goo blog サービス終了のお知らせ 

さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

一番孤独を感じる日

2009年12月23日 21時02分00秒 | Web log
クリスマスが近づいてきましたが、一応キリスト教国の
オーストラリアでは25日は店も完全に閉まり、家族と
ひと時を過ごします。

朝から親戚同士が集まり、飲んだり食べたりプレゼントを
交換したりの時間を過ごします。

で、わたしたちのように親戚がいない家族は静かに
シンミリと過ごします。

昨年までは、わたしたちを可愛そうに思ってある家族が
夕食に招待してくれ、家族の団欒に混ぜてもらっていたのですが、
今年はニュージーランドから大勢お客さんが来るということで、
招待してもらえませんでした。

それは仕方のないことで、全然、いいんですけれど。

ジョナサンが毎年、本当に楽しみにしているイベントなので、
今年は何もしないと言ったら、どういう反応をするかと思うと
気になって仕方ない。

寂しく思うんじゃないかと思って。

で、今年はわたしたちが、家族のいない人をもてなすことに
しようと思い立ち、ちょっとした気軽なホームパーティ
をする予定。

でも、こうやって誘えば誰かがきてくれる友達がいる
わたしたちなんかは、いいほうなんだと思う。

何らかの形で行動を起こせるならば、全然オッケーなのである。

身寄りのない孤独な老人とか、声すらかけてもらえない人とか、
クリスマスどころじゃないくらい経済的に厳しい状況にいる人
にしたら、クリスマスほど苦痛な時はないんではないかと思う。

24日にはクリスマスイブのキリスト教教会でイベントがあるので、
教会に行けば、寂しい気持ちも紛れるかもしれませんが、
25日は本当に何もなく、店も閉まり、レストランも閉まり、
街が一斉に静まりかえります。

冬じゃないだけ、まだちょっといいかも。

冬だったら身も心も冷え冷えかもしれない。

1年で一番人が行き来し、プレゼントがたくさん買われ、お金が
動く、その傍らで孤独を体と心でずっしりと受け止めなけばならない
人々を思うときにとても複雑な気持ちになるわたしなのでした。

署名

<script src="http://www.shomei.tv/project/blog_parts.php?pid=1655&amp;encoding=euc"></script>