森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

大地沢花虫観察会

2024-07-12 09:42:11 | 花虫観察会

昨日の観察会の記録から投稿。
降水確率50%だけれど、午前中はなんとか持ちそうなので
7月恒例の花虫観察会を催した。
何時もの事ながら、参加者11人で重箱の隅をつつくように
探しながら歩きだす。
駐車場から少し進むと、沢山のカメラマンが杉林の下にいた。
ターゲットはサンコウチョウで、スギの枝に巣を作って
いて、盛んに雛に餌を運んで来るという。
ここで、撮影にハマってしまったが、あまり条件が良い位置
ではないので私は綺麗には撮れず。
その近くに出ていた茸を撮ってみた。

スギの切り株から出ていたサマツモドキ
梅雨時には、菌類の活動も活発なのだ。

腐朽した切り株にはアミスギタケも多かった。

サンコウチョウの撮影から昆虫に切り替えて
伐採木、腐朽木、草むらを丹念に見ていく。

サクラの伐採木にヤツメカミキリ

産卵するシラホシカミキリ

土留めの広葉樹の杭にエゾナガヒゲカミキリ

コガシラアワフキを見つめるハエトリグモの仲間

ダルマのようなマルウンカ

13時過ぎに強雨となったため、残念ながら散策中止となりました。
参加者の皆様、お疲れ様でした。

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図師の里山花虫観察会

2024-06-14 16:19:32 | 花虫観察会

今日は、6月恒例となる小野路の里山・花虫観察会を催した。
梅雨入り前だが東京は今シーズン最高気温で、湿度も高いとの予報。
ショートカットせずに無事ゴールの谷戸まで、辿り着けるかなと
心配されたが日陰を選んで歩き、飲み物&サプリメントも万全に
備えていたので、全員無事に歩ききることができた。

紫陽花にヨツスジハナカミキリ
本種は紫陽花が大好きなのだ。

樹液にサトキマダラヒカゲ
樹液を出しているコナラ・クヌギは多いが集まる虫はまだ少ない。

枯れ枝にヒメヒゲナガカミキリ⇒セミスジコブヒゲカミキリ
(こんちゅう探偵団のだんちょうさんから指摘*触角に瘤あります。)
Mさんが見つけてくれた。
同じコナラの木にシギゾウムシもいたのだが撮影できず。

特徴のある幼虫は名前も変わっているモモイロツマキリコヤガだった。
幼虫繋がりでイチモンジチョウ若齢幼虫

立派な顎を持つヤガタアリグモ♂

サルトリイバラにいたキイロクビナガハムシ⇒アカクビナガハムシ

ミズキの葉裏には卵を守るエサキモンキツノカメムシ♀

日陰の道脇にはひらひらと飛ぶホタルガ

辿り着いた谷戸で名花カキランを見て観察会終了。
参加した皆様、大変お疲れ様でした。
多くの目があると、色々と見つけることができます。

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寺家ふるさと村観察会

2024-05-25 19:24:01 | 花虫観察会

昨日のこと、寺家ふるさと村花虫観察会に参加した。
暑くなるとの天気予報通り、気温は28度まで上昇した。
虫達は、この暑さでどうかなと思われたが
ベテラン参加者で重箱の隅を突くように探すと
お馴染みの虫が次々と顔を見せてくれた。

ヒイラギナンテンの実にクチナガチョッキリ

葉上のアオオビハエトリ

トホシオサゾウムシ
吸蜜中のルリシジミ

ナワシロイチゴの花

御終いはオスクロハエトリの♀
腹部の模様に特徴あり。
歩道沿いの手摺を素早く移動していた。

お目当てのゼフィルスは帰り路の栗畑でアカシジミ1頭のみ。
食樹がコナラなので、ナラ枯れが原因の一つになるのかもしれない。

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花虫観察会ー虫達色々

2024-05-12 19:31:30 | 花虫観察会

これも一昨日のこと、恒例の花虫観察会を大地沢で催した。
昆虫観察の方は、大当たりでアオバセセリ、タケウチトゲアワフキ
ファウストハマキチョッキリ、ドロハマキチョッキリ、クロホシタマムシ
ハンミョウ、ツマアカセイボウなど、見たら嬉しくなる面々が
姿を見せてくれた。

毎春のことながらこの時期に満開のジャケツイバラ

ハルジョオンには、アオスジアゲハが多かった。

キショウブに執着していたモンキアゲハ

積まれたコナラを這うクロホシタマムシ

御終いはボダイジュの樹下のタケウチトゲアワフキ
強風で下に降りていたのか、たくさん見ることができた。

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小山田緑地花虫観察会

2024-04-12 17:05:48 | 花虫観察会

今日は、この時期恒例の小山田緑地での花虫観察会を催した。
天気の方は、昼頃まで雨降りと予想外となってしまったけれど
参加者8名で、重箱の隅を突くように探し歩いて、色々な面々と
出会うことができた。

時系列で紹介していくと


最初に出会ったマルクビツチハンミョウ
本種には毒(カンタジリン)があるので、鳥も襲わないという。
幼虫はヒゲナガハナバチ等に寄生し、成虫で越冬。


園内はちょうど桜が見頃。

こごみさんが芝生広場で珍種を発見

シロシジミとでも名付けたくなる紅じゃないベニシジミ

東屋での雨宿りの合間に周囲を探すと

ハラグロオオテントウ マユミの木で5頭見られた。

ヒメカメノコテントウ 鞘翅が雨に濡れていた。

モモブトカミキリモドキ 定番のハルジョオンの花の上。

ミスジチョウ幼虫 脱皮して7齢(終齢)になっていた。

アミガサタケ
春に出るきのこ、桜の樹下で良く見られる。

ファウストハマキチョッキリ Mさんが見つけてくれました。

クワエダシャク幼虫 

思わぬ天気となったけれど、色々出会えて楽しい観察会でした。
参加の皆様、お疲れ様でした。

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