番朝FU

The Ban Dynasty FU

【中国:社会】11/28結婚詐欺?の香港男お風呂でいちゃつきガス爆発病院から脱走

2005-11-30 10:26:01 | 【中国】
 中国・江西で離婚した40代の女性が、香港人男性と結婚しようと新聞広告で結婚相手を募ったところ、「43歳、香港人で中華レストランのシェフをいています」という男性が釣れた。
 深センで出逢い、知り合って3日目でベッドイン…のまえに二人でシャワーを浴びていたところ、湯沸かし器のガス漏れで爆発事故が発生、二人は裸身にやけどを負った。女性のほうは全身の9割近くをやけどし意識不明の危篤状態。
 男は素っ裸でタクシーにのってイチモクサンに病院へ自分ひとりで行ったのだが、どうも身分がばれるのを怖れてか治療をうけないうちに病院から逃げ出して行方不明。深セン公安当局は彼の行方を追っている。


(写真はYahoo!香港より失敬)

 重傷で危篤状態の女性は熊(ション)さん、42歳。江西省・南昌出身。この事故で全身の9割をやけどし、顔面は酷く損傷している。深セン市第二人民醫院に収容されており、家族が29日にかけつけた。
 一方事故後に自分で病院から姿を消した自称「オーストラリア国籍の香港人」男性はシェフ「黄、(ぜんぶ自称)」、53歳。深センの入管当局の調べでは、やけどを負った男性の出境記録はないことから、この男性はまだ中国にいるものとみられている。

 消息筋によれば、熊さんは十数年前離婚。その後ひとりで15歳と18歳になる二人の子どもを育ててきた。さらに聾唖者の両親を養っている。数ヶ月前、勤めていた靴工場を解雇され生活が苦しくなったため、同郷の知り合いと一緒に深センへ出てきて仕事を探していたという。(;ω;)

 熊さんは、かつて知人が香港の新聞に「結婚相手キボン」広告を載せ、結果いい結婚ができたことを知っていたので、自分も「42歳だが、外見は28,29にしか見えない、まだまだ魅力タップリ」と期待感をもって、新聞広告を出すことにし、11/22に新聞に載った。

 その3日後、広告をみたという香港人男性から電話があり、香港と中国・深センの境界線にある羅湖地区の茶店であおうということになった。
 やってきた男性は自称「黄」、43歳でオーストラリアに移民した香港人だといって「英語のパスポート」を見せたそうな。自称広東料理のシェフであるという。パスポートをめくったところ出生年が「1952年」とあった。つまり「53歳」。熊さんが「年が違う」と聞いたところ「あ~(´゜Д゜`); 言い間違い。言い間違い。今のノーカン!ノーカン! 深い意味はないという方向で」とあわてて否定したそうな。

 28日、黄氏と熊さんは蛇口でデートすたあと、黄氏は羅湖の漁民村にあるレンタルルームに熊さんを連れて行き、一晩すごそうとした。夜十時半ごろ、ふたりで裸になって浴室でシャワーを浴びていたところ、突如爆発が発生し、火事になった。近所の住民の話によると、大きな爆発音のあと、全裸の男女がこの家から飛び出してきて、男はそのままタクシーにのって病院へいったという。近所の人の通報により、置き去りにされた女性は病院へ収容された。深セン市消防当局は通報をうけて10分後に現場に到着、消火したがこの家は火災による損傷が激しいという。ガス漏れによる爆発とみられる。

 熊さんが深セン市第二人民醫院に収容されたとき、「黄」氏もその病院にいたのだが、「ちょっとトイレへ」と言って席を外したきり戻ってこなかった。治療も受けずに病院から逃げ出したとみられる。その後、熊さんはやけどがひどく意識を失って倒れた。
 深セン公安当局は爆発事故の家を調査しており、事情をきくためこの「自称・黄」を探している。結婚をちらつかせた詐欺師である可能性もある。病院で治療を受ける際に身分を明かさなくてはならないため、ウソがばれるのを怖れて逃げ出したのではないかとみられる。



【香港:社会】グランドプロムナード(嘉亨灣)公称面積変更事件

2005-11-29 11:28:20 | 【香港:社会】
 2003年のSARS騒ぎにより落ち込み、冷え切った香港の不動産市場をもりあげた立役者があった。それは香港東地区に颯爽と登場した豪華マンションのグランド・プロムナード(嘉亨灣 Grand Promenade)なる不動産。売価が強気の1スクエアフィート当たり6,000~10,000香港ドル以上という「ムード盛り上げ価格」で話題になり、前年のSARSによる買い控えもあってか反応は上々、2005年の不動産景気上昇ムードのきっかけとなったものである。

■グランド・プロムナード 発売当時は大きな話題に


 ところがこのグラプロ、実は「政府と業者結託?」と疑われてもしかたがない問題行為があったという。新築マンションの延べ面積に応じて、もともと政府所有の空き地だったところを「住宅用地」として利用目的を変更するのに差額(手数料)をデベロッパが払うわけだが、「嘉亨灣」デベロッパがその土地を購入した際に、「マンションの他、隣接する水上警察の施設の一部、公道ロータリー整備も行う」と契約に書かれていた。ところが、土地を管理する役所の「地政署」が「このロータリーはサイズが中途半端で役に立たない」と、設計がよくなかったことを発見。それでデベロッパは2万平米の土地を公共施設用に変更する計画を出したのだが、一方で住宅を管理する役所「屋宇署」は、政府のチョンボだったのでゴメンネと、なぜか10万平米以上の「住宅のべ面積」を追加で許可していたのだ。
 これはどういうことか。 政府と業者が土地売買の契約をした。契約内容が政府の都合で変わっちゃった。政府が「すまんかった。ついては特別にマンションをもっと造ってもいい許可をあげちゃう」と弁償金がわりに(別にデベロッパは損してるわけでもないのに)特別サービスしちゃった。というわけ。

 土地を売却したあとに設計仕様の変更があった場合、「政府の都合による変更によって建築面積が増加した分の地価差額追徴」は定められていない。だからぶっちゃけ「もっとマンション数を増やしていいよ」と役所から許可をもらっても、業者は手数料がかからずに、より多くのマンション物件を作って売り、儲けることができる。政府・屋宇署は他の部門から「それはおかしい」と言われていたのに「まあ、いい」と受理してしまった。結果として香港政府は、本来なら得られるはずの「1.25億香港ドル」もの地価差額をとりそこねていた。これが今年11月中旬の政府調査報告で発覚したのだ。

 1.25億ドルを、あらあらで香港700万人として分配計算すれば、ひとり17.86香港ドル。香港市民全員がタクシー一回のって(ワンメーター)、テンポのティッシュが1袋買えてまだ余るのである。あるいは「ウエルカム」で歯磨き粉CREST(白)が一本かえちゃうのである。( `3´;)・∴ブー 




 それだけではない。デベロッパは政府に納める1.25億ドルを浮かせただけではなく、それによって増築したマンションを販売できるのだから、計算上は10億香港ドルもの増収があるわけなのだ。なんと美味しい話。

 公僕として政府の得るべき収入を「取り損ねた」責任者はだれか。いまやり玉に揚げられているのが前屋宇署署長・梁展文氏である。彼は香港の役人らしく「責任からノラクラにげまくり」。香港の立法會でも証人喚問に出席するのを拒否した。立法会の議長はその特権をもって木曜日に強制出頭させることに。梁氏もこれに同意した。

■渦中の人物:梁展文氏

(写真は新浪網より失敬)

 梁展文氏はこの事件が裁判になる関係で、帳簿の内容についての質疑応答を拒否。政府部門のひとつ、房屋及規劃地政局の孫明揚局長は自分の部下である梁展文(現在は同局の常任秘書長)に対して、立法會の政府帳目委員会会議にでるよう訓令を出したのだが、梁氏は出席はしたものの、上記の理由でダンマリを決め込んだ。(´-ω-`)

 普段なにもしてないと評判の、あだ名「ファッ×ユーおぢさん」黄宜弘議員が議長をつとめる同委員会は、「ノーコメントばっかりでは話にならない。ちょっと10分間休憩」と中断されてしまった。この日はあくまで「梁展文氏らを任意で出席してもらった」だけなので何も口を割らせることはできない。そこで、黄宜弘議長は法で定められた「特権」を行使。木曜に梁展文氏を「強制出頭」させて、「尋問」することに。この場合、梁氏は「ノーコメント」は出来ず、きちんと答えなければならない。さもなくば違法行為となる。めずらしくカッコイイところを見せている黄議員である。

 渦中の人物・梁氏によれば、政府の部門である審計署が今年4月~10月に行った「嘉亨灣疑惑」の調査について、当局は自分に連絡もしてこなかったと主張。なにも知らされず、なにも意見を言う機会もなかったのに、調査報告書の中で自分が悪者にされているのは不公平だと反発。梁氏本人は今月1日になって、現屋宇署長から調査報告書の「最終原稿」のコピーが送られてきて、その中で事件を知ったという。すでに、それは「最終案:今後変更なし」版で、自分がこれをみて意見をいったり訂正することもできなかったのだと嘆いている。

 「嘉亨灣疑惑」では政府・審計署の調査報告書によると、当時の責任者である梁展文氏(当時・屋宇署長)の時代に、道路(ロータリー)計画の変更から、同署の建築事務監督が最終的に、自らが持つ決定権を行使して、「変更があってすまんかったので、代わりにマンションを沢山たててもいいよ」と許可。他の部門は「いくら道路計画がわるかったからといって、その土地にマンション立てさせるという変更はやりすぎだ」と批判していたが、結局許可して、増加した建築のべ面積については差額追徴がなかった。そんなわけで、政府がこのデベロッパから得るべき『補地価』(更地を住宅用地にするために地価が上昇するのでその差額の追徴のこと)で1.25億香港ドルとりそこねてしまった、と指摘している。

 また政府各部門が協調性がなかったためにこのような問題が起きたことも見逃せない。土地に絡む仕事でも、いろいろな部署があって、それぞれてんでばらばらなことをしていたのだとわかってしまった。

【香港:娯楽】全香港「十大超ついてね~('A`)人物選挙2005」が進行中

2005-11-23 12:12:13 | 【香港:社会】
 香港のポータルサイト「新浪網」で「2005年度十大”超不運人物”選挙」が行われている。香港時事で登場した人物のうち、誰が最も「ついてなかった」かをネット上で投票するというもの。16名がエントリーされており、その中には「健康の問題で~」とささっと引退した前行政長官のCHトン(董建華)氏や、ひそかに自分の不動産物件を自分の党に事務所として貸していたのがばれちゃった「シ余謹申」議員なども入っている。
 現時点で最も得票数が多いのは、つい最近ネットで映画の動画ファイルを不特定多数のネットユーザに無料でダウンロードさせていたのと摘発され、香港中どころか世界中で大勢がやってるのに、見せしめに有罪判決をくらってしまったスケープゴートの、通称ハンドル名「ぁゃιぃ陛下(古惑天皇)」こと陳乃明被告。


 これを主催しているのは香港のポータルサイト「新浪網(sina.com.hk)」で、22日よりスタートした。

http://vote10.sina.com.hk

候補者の中には、「白雪姫」のコスチュームで一生懸命ダンスをしてがんばっただけなのに「キモ過ぎ」「子どもがおびえる」などと揶揄されたおでぶちゃんの欣宜さん、行方不明の息子の遺産400億香港ドルの裁判に最高裁で逆転敗訴してしまったおじいさんの王廷歆さん、ラジオ番組で吠えるのがあだになって追い出された評論家の黃毓民さん、日本出張にかこつけて東京で合い挽きしてるのをパパラッチにすっぱ抜かれて立場なく、突然辞任した前行政長官事務所の主任、林煥光さん、
さらには香港ディズニーランドのスタッフたち、とバラエティーに富んでいる。



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候補者一覧表&投票ページ
さあ君はどれだけ知っているかな?
番朝はもちろん全部知ってるよ

■全香港十大超ついてね~人物選挙2005

【香港:社会】11/23日本人観光客がチムトンで強盗被害けが

2005-11-23 11:59:19 | 【香港:社会】
23日午前3時半ごろ、日本人観光客がチムトン地区にあるホテル「グランド・スタンフォード・インターコンチネンタル(海景嘉福酒店:GRAND STANFORD INTER-CONTINENTAL)の外でタクシーを待っていたところ、刃物を持った男に襲われ、リュックサックを奪われた。
日本人男性は抵抗した際に左手にケガをした。犯人はモディロードを走って逃げたという。
ホテルにかけこんだ日本人男性の訴えでホテル側が警察に通報。リュックの中身はパスポート1冊だけで、現金は入っていなかったそうな。

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続報によると、被害にあったのは高木(たかぎ)さん、41歳。時刻は午前3時56分。モディロード70番地の夜店をでたあと、科學館道の交差点で、タクシーを拾ってホンハムのアパートメントホテルに帰ろうとしていたときだった。

突然25~30歳の男子が出てきて刃物をみせたらしい。
高木さんは勇敢に戦ったが左腕を切られ流血。
パスポートの入った手提げ袋を盗まれた。

警官が現場にきたあと、言語の問題で会話が成立せず。
たまたま日本語ができる新聞記者がいたので彼の助けで
警官は事情を知ることができたという。
周辺を捜索したが、犯人や盗難品はみつからず。


(写真はYahoo!香港より失敬)

【マカオ:社会】11/19マカオグランプリでバイク転倒 選手死亡

2005-11-20 09:10:36 | 【マカオ:社会】
第52回マカオグランプリでの1000CC二輪レースで事故が発生。フランスのTeam of Paris所属のBruno Bonhuil選手が時速200キロで転倒し、ガードレールに激突。選手は意識不明となり、病院へ収容されたが死亡した。事故の多いマカオGPの歴史で、レース中に死亡した11人目の選手となった。GP主催者側は路面の汚れなどが事故を引き起こしたということは否定しており、安全基準に則していると強調した。



BONHUIL選手のウェブサイト
http://www.bike70.com/BB.htm

【香港:娯楽】11/14アーロン・クォックがゴールデンホース賞で最優秀主演男優賞を受賞

2005-11-15 20:49:12 | 【香港:娯楽】
台湾の映画アワードである「第42回金馬奨」で香港の歌手:アーロン・クォック(郭富城)さんが最優秀主演男優賞を受賞した。「三岔口」での活躍が評価された。
主演女優賞は「最好的時光」に出演した台湾の女優:シューチー(舒淇)さん。




また最優秀監督賞は香港の「カンフー・ハッスル」で主演・監督をつとめたチャウセンチー(周星馳)さんと決まった。

【香港:社会】11/9公園で将棋観戦中に襲われ手首から上切断死亡

2005-11-10 17:33:15 | 【香港:社会】
(この記事は書きかけです)
新界・チュンワン地区にある華街公園で、58歳の男性が他人の中国将棋を観戦していたろころ、ナイフで斬りつけられた。腹部と脚にケガをしたほか、片手の手首から上を切断する重傷をおった。

犯人は逃走。被害者は最寄りの仁濟病院へ収容されたが死亡した。

犯人はこの被害者の実の兄で、七人兄弟の四番目。
被害にあったのは6番目と7番目の弟で、7番目の弟、蕭立富さんが亡くなった。
金にからむ兄弟の諍いが原因。おとといも暴力事件をおこし、保釈されたばかりのことだった。

この兄弟は同地区の楊屋道街市で20年前から魚屋を営む家族だったが、数年前に「のれん分け」で利益分配したが問題があり決裂。とくに6,7番目の弟はビジネスがうまくいっていたのにひきかえ、四番目の兄は事業に失敗し、いつも兄弟から金をせびっており諍いが耐えなかったという。



(写真は成報より失敬)

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煮豆燃豆箕
豆在釜中泣
本是同根生
相煎何太急!

曹植

【香港:社会】11/8立法会:プライベートダイニング免許制で条件検討中

2005-11-08 18:14:07 | 【香港:衛生】

 香港の立法会で、最近流行になり、野放し状態の料理店「プライベートダイニング」、所謂「スィーフォーンチョーイ(私房菜)」に対する免許制度の検討が行われているが、多くの議員が顧客人数制限および営業時間の制限規定(草案)が厳しいのに対して、消防および衛生面での規定案が緩すぎるのではないかと指摘している。

 政府は、レストランは必ず衛生および消防法の定める条件をクリアすれば営業許可を貰えるとし、また顧客人数制限と営業時間制限は、一般のレストランとの公平な競争を保つための措置であると回答した。
政府の調査では、香港内で流行っている、レストラン営業免許のない「あくまで個人的な、お料理を出す所」いわゆる「プライベートダイニング」のような店はそれほど多くないとされている。将来的には、営業免許に4000~5000香港ドルを徴収するかまえである。

<ソース:RTHK 2005-11-08 HKT16:27>

【香港:社会】11/8シティーホールのガラス戸割れて小学生3人けが

2005-11-08 17:51:31 | 【香港:社会】
香港島にある市民ホールで、小学生がドアを押して入場したとたん、ガラス扉が割れて3人がケガをし、公立病院の救急へ送られた

時間は8日午後2時ころ。けがの3名(女児2名、男児1名)は11~12歳の小学生で、学校活動の最中だった。

<ソース:Yahoo!香港>
http://hk.news.yahoo.com/051108/12/1ii0m.html

【香港:社会】11/7人さらいロリコン男を逮捕:余罪も

2005-11-08 12:45:37 | 【香港:衛生】
 九龍・油麻地で男女児童2人が行方不明になり、24時間後に保護された事件で、警察当局は43歳の男子を逮捕した。消息によると、この男は「玩具をくれるおじさん」という印象を用いて幼い子を誘拐しては、葵涌にある工業ビルの一室に連れ込み、誘拐した子どもにアダルトビデオや恐怖映画を見せて、怖がらせながら強制わいせつ行為に及んでいた常習犯だという。
 当局は子どものいる家庭に呼びかけ、この男の被害にあった児童が他にいないか調べている。

■連行される譚容疑者

(写真はYahoo!香港より失敬)

 当局の発表によると、逮捕されたのは譚(43歳)で、葵涌の大連排道にある工業ビル「金龍工業中心」内にある運輸会社の倉庫番をしている。
 この男はいわゆるロリコン癖があり、子供受けする「おもちゃをくれる叔父さん」という印象を与えながら男女かまわず小さい子を惹きつけて誘拐し、強制わいせつ行為を繰り返していた。

 この運輸会社のオーナーは范さんという女性で、このビルにテナントとして長らく入っている。倉庫の物件大家の陳さんによると、この譚という男はもともとこの范オーナーに雇われていたが、譚が離婚して住む家も失ったので、オーナーによって泊まり込みの倉庫番の仕事を与えられたのだという。
 譚容疑者がこれまで何度も子どもや玩具を携えて事務所に出入りするのを多くの人が目撃しており、また他のテナントから「事務所内で煮炊きをしている」と苦情をうけたこともあるそうな。

 余罪について譚容疑者は黙秘をしているため、警察ホットライン2731-7238を開放し、この男の仕業と思われる被害がある場合、状況などを通報してほしいと呼びかけている。

【香港:社会】11/8より香港IDでディズニーランド入場50ドル割引

2005-11-08 12:04:53 | 【香港:社会】
 香港ディズニーランドは7日、一ヶ月間の優待サービスとして、香港身分証(HKIDカード)を持っている入場者に、50香港ドル割引をすることを発表した。11月8日より一ヶ月間有効。

同社によれば、この計画はグランドオープンにまつわるプロモーション計画の一部であり、チケット売れ行きが悪いからという訳ではないそうだ。

<ソース:RTHK 2005-11-07 HKT18:32>

*香港ディズニーランド公式ホームページ
http://park.hongkongdisneyland.com/


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<番朝補足>

<条件>
以下のものを必ず提示すること:

*以下に示す、有効な香港身分証(HKID)のうちのいずれか
1.香港永久性居民身分證
2.香港居民身分證
3.香港児童身分證

4.11未満でIDがない子どもの場合は、香港身分証をもつ保護者がつきそうこと
または出生日を明示している学生証などの証明書を提示する。


<具体的な金額>

◆平日の入場料: 定価→割引後(香港ドル)
おとな:295→245ドル
こども:210→160ドル
老 人:170→120ドル
(3歳以下は入場無料)

◆祭日および特別指定日: 定価→割引後(香港ドル)
おとな:350→300ドル
こども:250→200ドル
老 人:200→150ドル
(3歳以下は入場無料)

※すでに予約で入場券を買った人は、入り口カウンターで50ドルの払い戻しを受けることができる。

(50ドル=今年はディズニーランド50周年だから、50ドル引きうこと)

【香港:社会】11/7「明報」新聞社に爆発物届く:破裂し2名負傷

2005-11-08 11:47:07 | 【香港:社会】
 香港の中国語日刊新聞「明報」の編集部に7日午後、贈り物が届いたが、それを編集長秘書が開けたところ爆発し、2名が軽傷を負った。贈り物には手紙が添 えられており、「10月におたく(明報のお偉方)がやらかしたことについてのお返しさ。今日から3日以内に3000万香港ドルを慈善団体『公益金』に寄付 しろ。さもなくばおたくんとこのスタッフが危ないめにあうぞ」という脅迫の内容だった。

 午後2時50分、黒いスポーツシャツとジーンズを着た50歳ぐらいの男性が、11本の赤いバラの花束を携えて、香港島・柴灣にある明報工業センタービ ル・ブロックA15階の「明報」受付にやってきてプレゼントを置いて去っていった。編集長の秘書の女性(45歳)が受け取り、箱入りのプレゼントを室内へ 持ち帰った。花束は受け付けに残した。
 秘書の楊さんがハサミで包装を破り、中から箱を取りだしたところ印字された手紙があったが、彼女はそれを読む前に腕時計の化粧ケースを開けてしまった。その瞬間、箱は爆発し、煙が吹き出した。
 その爆発で、秘書は下あごと口元にケガをし、流血。側に座っていたアシスタントの蘇さん(31歳、女性)は煙を吸い込んで気分が悪くなった。楊さんがあ わてて別室に駆け込んだので、同僚の記者達が驚いて秘書室を覗き、すぐさま警察へ連絡したもの。秘書室の2名は救急により病院へ収容された。
 同フロアの記者達は緊急避難して3階の駐車場へ降りた。警察はこのビルを出入り禁止にし、調査を開始。

 本件はすぐさま香港警察・香港島地区総本部の重犯罪課によって調査が開始された。おそらくはビジネス面でのトラブルがらみとみられ、報道内容など言論の自由に絡む問題ではないという。

 張健波・編集長によると、脅迫状はパソコンのプリンタで印字してあり、一番上には「金・張両夫妻および総・副編集長、社長殿」と書かれていた。差出人の名前はない。

 「お前ら人間のくずどもが、十月にやってくれたアノ件について。言わなくても何のことかは判るだろう。ここにお前らにちょっとした物と三日間 の猶予を贈る。”明報”の名義で3000万香港ドルを『公益金』の銀行口座に振り込んで、その領収書をお前んとこの新聞広告に載せろ」

 脅迫状はまた、「これはいたずらなどではなく、無視すれば明報の職員の安全がどうなるか、自分で責任をとれ」などと書かれている。さらには次回はもっと凄いことになるぞ、知らないぞ等とも書かれている。 脅迫状は10センチ角ぐらいの赤い腕時計ケースに入っており、「編集長様へ」と宛名されていた。

 編集長は事件当時オフィスには居らず、九龍・チムサーチョイで仕事をしていたが、連絡を受けて本社へとんぼ帰り。 編集長によれば、脅迫状の中で言われている「やらかしてくれたこと」については、まったく思い当たる節がないとのことで、十月中に書かれた記事をチェックし直すという。 また、脅迫状の宛名に「金夫妻(発音gam=金)」というくだりがあったが、同社の重役にはジェネラルマネージャの「甘(発音=gamで同音)」氏はいるけれども、「金」氏ではないと指摘。また「甘夫妻」の手元にも脅迫状は届いていない。

 編集長はこのような暴力行為を決して許すことはできないと激しくテロリストを非難。社内の保安を強化し、スタッフの安全確保につとめるとともに、職員に対しては、あやしい物をみだりに開けたりしないように呼びかけている。

 16階にある編集部では、「いったい”十月にやってくれたアノ事件”が暗示するのは何だろう」と金田一少年シリーズのように、皆がこの暗号解きで首をひねっているそうな。


<ソース:Yahoo!香港>
http://hk.news.yahoo.com/051107/10/1iheg.html

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<追記>

午後1時ごろ、白と黒のツートンのバイクにのり、ヘルメットをかぶったままの男が、九龍・油麻地の廟街にある花屋を訪れ、花束ひとつを購入し、持ってきた小さなプレゼントと一緒に明報の事務所届けるように指示したという。
 男は30歳ぐらいで1.8メトールぐらいの身長。黒いTシャツを着てジーンズを穿いていたという。銀色の紙袋を携えていた。

この人物に思い当たる節があればすぐに警察ホットライン2860-7820
または2860-7886へ電話してほしい、と当局は呼びかけている。

<ソース RTHK 2005-11-08HKT15:40>


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<脅迫状の全文和訳>

「金・張両夫妻および総・副編集長、社長殿

お前ら人間のくずどもが、十月にやってくれた件について。
言わなくても何のことかは判るだろう。
ここにお前らにちょっとした物と三日間 の猶予を贈ろう。
”明報”の名義で3000万香港ドルを『公益金』の銀行口座に
振り込み、その領収書を新聞紙面に載せろ。


 この手紙を只のいたずらと決めつけるならそうすればいい。
だが、その全ての報いとスタッフの身の安全は
お前らが責任をとれよ、くずども。


 三日!3000万(香港ドル)だ。
今後はもうあんな事はしないように。
さもなくば次回はもっとひどいぜ。
せいぜい気を付けることだ。」



【香港:社会】11/6「古惑天皇」違法アップロード事件:陛下は3ヶ月臭い飯喰って来い

2005-11-07 12:50:05 | 【香港:衛生】
 2005年1月ごろ、ニューテリトリー・屯門地区にある自宅からピアツーピアの一種である「BT」テクノロジを悪用して、「デアデビル」「デンジャラス・ビューティー」「レッドプラネット」といった映画の動画ファイルを他のネットユーザに自由にダウンロードさせた問題で告訴されていた、ネット上のハンドルネーム「ぁゃιぃ陛下(古惑天皇)」こと陳乃明被告(38歳)は先月有罪を言い渡されていたが、11月6日、陳被告に懲役3ヶ月の実刑が言い渡された。

■「ぁゃιぃ陛下(古惑天皇)」こと陳乃明被告



 屯門裁判所の麥健濤裁判長は、被告の行った「BitTorrentアプリケーション(俗称BT)で必要なシード(動画などをダウンロードするための情報ファイル)をばらまいたのは、商人が違法コピーDVDなどを売るのと同じことであると指摘。被告には社会奉仕命令も考えられたが、今回は世界初のBTソフトを使った違法行為裁判なので、これは「前例」となるわけだから「しめしをつける」ために厳しくしたという。ソフト1本の違法アップロードにつき懲役3ヶ月、ただし同時に執行するので3×3=9ヶ月ではなく3ヶ月のみ、とのことだ。陳被告は上訴のかまえ。

香港の「著作権条例」第528章118条によれば、著作権のある作品を無断で配布した場合、最高で懲役4年、および違法複製された作品ひとつにつき5万香港ドルの弁償が課せられることになっている。