さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

クラスのお手伝い

2011年08月27日 10時42分45秒 | Web log
ベンジャミンが気持ち的に落ち着いていられるように
できるだけクラスのお手伝いをすることにした。

Sight words 200 を子どもに覚えさせるプログラムがあって
そのお手伝い。

1人1人と向き合い、単語のチェックをするだけでなく
ちょっと会話を交わしたり、その子の態度とかを見ていると
見えてくるものもあって興味深い。

ま、それはさておき。

みんなというわけではないけれど、パスして次のレベルに行きたくて
必死な子もいて、十分に覚えられていないのに、パスさせて欲しいと
かなりプッシュしてくる子もいる。

ま、5歳~6歳児なので、覚えることよりも Certificate(よくできましたの賞状のようなもの)
をもらうことが目的となって、ま、頑張って準備してくる子もいれば 頑張っていないのに
Certificateをもらいたくてしょうがない子もいる。

ご褒美をあげることの弊害のようなものも感じる。

でも、それが動機づけになればいいのかもしれないとも思う。

それにしても No と言えない超甘いわたしにとっては 
子どもに 『 合格したい 』 と駄々をこねられると 
かなり精神的にプレッシャーを感じる。

駄々をこねない子には 「 もうちょっと頑張ろうね 」とさらっと言って次回に引き伸ばすのに

駄々をこねる子に より時間をかけ、ヒントを与えて 「 ほらもうちょっと、もうちょっと 」
と答えを引き出して、なんとか合格させようと対応している自分って本当に不公平だよなぁと思う。

テストされる子どもも、テストするわたしも大変。

一通り終わると 私がへとへとになる。

こういうときに、もうちょっとクールに生まれてくればよかったと思う。

『 公平 』って難しいなぁと思った。

お手伝いを始めて二日目、一旦家に帰り、お迎えの時間に学校へ行くと
ベンジャミンのクラスメートの子が わたしの顔を覚えてくれて、

Ayako~ と話しかけてくれた。

とてもうれしかった。

署名

<script src="http://www.shomei.tv/project/blog_parts.php?pid=1655&amp;encoding=euc"></script>