ウィキ・リークスとは、非営利団体で、国際的な内部告発サイト。
それを創設した1人、オーストラリア人のジュリアン・アサンジ。
TED Ideas worth spreading という番組で ジュリアン・アサンジ 「なぜ世界にWikiLeaksが必要なのか」で
インタビューを 受けています。翻訳付なので、興味のあるかたは是非。
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/julian_assange_why_the_world_needs_wikileaks.html
インタビュー内容で気にかかったコメントは
「どんな情報が世界に重要で改革を達成させるのかという問いがありますね。様々な情報がありますが、
組織が金をかけてまで情報を隠そうとしているというのは、その情報を世に出せば社会的利益があるという、
よい目印になるのです。なにしろ情報を熟知している企業が必死に隠そうとしているわけですから。
それが私達が活動する中で学んだことです。ジャーナリズムは歴史的にそういうものなのです。」
「中心的な価値観は…有能で親切な人間は犠牲者を生み出すのではなく犠牲者を助ける、ということです。
これは父をはじめ、私が人生で出会った有能で親切な人たちから学んだことです。」
「【インタビュアー】社会はどうなっていくと思いますか? 巨大な権力による監視が強くなっていくような社会になると思いますか? それとも我々が権力を監視するような社会になると思いますか? あるいは可能性は五分五分でしょうか?
【ジュリアン】どちらに転ぶかは分かりません。言論の自由や透明性を巡って大きな力が世界中で働いています。
EU諸国の間や、中国とアメリカの間でです。どちらに転がるのでしょう? 予想は難しいです。
だからこそ現在は面白い時なのです。ほんのちょっとした努力で、どちらに押しやることもできるのですから。」
このジュリアン、今年の8月、スウェーデン当局から強姦容疑で指名手配を出されました。
後で撤回されたようですが。
世界中の権力を敵に回して戦っているジュリアン・アサンジ。
インタビューの中でも触れられていますが
一体、彼は
「大切な光をもたらすヒーローか?」
それとも
「単なるトラブルメーカーか?」
さて、彼の活動が支えられているのも、表に出てこない一市民の、良心によって突き動かされた
内部告発者による情報提供が活動の源になっていると思うと、彼の功績は多くの匿名の良心に支えられているんだ
と言えます。
世の中、悪ばっかりじゃないんだと思うと、救われますね。
でも、ジュリアンの命が心配です。
命がけの仕事。
インタビューアーが最後に言います。
Be careful and all power to you !!!
この最後の言葉、ぐっときます。
インタビュアー、そして多くの観客が彼の仕事がどんなに危険をはらんでいるかを感じています。
そして、全ての力をあなたに!と任務を遂行するのに必要な力(国家、企業など巨大権力に対抗するための)
が全てあなたに注がれますようにと祈念しています。
いい言葉です。
ところで、全く関係ありませんが、日本が「ガラパゴス」と言われてしまうのは、その閉鎖性と
言葉による障害かと思うんですね。
日本から何かを告発したいと誰かが思っても、そこに「言葉」という障害がまず先に来る。
こうやって英語圏で、あっという間に広がる活動も、日本は取り残されてしまうのでしょうか?
証拠となる文書、映像等が、英語でない場合、どのように処理するんでしょう。
非英語圏からの情報はどのように処理しているんでしょうかね?
気になるところです。
それを創設した1人、オーストラリア人のジュリアン・アサンジ。
TED Ideas worth spreading という番組で ジュリアン・アサンジ 「なぜ世界にWikiLeaksが必要なのか」で
インタビューを 受けています。翻訳付なので、興味のあるかたは是非。
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/julian_assange_why_the_world_needs_wikileaks.html
インタビュー内容で気にかかったコメントは
「どんな情報が世界に重要で改革を達成させるのかという問いがありますね。様々な情報がありますが、
組織が金をかけてまで情報を隠そうとしているというのは、その情報を世に出せば社会的利益があるという、
よい目印になるのです。なにしろ情報を熟知している企業が必死に隠そうとしているわけですから。
それが私達が活動する中で学んだことです。ジャーナリズムは歴史的にそういうものなのです。」
「中心的な価値観は…有能で親切な人間は犠牲者を生み出すのではなく犠牲者を助ける、ということです。
これは父をはじめ、私が人生で出会った有能で親切な人たちから学んだことです。」
「【インタビュアー】社会はどうなっていくと思いますか? 巨大な権力による監視が強くなっていくような社会になると思いますか? それとも我々が権力を監視するような社会になると思いますか? あるいは可能性は五分五分でしょうか?
【ジュリアン】どちらに転ぶかは分かりません。言論の自由や透明性を巡って大きな力が世界中で働いています。
EU諸国の間や、中国とアメリカの間でです。どちらに転がるのでしょう? 予想は難しいです。
だからこそ現在は面白い時なのです。ほんのちょっとした努力で、どちらに押しやることもできるのですから。」
このジュリアン、今年の8月、スウェーデン当局から強姦容疑で指名手配を出されました。
後で撤回されたようですが。
世界中の権力を敵に回して戦っているジュリアン・アサンジ。
インタビューの中でも触れられていますが
一体、彼は
「大切な光をもたらすヒーローか?」
それとも
「単なるトラブルメーカーか?」
さて、彼の活動が支えられているのも、表に出てこない一市民の、良心によって突き動かされた
内部告発者による情報提供が活動の源になっていると思うと、彼の功績は多くの匿名の良心に支えられているんだ
と言えます。
世の中、悪ばっかりじゃないんだと思うと、救われますね。
でも、ジュリアンの命が心配です。
命がけの仕事。
インタビューアーが最後に言います。
Be careful and all power to you !!!
この最後の言葉、ぐっときます。
インタビュアー、そして多くの観客が彼の仕事がどんなに危険をはらんでいるかを感じています。
そして、全ての力をあなたに!と任務を遂行するのに必要な力(国家、企業など巨大権力に対抗するための)
が全てあなたに注がれますようにと祈念しています。
いい言葉です。
ところで、全く関係ありませんが、日本が「ガラパゴス」と言われてしまうのは、その閉鎖性と
言葉による障害かと思うんですね。
日本から何かを告発したいと誰かが思っても、そこに「言葉」という障害がまず先に来る。
こうやって英語圏で、あっという間に広がる活動も、日本は取り残されてしまうのでしょうか?
証拠となる文書、映像等が、英語でない場合、どのように処理するんでしょう。
非英語圏からの情報はどのように処理しているんでしょうかね?
気になるところです。