁議員

市民団体「シナジーネット（SynagyNet 新力量網絡）」の調べによると、香港の立法議会でもっとも発言が多いのは過激グループのリーダー格で、「ロンゲ（長毛）」とあだなされる梁國雄議員だそうな。

■「ロンゲ」こと梁國雄議員


　ちなみに同議会内で発言少なく質問も殆どせず、「何にもしていない」のは、2003年7月、50万人民主要求デモ騒ぎの最中に「ニヤニヤ　凸(・皿・) ファッ×ユー事件」をおこした黄宜弘議員（商界代表）とのこと。

■「ファッ×ユーおぢさん」こと黄宜弘議員



■調査結果

（画像：りんご日報より失敬）

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＊「ロンゲ」公式サイト＆ブログ
http://www.longhair.hk/
良い意味でも悪い意味でも精力的で感心する

立法会サイトの議員紹介
http://www.legco.gov.hk/general/english/members/yr04-08/lkh.htm


＊「ファッ×ユーおぢさん」の勇姿

立法会を包囲した民主運動デモ参加者に向かって
バスの中から中指を立ててニヤニヤしたため大顰蹙


いまどき自分のサイトも持っていない議員なんて…（　ิωิ）

立法会サイトの議員紹介
http://www.legco.gov.hk/general/english/members/yr04-08/wyh.htm

【香港：政治】エルシーリョン司法長官が辞任

ドナルド・ツァン行政長官は、エルシー・リョン（梁愛詩）司法長官(66歳)が本日付で辞任したことを発表した。



梁女史は、中国大陸の法曹界に顔が広く、法律関係のベテランであることから「顧問」として政府の政治制度検討委員会メンバーとして今年度末まで参加する。報酬は「形だけ」の1香港ドルになる。


また本日付けで、新長官に黄仁龍氏（41歳）を任命した。
ツァン行政長官は、「わたしが行政長官になるときの選挙で彼（黄氏）は私に投票しなかったことは今回の任命とは無関係。彼はできる男で、人格もすばらしい。私の理念と彼の考え方もよく似ている」と紹介した。また、黄氏はかつて「中央政府が憲法解釈をして香港最高裁判所の決定を覆すことに反対」するデモ行進にも参加していた。





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＜プロフィール＞

1997年７月１日より香港特別行政区の司法長官をしてきた梁愛詩女史は、香港で学び、67年に英国弁護士資格を取得。88年には香港大学で法律修士。1968年に開業弁護士として職歴をスタートさせ、政府主催の多くの委員会にも参加して公共のためにも尽力した。

2004-2005年には中国・政法大学およびイギリス・ワーウィック大学より法学名誉博士号を授与されている。また国際法律婦人協会の会長でもある。和菓子の「源吉兆庵」もお好き。

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新任の黄仁龍氏は弁護士で41歳。2003年7月～8月には香港高等裁判所原訟法庭にて臨時裁判官を勤めている。1989～1990年、1997～2002年および2003～2005年には香港弁護士協会委員会のメンバーになっており、2003～2005年には同協会の法律教育委員会会長に任命されている若手ホープ。



幼いころ家はきわめて貧しく、父親はピークトラム駅前でアイスクリーム屋台の売り子をして家族を養っていた。天気が悪いと収入にひびいたという。

黄氏は勉学に励み、優秀な成績を以って奨学金を受けて進学を続け、ついには英国ケンブリッジ大学を卒業。同校の法学学士および法学修士号をもつ。87年に英国弁護士資格を取得、同年に香港開業弁護士となる。

【香港：政治】10/2民主党結党１１周年イベントはサイクリング

10日2日は香港の政党・民主党の結党11周年記念日。この「誕生日」をどうやって祝うかと検討した結果、党員たちは「郊外でサイクリングレース」をやろうということになった。運動すれば健康にいいからという理由。しかし多くの香港人はチャリンコをこげないので、練習やらヘルプやらいろいろ手配が必要とか。

コースはおそらくニューテリトリーで、沙田から大埔のタイメイトック（大尾篤）まで行くことになるらしいと噂されたが、同党の陳竟明・副党首は、遠すぎて無茶だ、沙田の近くの沙田競馬場あたりでグルグル回る程度にしておこう、と述べた。

【香港：政治】9/16工連会が日本総領事館へデモ：軍国主義反対

　16日、工聯會のメンバー二十数名がセントラルの郵便総局前から在香港日本国総領事館までデモ行進した。日本の軍国主義復活に抗議して。
　メンバーのひとり、王國興さんは「日本の小泉首相は二重人格だ。戦時中の中国侵略に謝罪しながらも、靖国神社への参拝を辞めない。軍事力の拡大や憲法を変えようとする動き、右翼団体による教科書の改ざんを許している。」と批判した。

　また、日本がこのまま軍国主義活動を続けるなら、アジアの平和と安全が脅かされると語った。

＜RTHK2005-09-16 HKT 11:53＞番朝訳

【香港：政治】9/15支連会が中国大陸政治犯釈放もとめ提灯デモ

　中国の民主化を求める団体・「香港市民支援愛國民主運動聯合會（略称：支聯會）」のメンバー約２０名が仲秋のお祭りの提灯を手に持ち、横断幕を掲げて香港政府本部へデモ行進した。ドナルド・ツァン行政長官が中国中央政府に働きかけ、中央大陸の監獄にいる政治犯の釈放、８９年の天安門事件の徹底見直し、中央政府のブラックリストにあげられ中国入境許可証の貰えない民主派政治活動家への許可証発行などを要求した。
　一行は政府本部で陳情書を渡し、入り口の鉄門に提灯をぶら下げてから解散した。

（2005-09-15 HKT 13:50）番朝訳

【香港：政治】9/5深セン市長が来港

香港に隣接する中国大陸の経済特区・深セン市の市長：許宗衡が５日香港を訪問したる。８日までの３日間の予定。午後、代表団２０数名とともに香港政府の本部に到着、ドナルド・ツァン（曾蔭權）行政長官と会見。

【香港：社会】9/2伝統の「米配り」会場付近で老婆が転倒死

　２日早朝、九龍のチムサーチョイにある「福古廟」で、伝統行事の「縁起物」の米袋を配る「派米（パーイマイ）」儀式で、６０００人もの老人達がこれにあずかろうと行列をなして徹夜で順番待ちをしていたが、午前６時頃、行列の最後尾に並ぼうとしてか、公園の坂道をおりてきた82歳の老婆が転倒した。当初意識はあったが突然に意識不明となり、警察官らが人工呼吸を施し、救急車で公立クイーンエリザベス病院に収容されたが後に死亡した。

　海防道にずらりと並んだ行列は１日夜から始まり、今朝の「米配り」開始を待っていた。主催団体は6000パック（インディカ米５ｋｇ入り）を用意しており、２日の午前９時から「先着順」で引換券を配り、午後４時から米袋を配布する予定。

この死亡事故のほか、行列の中で５～６名が転んだり怪我をしている。主催者の「福古廟」では、こんなにも多くの人が集まるとは予想していなかったとのことで、老人達には「整理券を受け取ったら一端家に帰るように」呼びかけている。

【香港：政治】8/30立法会議員全員で広東省へ旅行

　ドナルド・ツァン行政長官は30日、来る９月２５日～２６日に香港立法会議員全員で広東省の四地区を訪問する旅行をおこなうと発表。期間中、中共中央政治局委員兼広東省省委書記の張江氏、広東省の黄華華・省長と会見も予定されている。
　今回の重点はこれまで中国へ入れなかった民主派議員１２名までも招待されていることで、中央政府の態度軟化が当然ツァン行政長官をサポートするためであるということは明らか。

香港の民主党の李永達代表は、このツアーに参加し中国入りする期間中、所謂「天安門事件」問題には触れないことを表明した。「長毛」こと梁國雄議員は「旅行中騒がない」と表明。「あちらさんが俺らに視察に来いというんだから。そこでデモやってもしょうがないだろよ」と。

一方支聯會の副会長である李卓人議員は立場上中国内地の官僚と会見出来た場合、まったく中国民主や天安門事件の責任問題について触れないわけにはいかないと発言している。