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「子どもたちに贈る12章」 真弓定夫 はしがき〜第1章 「医療」とは何か

2024年04月24日 | 読書
心構えとして記録。

(真弓定夫先生 平成22年 出版)

65歳以上の人が64歳以下の人の葬式を出す時代になった
逆さ仏(親が子どもの葬式を出す)、、、

最大の原因は昭和22年から昭和27年にわたるアメリカ占領軍の政策
建国以来に及ぶ日本の優れた伝統文化を高く評価していたアメリカは、
それを劣化させるために、生活環境全般にわたって欧米化させる政策を推し進めた。
そのアメリカ依存の政策を占領が解除されてからも、旧来の優れた日本文化を取り戻すことなく、そのまま甘受してしまっている。


ネイティブアメリカンは、
何か物事を決める時には、これから決められることが七代先の子孫にどんな影響を及ぼすのか、
ひとりひとりが熟慮して決定する。
わずか60年あまりで(出版当時)ここまで崩してしまった私どもの罪は重かつ大なるものがある。

第1章 「医療」とは何か
日本の医療は進歩したのだろうか?
医療が進歩すれば、まず第一に
病気が減らなくてはおかしい、患者が減り、当然ながら医療費も減るはず

実際は患者は増えるばかり。その最大の原因は、
医療がマッチポンプなっていることにある
クスリ(薬ではない)による治療が主流を占め、より大切な病気の予防に関してはあまりにも関心がうすい

そもそも西洋医学は、
同種療法(ホメオパシー)、自然療法(ナチュロパシー)、心理療法(サイコセラピー)、整骨療法(オステオパシー)、対症療法(アロパシー)の5つの流れに沿って進められてきた。
それが、18世紀後半から、アロパシー以外の流派が国家的規模で排斥され、
「アロパシーが西洋医学である」という医療体系が確立された。

同じクスリでも、おおむね終戦を境として、医師のクスリの使い方には大きな変化が生じている。
いまのクスリのほとんどは
製薬会社が大量生産したものを、その会社のマニュアルに従って画一的に投薬している。
心配りなどあまり見られず、個人差や病状の如何への配慮もされない。

視診・打診・聴診・触診など、初診料・再診料に対する評価が低い。
指導料・相談料などに関しては、精神科の一部を除いては報酬は0。
投薬、注射、検査などは、すればするほど医者の収入が増す仕組みになっている。

世界の人口の2%の日本人が、世界中のクスリの30〜40%を使っている。
新型インフルエンザの治療薬タミフルは、世界中の70%でもの笑いになっている。
真弓先生が医者になってからの50年で日本の総医療費は140倍(人口は1.5倍)

過剰な投薬、注射、検査。収益を下げれば医療費は減らせる。

医者と患者の間にしっかりした人間関係を築き上げ、
病気にならないためにはどんな生活環境をつくりだせばいいのか、心の持ち方をどうせればいいのか、
患者と医者ともども生活環境を整えて、それを次世代に譲り渡していくこと。

(癌が海外では減ってるのに日本は増えている 画一的な癌治療を進めていいのか
日本人、個人に合った予防や治療になっているか、、、)

病気、患者、医療費を減らすのが医療。
(減らないならその方法は間違っているということ
クスリより薬で医療費は減らせる)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (さくらもち)
2024-04-24 15:44:09
勝手なからリンクを貼らせて頂きました!
返信する
Unknown (まるちゃん)
2024-04-24 16:18:34
はい、お邪魔した時見ました。
どうぞどうぞ。ありがたいことです。😊
返信する

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