さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

夏休みも終わりに近づき・・・

2010年01月29日 22時35分05秒 | Web log
来週の月曜日から新学期が始まります。
長かったサマーホリデーも終わり、
新しい一年がスタート。

今日、新しいクラスが発表になり・・

わたしは行かなかったのですが、
同じクラスになる女の子のお母さんが
クラスメート全員の名前を書き出したのを
見せてくれました。

知ってる男の子、誰もいませんでした。

ジョナサンよりも、わたしがショックです。

また一からやりなおし。

新しい環境で子供が他の子とちゃんとやっていけるか
仲のいい友達ができるか、子供が仲良くしている母親
と仲良くできるか・・・

今までは自分の友達は自分で選んできたものですが、
自分が親しくなるママ友は子供が連れてくるというか
子供が仲良くなった友達のお母さんと仲良くなることが
多いので・・・

あぁ、ブルーだなぁ。

でも、仕方ありません。

不安なときは、いつになくネガティブに考えてしまう傾向がありますが
悪い方向に向かうと決まったわけでもないので、何も考えないように
したいと思います。

願うのは、唯一つ。ジョナサンが楽しい毎日を送れますように。

ところで今日からT-Ballが正式に再開し、今日は久しぶりの試合が
ありまして、試合を見に行ってきました。

試合の後は、クラブハウスで食べ物や飲み物が売られるので、
9時まで残って他のお母さんたちの話をいろいろ聞きました。

1人は来週の水曜日から危篤状態のお父さんのお見舞いをする
ためにイギリスに向かう人、お父さんは認知症で誰が誰か
すらももうわからない状態だとのこと。自分の妻すらも
分からない・・・

もう1人は実のお母さんが2年前からずっと病気で、
いつまで持つかわからない。お母さんはすでに片足を
切断しているのだけれど、もう片方の足を切断するのも
時間の問題だとのこと。今ですら、どこへ行くにもお父さんが、
お母さんを車椅子に乗り降りさせ、車に抱え入れているのに、
もう片方の足を亡くしたら・・・・本当に限界に近づくだろう
とのこと・・・老老介護の典型的なお話でした。

両脇に座ったそんな状態だったので

わたしは何も言えませんでした。

その人たちと比較して「自分が抱えている問題なんてちっぽけだな・・」
と思わされました。

でも「自分はその人たちよりも幸せだなぁ」なんて思うのは、とても
とても失礼なこと。

その人たちの抱えているつらい身内話を比較の基準にして「自分は幸せだ・・」
なんて思うのは本当に卑しいことだと、私は思う。

ただただ言葉を失うだけである。

死にいく肉親に直面するというのは、どんなにか辛いことだろう。

そんな状況にあってもその現実をありのまま受け止め、出来る限り、
注がれた愛情のお返しをしようとしている彼女たちの姿に、言葉に
強さと美しさを感じる。



















署名

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