さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

聞いてないよ...

2014年11月10日 09時37分12秒 | Web log
昨日、ビーチに行って散々遊んできたジョナサン。

真っ赤になって帰ってきました。やがて黒になるでしょう。

いまのところみるからに痛々しいくらい、まっかっか。

で、夕方ベンジャミンに「宿題しなさいよー」と言ったら、ジョナサンが「僕も宿題ある」
というではありませんか。

「聞いてないぞ...」と心で思いながら「だったら早く終わらせなさい」と言ったら、
部屋に篭って頑張っていた。

でも、あとでのそのそ出てきて「疲れた、頭が痛い、顔がひりひりする」と言うので
「ビーチにいかなきゃよかったね」と私が言うと

「いや、行ってよかった。後悔はないよ。宿題ごときのために、この楽しみを犠牲に
しなくてよかったよ。本当に楽しかったんだ」

と言うので、「そこまで言うなら、がんばれ!」と言って放置。

ちらちら様子を見ていましたが、集中できない様子だったので、「もう寝て、明日の朝、頑張れ」
と言ったら、「わかった」と言って眠りにつきました。

今朝は、案の定、起きられるわけもなく。

6時半におこして、7時にまた起こして...

結局、宿題、完成せず。

わたしはズルが大嫌いなので「ここで仮病使ったりして学校いかないとかっていうのは、
ダメだからね」と言うと「I will take the consequences.」と腹をくくった様子。

taking consequences とは子育てにもよく使われる言葉ですけど、「自分がしたことで生じた
結果を甘受する」という意味で、簡単に説明すると「宿題をしないでビーチに行っちゃった→
疲れて仕上げられなかった→先生に怒られる」ということは「自分の行為の結果として、
受け入れなければならない。」ということです。

こちらの子供たちは、あらゆる場面で小さいときからそれを叩き込まされます。

自分の撒いた種は自分で責任をとれということですね。

でも、子供はそういうことがなかなかわかりませんから、小さいときから親が心を鬼にして
愛をもって子供を「見放す」のです。

宿題できなかったのは残念ですが、not a big deal.

ジョナサンの一言 「 I will take consequences 」に「よく言った!」と心からの賛辞を
送りたい私でした。

やっぱり潔よくなくては...そのほうがカッコいい。

署名

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