さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

Life is hard ・・・・

2010年01月25日 09時50分18秒 | Web log
昨日、午後マイクが子供たちをフリーマントルにある Maritime Musium
(海に関する博物館)に連れて行き、わたしは静かなうちでゆっくり。
で、夕方みんなでビーチに行きました。

ビーチばっかり・・・ってか、ビーチしかないもんで。

で、昨日はボディーボードをできるような波ではなかったので、海に入って
泳いだあと、海岸の砂でベンジャミンと遊びました。

ベンジャミンは穴をほって遊んでましたが、わたしはサンドアート(?)に
挑戦。

作ったのは

「和式の便器」砂をいじっていたら何気にそんな形になったので。
別に「オランダの木靴」にしてもよかったんですけど。

それから「サンドマン(スノーマンの砂版)」

サンドマンはちゃんと髪の毛もつけてあげました。

ベンジャミン、ゲラゲラ笑ってました。

ジョナサンはずっと波と戦ってました。

で、帰り際、ジョナサンと並んで歩いていたら、

Look ! That seagull has only one leg .. 
(見て、あのかもめ、足が一本しかないよ)

というので、見たら水かきの部分だけがなく
細い棒のような足はついていた。

Oh, yeah ・・・ poor little seagull と答えると
(あぁ、かわいそうなかもめだね)

ジョナサン 

life is hard , isn't it.
(人生って大変だよね)

という。

で、わたし 

Yes, unfortunately true, for anybody, really.
(うん、残念だけど、本当。誰にとってもね)

ジョナサン、黙ってました。

ここ数ヶ月、すごくいろんなことが見えてきているなぁと
思わされる行動、言動が多いジョナサン。

以前は屈託もなく、社交的で、どこに行ってもすぐ友達が
できて、やんちゃで、時々死をおびえることはあるものの、
勉強よりも遊びの大好きな、普通の元気な男の子だった。

でも最近、自意識が芽生え始めているなぁと感じることが
多々あった。

で、精神の成長は内向的な方向に向いているような気がする。

マイクは「以前のジョナサンでなくなって、ちょっと残念だな
と思うときがある」と言ったとき、

わたしは

「でも、人間の成長は内向と外向を繰り返しながら成長して
いくんだと思うよ。

どんな人にも、陽気な部分とそうでない部分、まじめな部分と
不真面目な部分、慎重な部分と大胆な部分、弱い部分と強い部分、
臆病な部分と強気な部分、相反する二面性がいろいろと絡まっていて、
それがその人に深みを与えているのだから。

それを否定するのは、どうかと思うよ。

わたしは逆に2年生まではすごく内気だったけれど、3年生から
がらりと変わったしね。そんなサイクルを続けてきたと思う。」

内向的であっても、外向的であっても、それがジョナサン。

基本的な性格がいつか決まっていくときに、どの部分が表面的に
強くでるかということがあっても、でも、そうじゃない反対
の部分って誰の心の中にもあるとわたしは思っているし、
条件によっては意外な顔をみせることだってあるのだ。

そんなことにいちいち驚いてられない。

もし一面性しか持ち合わせていないとしたら、ゲゲゲの鬼太郎の
一反もんめみたいに、ぺらっぺらの人間になっちゃうんじゃないの?

そんな人間になってほしくないし、家族であれ、友人であれ
誰かを理解するときというのは、そういう多面性をそのまま
受け入れることから始まるんでないの?と思うのでありました。





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