さそりのらびりんす~ヅカへのつぶやき~

気が向いたときにヅカのことを書いてます。
劇団に物申したいことはたくさんありますが、宝塚ファンは今後も続けます。

『ロシアンブルー』追記

2009-08-06 17:20:29 | 雪組
前回の記事を書いてから思い出したことを少し。

「ロシアンブルー」
コメディーと聞いていたのに、始まりはとってもシリアス。
え?ポスターと随分時代が違うぞと思ったけど
この場面がその後の物語に繋がってくるのです。
コスチューム系の恋愛モノって大劇場ではやっていないので
こういうのも見てみたいかなあと思いました。
歌詞で状況が説明されるのですが、座席のせいか音がわれて聞き取れなくて
何がなんだかさっぱり( ̄~ ̄;)ウーン・・・
ここでついていけない人は寝ちゃうぞ、とも思う。
1回きり観劇の人は、少しは前知識があったほうがいいかもしれません。

お芝居の水さんは青のスーツが一番素敵でした。
あの方は、派手でびらびらした衣装ではなく
シンプルな衣装にすればするほど、光る不思議な人です。
トップだから違う衣装になるけれど、水さんの場合は必要ないのではないかと思うこともしばしば。
黒、青、赤とか、くっきりはっきりした色が似合いますよね。
(冬カラーの人じゃないかしらん)

お芝居のみなこちゃんのお衣装。
なんであんなにスカート長いのかなあ?
五峰ねーさんと同じぐらいの丈ではダメだったの?
長すぎてちょっと、いや、かなり、もっさり。
彼女はスタイルいいのだから、むしろ超ミニでも良かったのにね。

お芝居の始まりの歌詞が聞き取れなくて云々と書いたけど
ゆみこちゃんの歌詞ははっきり聴き取れる。
ここまで歌詞をはっきり伝えられる人も少ないよなあと感心。
水さんとゆみこちゃんが掛け合いで歌うところが好きです。

今回、お芝居では色んな生徒さんに役があってよかったけど
蓮城まことくんが大躍進したなあと思った一方で
ひろみちゃんの役の小ささが気になりました。
今の劇団は、ともすると路線の子ばかりを大事に扱いがちだけど
そうじゃない人も大切に扱って欲しい。
でないと、お芝居に深みがでません。
(大野先生は生徒さんの使い方がお上手だけど、役の大きさには劇団の意図が働いてるよね)

娘役はいづるんがやめると、最上級生はゆめみちゃんになってしまうんですね。
彼女は何でもできる素晴らしい人だけど、上が男役ばかりになっちゃうから
美穂さんか五峰ねーさんに戻ってきて貰うわけにはいかないのかしら
と思ってしまいました。

お芝居の終わりは、正直、えっ?それで終わり?
って感じでした。
ラストに持って行くまでの間のツメの甘さもあるし。
でも、これはコメディーだ!と思えば
あまり深く考えずに笑って楽しく終わればそれでいいのかな。

ショーはまた後日。