バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

5/8「シゲさんの田んぼ」~畦ぬりの巻~

2011-05-08 23:58:02 | グリーンママン
今年から、グリーンママンのメンバー(&私の姉一家)、お米作りに挑戦です。

いつもお世話になってるシゲさん(「都市と農山村交流スローライフセンター」http://slowlife-c.com/代表)の田んぼをお借りして、です。

私、「田舎暮らししたい」「自給的暮らしがしたい」と思っても、体力ないし、体は弱いし(片頭痛持ち)、寂しがりやだし、なんやかんや常に忙しいから
「けーちんは田舎暮らし、無理でしょ
と全くもって正論を言われること多々。

子どもには「食べ物を自分でつくること」と、土や自然に触れていて欲しい思いから、小さい頃から自然の中で遊ばせたり、ばーばの畑に連れてってもらったりしてるけど、なかなか親の思い描く通りにはいかないもので、すぐ「帰るー」と言われることが多いのが現実。

でも、せっかくのチャンスなので、一緒に田んぼに行ってもらいました。

この方がシゲさん!
あったか~い人です


まず、畦づくり。
水が抜け出さないように、しっかりと作ります。

ロケーションが素晴らしい

鍬に慣れてないと、すぐに腰が痛くなっちまう。


長女(右)も参加♪
部活が始まったら来れなくなると思うから、今しかないかも!?


こちらは、水の通り道を作ってます。
下の田んぼにも流れるように。

水田は水のリサイクルが素晴らしい!

野の花、可愛い!


「二輪草 (にりんそう)」か~わいいっ


あ、「ユキノシタ」採ってくるの、忘れた~。
(今日、天ぷらにしようと思ったのに…)

カエルの卵もたくさんあった。


3段ガエル。


近所のおじいさんが見に来てくれました。
食べ物を自分で作ることができる人はカッコイイ!

「そうじゃないんだ」おじいちゃん、黙っとれん

さーて、いよいよ、田んぼに水が入ります。


どろんこの始まり!

砂場で水路を作ってそこに水を流すのとは比べられないほどの巨大スケール。
土も水もたっぷりあるんだもーん!

もし子どもたちがこうして友達と一緒に田んぼ作業ができるなら、「泥遊びを禁止されない」プレーパークなどは必要ないのかもしれない、と思った。

あと、ヨーロッパのおもちゃに
「ノックアウトボール」

「ハンマートイ」

ってのがあって、ついつい禁止しがちな「叩く行為」は子どもの成長に必要だから、うちのお店でもこのオモチャを勧めてるんだけど、もし、子どもたちが畑で大豆を作って、乾燥させたものの「マメとさや」を叩いてバラす作業を手伝っていたなら「叩くおもちゃ」なんて必要ないんだよね。

なんか、「わざわざガソリン使って、スポーツジムに行く」のと同じくらい「農作業しなくなって失われた動きを、おもちゃで取り戻す」ってナンセンスだなぁと思えて来る。

昔の生活(シゲさんが言うには、日本人は農耕民族だから、100年くらい前までは90%の人が農作業をしてた)には、大切なことがたくさん詰まってたんだなぁと思う。

さてさて、わたし、畦ぬり(練った泥を畦にくっつけていく作業)の途中で、目の前がチカチカしてきて(片頭痛の兆候)、車の中で寝てました。

連日の睡眠不足と、ピーカン天気(片頭痛持ちは、太陽の光に弱い)が原因だと思われますが、自分の体力の無さにトホ。

畦作りごときで倒れてるようじゃ「自給的暮らし」なんてとーてー無理だよな。

しみじみ、農家さんは本当にスゴい!と思ったわ。
(子どもたちには「世の中で一番エライのは食べ物作ってる人だよ」と昔から話してる)
そう思うと、愛情かけて造って来た畑や田んぼが、原発事故で使いものにならなくなるなんて、どれだけ怒りをぶつけても気が収まらないと思う。
福島の農家さん、酪農家の方を思うと、本当に涙が出ます。
人の手に負えないものなんて作ったらいけない。
人の人生を狂わす「原発」は、絶対にダメだ、ってやっぱり思った。

優さんの本、まだの方は是非↓

原発に頼らない社会へ こうすれば電力問題も温暖化も解決できる
田中 優
武田ランダムハウスジャパン


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中部電力へ直ちに停止するよ... | トップ | 【決定!!】5/25(水)... »
最新の画像もっと見る

グリーンママン」カテゴリの最新記事