【店主の腕に惚れて、有名俳優や政財界の大物が通いつめたという伝説の理髪店。僕はある想いを胸に、予約をいれて海辺の店を訪れるが…「海の見える理髪店」。独自の美意識を押し付ける画家の母から逃れて十六年。弟に促され実家に戻った私が見た母は…「いつか来た道」。人生に訪れる喪失と向き合い、希望を見出す人々を描く全6編。父と息子、母と娘など、儚く愛おしい家族小説集。直木賞受賞作。】
久しぶりに図書館で借りました。ちょっとした小説は図書館、DVDはツタヤ。なるべく節約したいですからね。
遠くに離れていても何があっても、心の深いところでつながっている家族。離れているからこそ、その深いところにある糸を大事にしたくなる。いろいろな事情を抱えながらも家族の絆というものは、簡単には切れない(割り切れない)。せっかく家族に生まれたんだから、死ぬまで大事にしたいよね。
海の見える理髪店
最後に「・・・?」「ああ、そうだったのか!」と分かったときの切なさ。二人はこれからも、心の奥の方で親子なんだろうなあ。言えない、、、思いがあるんだろうなあ。
いつか来た道
何があっても親子は親子。確執は乗り越えて、後悔しないように。確執も嫌な思い出も、そんなもの忘れてしまえばいいのよ。「現実」を見ればきっと忘れられる。許せる。
遠くから来た手紙
ちょっと不思議な出来事。ご先祖様は見ている、、、かも?
空は今日もスカイ
子どもの気持ちを大人は分かってないんだよなあ。なんでだろう。親は近すぎるから?肩書や立場にしばられてるからかもしれないね。いい人とよくない人の見わけもできないバカ警察。何見てんのかな?犠牲になるのはいつでも子ども。
時のない時計
>「時計が刻む時間はひとつじゃない。この世にはいろいろな別々の時間があるってね。・・・」
この言葉は深いね。
成人式
亡き娘への思いを乗り越えるために、、、頑張ったね、お父さんお母さん。元気出したね。それくらいやっちゃえばいいさ。娘さんの友達はいい人たちだね。いい成人式ができてよかったね。
星4つ
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