さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

Nothing but ビーチ

2010年01月17日 11時23分58秒 | Web log
キャンプ場は、ドルフィン・ディスカバリーセンターが
位置するクーンバナ・ベイの反対側にある絶好の
ロケーション。

道路を渡ればすぐビーチ。入り江のビーチで波も
立たず、すごく静か。

シーカヤックをやっている人を何人もみつけた。

せっかくいい場所を選んだことだし、キャンプ場にいても
暑いし、ビーチに行こうよ、とジョナサンを誘っても
全く乗り気でない。

We can go to the beach anytime.

とのこと。ジョナサンはボディーボードを楽しみに
していたので、波の立たない静かなビーチは
あまり興味がないらしい。

でも、ある面、的を得た回答。

そうよね、パースで夏に行くところといえば
ビーチかプールくらいしかないよね。

別にここでビーチに行かなくたって、
家に帰ってもビーチには15分で行けるもんね。

で、ジョナサンはキャンプ場にある屋外プールで
泳ぐことを選ぶ。

「プールだって、いつでも入れるじゃんね?」

とマイクとわたしでこっそり突っ込む。

で、夕方みんなでビーチに散歩にでかけ、かにを
発見。

地元の人はかにをとって食べるらしい。
わたしは、かには好きだけれど、生きているのを
調理するのに抵抗を感じるので絶対無理。

そこまでワイルドになりきれない私。

マイクはそういうわたしを『ダブル・スタンダード』
という。

はい、その通りです。

で、生きたかにを見てしまったジョナサンは、
海に入るとかにに襲われると思ってしまったらしく、
水に入るのを異様に怖がるようになった。

最後の夜、ビーチに散歩に行ったら、いるわいるわ
あっちにかに、こっちにかに。

ジョナサンびびりまくり。

一方、ベンジャミンと言えば、初日の夜から

Go home ? I want to go home and play NINTENDO WII

その一言にガックリしそうになったけれど、またまた
すごく的を得ている。

寝にくいテントに寝て、なにやら風の音は聞こえるし、
暑いし、子供にしたら、楽しいものは何もないし。

家に帰りたくなる気持ちはよく分かる。

家のほうが全然快適だもんね。

で、子供たちが「ブルネイのホリデーはよかった」
だの、「日本に行きたい」だのと話だした。



7才、3才にして君たちはあまりに知りすぎてしまった・・・







確かにわたしは小さいときに、昆虫をとったり、追いかけたり、
野山を駆け回ったりしましたけれど、それは自分の家の周りでの
出来事で、自分の知らない領域は怖かった。

冒険心が芽生えて、森、山、川に行き始めたのは、高学年
になってからかと思います。

小さいときは人工的な刺激(ゲームとかテレビとか)のほうに
エンターテインメント性をより感じていたと思います。

人工的なものに飽きて、自然そのものに面白み、刺激を
感じるというのは、意外と大人の領域なのかもしれません。

自然に囲まれた環境に住み、自然を満喫した子供時代を
送った人もいるかもしれませんが・・・



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