森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

カイツブリ親子とキイトトンボ

2024-07-06 17:43:13 | 川辺

一昨日の事、川辺のトンボ池は、昨年繁茂していた
ヒメヒシが刈り取られており、前年と比べると水面がすっきりとしていた。
それが原因なのかは、分からないがチョウトンボは2頭のみと
見られた数は少なかった。
キイトトンボは相変わらず多かったので、これから増えて
来るのかもしれない。

キイトトンボの連結産卵

今年は、カイツブリ親子はどうかなと隣の池に見に行ったところ
雛の数5羽と子沢山で、給餌も大変な様子だった。
もう少し早ければ、背乗りの雛が見られたかもしれない。

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嫌われ者と好かれる者

2024-07-05 14:56:36 | 甲虫

河原のトンボ池へ行く途中に、ソメイヨシノの並木があり
虫網を持っているご夫婦がいた。
何を捕るのですかと聞いたところ、クビアカツヤカミキリを
捕らえて駆除しているとのこと。
このカミキリは環境省から特定外来種に指定されており
サクラやモモへの食害が酷く、木を枯らしてしまう問題児だ。
昨年はクヌギの樹液に多くいるのを見ているが
捕殺効果もあまり無く、殲滅は難しいようだ。

ソメイヨシノの幹にとまる♂♀
前胸赤く、前翅黒、光沢があって見た目も悪魔っぽい。

一方、見つけると嬉しくなるのは、見た目が綺麗なタマムシや
ルリボシカミキリ、他の虫に擬態したりする等、特徴のある甲虫だろう。
今日は、桑の老木でスズメバチ類に擬態するトラフカミキリを
見ることができた。

桑の幹にとまるトラフカミキリ
この場所で2020年から棲息確認しているが昨年は見られなかった。
桑の木も5本から2本へ減ってしまい、今年が最後かも。

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アオマダラ新たな観察場所

2024-07-03 13:34:19 | 甲虫

同じイヌツゲで、観察を継続しているアオマダラタマムシは
遭遇実績50%と、あまり確率がよろしくないので
新たな棲息場所を見つけてみようと
軽トラがようやく入れるような狭い農道等をバイクで
走りながら探してみたところ
ここならいそうだと思われる場所を見つけることができた。
*要注意
アオマダラタマムシの産卵木のモチノキ科

ソヨゴとアオハダは、多摩地域の二次林にはあまり
自生はせず、狙い目となるイヌツゲは庭木や垣根として
植えられていることが多く、自由に入れて観察できるところは少ない。

イヌツゲの衰弱木
幹には、紡錘形の脱出孔が見られる。
幹に静止する♂と思われる個体
環境を入れて撮ってみた。

7月2日11時過ぎに5個体、本日3日には同時間帯に3個体を
見ることができた。

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桑の古木と材置き場

2024-07-02 15:30:15 | 甲虫

昨日の事、どんより曇って、時折小雨が降ってきたが
材置き場の甲虫と桑の古木にそろそろ現れだすであろう
トラフカミキリを目的にバイクで、
ピンポイントで廻ってみた。


材置き場では、
いつもの面々(タマムシ、ルリボシカミキリ
クビアカトラカミキリ)だけだったが傍らのシロザ葉上で

綺麗なヨツスジトラカミキリ(写真)が見られた。
この種も7月入りしてから多くなるという。

桑の古木には目的のトラフカミキリはいなかったが
梅雨時に多い茸 ウスヒラタケとニイジマチビカミキリが見られた。

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裏山のノコギリクワガタ

2024-06-29 17:34:35 | 甲虫

雨の日を除いて、アオマダラタマムシの様子を見に
行っているが、6回訪問して3回遭遇と確率50%となっている。
観察場所が、このイヌツゲのみと比較になるような記録
にはならないけれど、訪問時刻、天候、気温は控えてはいる。


さて、今日は所要があって短時間で廻れる裏山からの便りです。

クヌギの樹液にノコギリクワガタ♂
見る機会が少なくは、なってきたが健在だ。

粗朶にいたシナノクロフカミキリトゲバカミキリ
*Wさんより指摘有。
細かく見て行くと、色々いるのだ。

トビナナフシ
まだ幼体のようだ。♀だけで繁殖するという。

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