アスベスト…怖いです

地球村のDVDでアスベストの怖さを知った後、市役所に電話して娘の学校について問うてみた。一応「白」との回答をもらったけれど、空調設備、音楽室、ほんとかな？あと５年後に取り壊される予定の学校に、ほんとにアスベスト対策してくれるだろうか…と少し疑問だけど、まぁ信じるとするか。
「ここが危ない！アスベスト（アスベスト根絶ネットワーク/著）」を読んで、数々の研究機関が「発ガン物質」と認定している「白石綿」の使用を日本はいまだに禁止されておらず、現在も２０万トン使用されていると書いてあった。「静かな時限爆弾」であるアスベストは、繊維を肺に吸い込むと２０～５０年後にガンになる恐れがあると言われているのに…（何年か後に「やっぱり危険だった」じゃ、許さんよ）。建て替える前の我が家も、お風呂の壁が白いモコモコ素材だったなぁ。その壁を、母はゴシゴシ掃除していたらしい。昔のベビーパウダーにもアスベストが使われていたそうな。

思い起こせば、私が会社に勤務している頃、社員総出で地下室の掃除をしたことがある。ものすごい埃の中を、咳き込みながら…。そのホコリ、たぶんアスベストだったと思う。そして現在そこは「機材室」であり、夫の仕事場でもある。アスベストとたばこの相乗作用で５３倍（※アスベスト製品製造工場の労働者の場合）ほどのガンのリスクがあるというから、受動喫煙者である夫も相当危ない…よなぁ。社長に確認しなくちゃ。

買い物する前にアスベストが使われているかどうかの確認をし「使ってあるものは断固買わない」という消費者の姿勢が作り手を変えていくと思う。これ以上、被害を拡大しないために…。