森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

チョウトンボのオベリスク

2023-07-31 18:52:51 | トンボ

7月最終日の今日もやたらと暑かった。
屋外での長時間の活動は危険を伴い、消耗も激しいと
分かってはいるものの、ついつい出かけてしまうのだった。
さて、今日の目的は’チョウトンボのオベリスク’
要約すると、日中の日差し強い時に、尾を上方にあげることにより
太陽光を受ける面積を減らして、体温が上がらないように
調整する姿勢のこと。

オベリスク姿勢をとるチョウトンボ♂ 
翅に損傷があるけれど、久しぶりに見ることができた。


池に入って飛翔も狙ってみた。
河川敷の池だとできるけれど、都市公園の池でやったら、まず怒られるね。

トンボのパラダイスに貢献したと思われる水生植物ヒシが
気になったので、観察してみた。

花は、目立たず、白く小さい

池に浮いていた実(前年度の物)を集めてみた。
上向き2本、下向き2本の棘があるのでヒシの近縁種ヒメビシかもしれない。
棘は鋭く尖り、ちょっと指にあてただけでもちくりと痛い。
忍者がこれを撒いて、追手の足裏に刺さったら絶対追撃できなかっただろう。
葉柄の真ん中部分が膨れて浮嚢となっている。

 

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クマゼミ羽化

2023-07-28 07:57:48 | 昆虫

とてつもない暑さが続いている。
毎日のように日中は、不要不急の外出は避けましょうと
TVで放送されているように、ちょっと屋外にいただけでも
汗だくになってしまうのだった。
夜だったらいくらか涼しいかと、クマゼミのいた公園へ行ってみた。
この蝉の羽化が目的なのでヘッドライト、ストロボ、三脚に蚊取り線香と
色々準備して向かった。

クマゼミ羽化
目をつけておいたケヤキで羽化していたのだが、3m超と高い位置だった。

クヌギの樹液には、アカアシオオアオカミキリが群がっていた。
やはり夜行性。

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公園のクマゼミ

2023-07-25 14:12:57 | 昆虫

今日は近所の公園へクマゼミを見に行ってみた。
この蝉は、東京でも見れらる場所が多くなってきているのだが
私が子供の頃(〇十年前)には、全く見ることはなかった。
増えてきた原因は、温暖化説、植木(幼虫がついた)移植説と色々あるけれど
黒く大きな体とシャーシャーという
鳴き声は
印象深く、夏休みの子供達は捕まえてみたいだろうね。

梢で鳴くクマゼミ♂
習性なのか幹にとまっているのは、見られず。
細い枝にとまっているのが多かった。
暑さ増してきた10時30分、他の蝉(ニイニイ、アブラ)は
盛んに鳴き続けていたけれど本種は
一斉に鳴き止んだ。
本種は猛暑の炎天下では鳴かないは、本当でした。

抜け殻は、10個ほど見られた。
アブラゼミよりでかくて、お腹中心部に突起がある。

次は羽化しているのも見てみたい。

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桑の老木でトラフカミキリ

2023-07-21 17:59:39 | 昆虫

トラフカミキリは狂暴なスズメバチに容姿を
似せることで、捕食者の目を欺くというベイツ型擬態をするカミキリムシだ。
発生するのは桑の木で、幹にいるのを見る機会が多い。
今年は実績のある場所でなかなか出会うことができず。
同じような条件の桑がある里山へ行ってみたところようやく見ることができた。

幹で静止中のトラフカミキリ

顔までスズメバチのようだ


近くにいた
ニイニイゼミを襲うキイロスズメバチ
見た目で、ごまかされそうなよく似た色合い。

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カイツブリ親子

2023-07-19 16:38:12 | 野鳥

池畔で休憩していたらカイツブリの親子が現れた。
釣り人がやって来ると警戒して、ガマの群生内に隠れるけれど
動かずにじっとしていると案外近くまでやって来る。

4羽の雛
しきりに鳴いて餌をねだっていた。もう少し前なら親の背中に乗っているのを見られただろう。

餌渡し


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