森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

ベニスズメ

2024-07-30 08:03:35 | 

土手沿いの遊歩道でベニスズメ(蛾)を見つけた。
紅色の体色はなかなか綺麗で、かなり前に夜の樹液に来ているのを
見たことがあるだけだ。
連れ帰って葉上にとまらせて、さあ撮ろうとしたところ
急に翅をはばたき始めた。



あっという間に大空に飛んで行ってしまった。
もうちょっとゆっくりしていて欲しかったけれど
思う様にはいかないのだ。

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アオマダラ交尾

2024-07-25 15:23:02 | 甲虫

継続観察しているアオマダラタマムシだが
昨日は9時15分にイヌツゲの木の上部に、1頭が飛来して
幹を這いながら降りて来るのが見られた。
その後、ちょっと目を離した隙に2頭目が飛来したらしく
幹に並ぶ形になった。
見た目では雌雄の別が判断できず、多分両方とも♂
なのだろうと思っていたろころ、暫くすると交尾を始めた。

交尾中のアオマダラタマムシ

個人的に観察実績はあまり無いけれど、ホンタマムシで
材に来るのは産卵する♀ばかりで、交尾しているのは見たことが無い。
アオマダラはホスト(モチノキ科)が限られているので
交尾目的の♂としては産卵しに来る♀を待っのが手っ取り早いの
かなとも思ったがどうだろうか。
エノキがホストのシラホシナガタマムシも♂♀が材上に集まる
のは観察している。

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水源林歩き

2024-07-23 20:47:55 | 登山

あまりにも暑い日が続くので、涼を求めて水源林を歩いてみた。
沢沿いの木陰を辿る道は気温も低めで快適だ。

涼やかな沢は、両岸苔むしており
周囲には落葉広葉樹林が広がっている。

裏山のゼフィルスは全く見られずと、低調だったが
奥山でようやく出会うことができた。
午前中に占有行動をとるジョウザンミドリシジミと
アイノミドリシジミの綺麗な開翅が見られた。

葉上で開翅するジョウザンミドリシジミ♂
翅は青く輝いている。

金緑色に輝くアイノミドリシジミ

ゆっくりと歩いて尾根に着くと、涼やかな風が吹いていた。
何かと話題になっている富士山が雲の中から頭を出していた。


尾根道周りを生き物探してうろうろ。

材置き場のカラマツにシラフヒゲナガカミキリ

アザミで吸蜜中のギンボシヒョウモン

登山道に多いミヤマハンミョウ

ニホンジカの駆除が進んで植生も回復してきたのか
花も増えてきたように感じる。

シモツケソウ

コウリンカ

下山中も色々探しながら歩いていくと。

伐採枝にトゲバカミキリの♂♀

チチブニセリンゴカミキリ
*同定間違っていたらご教示下さい。

時折、黒い雲が広がって一雨来るかと思われたが
最後まで降られずに歩くことができた。

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エゴヒゲナガゾウムシとイラガセイボウ

2024-07-20 11:03:13 | 昆虫

外出が躊躇われる物凄い暑さ続きとなっているが
導入した機材に
慣れておかなくてはと
この時期になるとエゴの実に集まるユニークな
顔立ちの
エゴヒゲナガゾウムシを見に近くの公園に行ってみた。

エゴヒゲナガゾウムシ
産卵中の♀を見守る♂、両眼が突出していて面白い顔立ちだ。
意外に顎の歯が鋭いね。

エゴヒゲナガを撮っていたら、イラガセイボウが飛んできた。
採取したイラガ繭から羽脱して来るのを見たことがあるが
自然の状況で見るのは初となる。

エゴの枝を這うイラガセイボウ
産卵目的でイラガ繭を探しているのだろうか?

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マンネンタケ

2024-07-19 15:35:56 | きのこ

関東地方梅雨明けとなった。
長年使ってきた一眼レフが壊れたので

これを機会にミラーレス一眼を使う事にした。
機材に慣れなければ、ということで
そろそろ開花し始めるムヨウランを探しに行った。
残念ながらトサノクロムヨウランは、まだ開花せず状態。
他に何かないかなと探していくと、尾根道で
マンネンタケを見つけた。
この茸、古代中国で凄い効能があると信じられていて
発見した者は、採取して皇帝に献上することが義務付けられており
官吏への賄賂としても使われることが多かったもいう。

マンネンタケ成菌と手前に幼菌
久々に三脚使用、下からレフ板をあてて撮ってみた。
ミラーショックが無く、手振れ補正も効いて被写界深度も深い。

タマゴタケ
かっては近所の緑道でも多く発生したのだが
ナラ枯れの影響からか、あまり見られなくなってきた。

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