土手沿いの遊歩道でベニスズメ(蛾)を見つけた。
紅色の体色はなかなか綺麗で、かなり前に夜の樹液に来ているのを
見たことがあるだけだ。
連れ帰って葉上にとまらせて、さあ撮ろうとしたところ
急に翅をはばたき始めた。
あっという間に大空に飛んで行ってしまった。
もうちょっとゆっくりしていて欲しかったけれど
思う様にはいかないのだ。
土手沿いの遊歩道でベニスズメ(蛾)を見つけた。
紅色の体色はなかなか綺麗で、かなり前に夜の樹液に来ているのを
見たことがあるだけだ。
連れ帰って葉上にとまらせて、さあ撮ろうとしたところ
急に翅をはばたき始めた。
あっという間に大空に飛んで行ってしまった。
もうちょっとゆっくりしていて欲しかったけれど
思う様にはいかないのだ。
継続観察しているアオマダラタマムシだが
昨日は9時15分にイヌツゲの木の上部に、1頭が飛来して
幹を這いながら降りて来るのが見られた。
その後、ちょっと目を離した隙に2頭目が飛来したらしく
幹に並ぶ形になった。
見た目では雌雄の別が判断できず、多分両方とも♂
なのだろうと思っていたろころ、暫くすると交尾を始めた。
交尾中のアオマダラタマムシ
個人的に観察実績はあまり無いけれど、ホンタマムシで
材に来るのは産卵する♀ばかりで、交尾しているのは見たことが無い。
アオマダラはホスト(モチノキ科)が限られているので
交尾目的の♂としては産卵しに来る♀を待っのが手っ取り早いの
かなとも思ったがどうだろうか。
エノキがホストのシラホシナガタマムシも♂♀が材上に集まる
のは観察している。
あまりにも暑い日が続くので、涼を求めて水源林を歩いてみた。
沢沿いの木陰を辿る道は気温も低めで快適だ。
涼やかな沢は、両岸苔むしており
周囲には落葉広葉樹林が広がっている。
裏山のゼフィルスは全く見られずと、低調だったが
奥山でようやく出会うことができた。
午前中に占有行動をとるジョウザンミドリシジミと
アイノミドリシジミの綺麗な開翅が見られた。
葉上で開翅するジョウザンミドリシジミ♂
翅は青く輝いている。
金緑色に輝くアイノミドリシジミ
ゆっくりと歩いて尾根に着くと、涼やかな風が吹いていた。
何かと話題になっている富士山が雲の中から頭を出していた。
尾根道周りを生き物探してうろうろ。
材置き場のカラマツにシラフヒゲナガカミキリ
アザミで吸蜜中のギンボシヒョウモン
登山道に多いミヤマハンミョウ
ニホンジカの駆除が進んで植生も回復してきたのか
花も増えてきたように感じる。
シモツケソウ
コウリンカ
下山中も色々探しながら歩いていくと。
伐採枝にトゲバカミキリの♂♀
チチブニセリンゴカミキリ
*同定間違っていたらご教示下さい。
時折、黒い雲が広がって一雨来るかと思われたが
最後まで降られずに歩くことができた。
外出が躊躇われる物凄い暑さ続きとなっているが
導入した機材に慣れておかなくてはと
この時期になるとエゴの実に集まるユニークな
顔立ちのエゴヒゲナガゾウムシを見に近くの公園に行ってみた。
エゴヒゲナガゾウムシ
産卵中の♀を見守る♂、両眼が突出していて面白い顔立ちだ。
意外に顎の歯が鋭いね。
エゴヒゲナガを撮っていたら、イラガセイボウが飛んできた。
採取したイラガ繭から羽脱して来るのを見たことがあるが
自然の状況で見るのは初となる。
エゴの枝を這うイラガセイボウ
産卵目的でイラガ繭を探しているのだろうか?
関東地方梅雨明けとなった。
長年使ってきた一眼レフが壊れたので
これを機会にミラーレス一眼を使う事にした。
機材に慣れなければ、ということで
そろそろ開花し始めるムヨウランを探しに行った。
残念ながらトサノクロムヨウランは、まだ開花せず状態。
他に何かないかなと探していくと、尾根道でマンネンタケを見つけた。
この茸、古代中国で凄い効能があると信じられていて
発見した者は、採取して皇帝に献上することが義務付けられており
官吏への賄賂としても使われることが多かったもいう。
マンネンタケ成菌と手前に幼菌
久々に三脚使用、下からレフ板をあてて撮ってみた。
ミラーショックが無く、手振れ補正も効いて被写界深度も深い。
タマゴタケ
かっては近所の緑道でも多く発生したのだが
ナラ枯れの影響からか、あまり見られなくなってきた。