先日の勉強会で、今の食事には全体的に「苦味」が足りていないとの事。
— 薬局CoCoファーマシー (@mococo321) 2017年3月23日 - 11:46
苦味には強心や消炎、止血、鎮痛などの作用があります。
春はタケノコやフキ、春菊、緑茶など自然の苦味をとりましょう!
苦味が足りないと何事に対しても「持続力」が無くなるそうです。すぐ辞めちゃう、心が折れる人はぜひ!
中医学での「気」はというと、二つの分類があります。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 17:59
一つは、人体を構成し、さらに生命活動を維持していくのに必要な物質、あるいはエネルギーの基礎としての気。これには、食べ物から生まれる水穀精微の気、空気から生まれるエネルギーである清気、両親から受け継いだ精気などがあります。
もう一つは、臓腑や経絡の働き或いは機能という意味での気です。例えば心気、肝気など。心には心拍によって血液を全身に運ぶ働きなどがありますが、これを心気と呼びます。もしも働きが低下すると動悸がしたり血行不良になったりします。これを心気虚とよび心気を補う薬をつかいます。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 18:00
【気の種類】
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 18:02
気はその生成過程と生理機能の違いにより、元気、宗気、営気、衛気などに分類できます。これは人体の様々な気を作り出す最も基本となる気です。
【元気】は「げんき」と読みます。両親から受け継ぎ腎に蓄えられた先天の精気から作られます。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 18:03
元気は三焦という通路を通じて全身に巡り、臓腑、組織、器官の働きを活発にするという働きがあります。つまり元気は「生命活動の原動力」といえます。
【宗気】は「そうき」と読みます。肺から吸収される大気中の「清気」と脾(胃腸系)の働きによって体内に取り入れられた食物中の「水穀精微の気」から作られ、普段は胸中に集められています。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 18:04
主な働きは推動といって、推し動かす働きで、これにより、気血などの巡りを促し、生命活動を推し進めます。
【営気】は「えいき」と読みます。営気は食べ物から生まれる水穀の精微の気から作られます。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 18:05
営気は血管の中に流れ、血液の一部として全身に栄養を供給して、臓腑、組織、器官などの働きを営ませることができるので営気と言います。
【衛気】えき、あるいはえっきと読みます。防衛と温煦作用があります。防衛作用とは西洋医学で言う免疫作用と密接な関係にあります。人体を外界から守る第一線は皮膚や粘膜ですが、衛気は皮膚や粘膜を強化したり、汗をコントロールする働きがあります。衛気不足は汗をかきやすい、風邪を引き易いなど。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 18:06
以上が「気」の種類です。では次は気の働きについてみていきましょう。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 18:08
気には推動(すいどう)、温煦(おんく)、防衛(ぼうえい)、固摂(こせつ)、気化(きか)、営養(えいよう)の6つの作用があります。一つずつ見ていきましょう。
【気の推動作用】気血津液を押し動かす作用。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 18:09
気血などを正常に推し動かし、臓腑の働きを推し進め、さらには生命活動を推し進める働きです。例えば心気の推動作用が低下すると、動悸、全身の疲労などが現れ、酷い場合は死に至ります。
【気の温煦作用】
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 18:10
臓腑、組織、器官あるいは正気を温めることによって、それぞれの機能を活発にする働きです。
つまり、体を温め生理機能を活発にするには、まずは気を補うことが大切という事になります。
【気の防衛作用】
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 18:11
皮膚や粘膜を強化することにより最近やウィルス、花粉などの侵入を防いだり、外界の環境の変化から体を守る働きを指します。
敏感肌や花粉症から、気候の変化やエアコンに弱い、風邪をひきやすいという方はこの作用が低下していることが考えられます。
【気の固摂作用】
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 18:12
大切な気が体の外に漏れ出すのを防ぐ働きです。汗をかきやすく、風邪をひきやすい方は、固摂作用が低下してると考えます。汗をかくと熱エネルギーや潤いが奪われるので、体表を固め、汗の流出を防ぐ方法がとられます。その他、慢性的に血液が漏れ出す、不正性器出血、つづく
続き
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 18:12
皮下出血、尿漏れ、早漏、習慣性流産なども、固摂作用の低下と密接な関係があります。虚弱体質の女性で生理の出血が少ないもののダラダラと長引く場合は気が不足して、固摂作用が落ちていることが考えられます。
【気の気化作用】
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 18:13
あるものを別の何かに作り変える働き。
気化作用には二つの意味があり、一つは、正気(気・血・津液・精)を相互に化生するということ。化生(かせい)とは、変化・生成するという意味で、例えば気は、ある条件のもと血に変化することができ、つづく
続き
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 18:14
営気は津液とともに血に変化することが出来ます。脾気虚(胃腸機能低下)により営気が不足すると、血液を作り出すことが出来なくなります。そこで脾気虚タイプの貧血には、単に血を補うのではなく、脾気を補う処方を用います。
もう一つは、ある臓腑の働きを示しています。多くは汗や尿などの体液の代謝や運行を示します。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 18:15
例えば尿の生成がうまくいかず、体が冷えてむくみ易いという場合は腎の気化作用が低下していると考えます。
【気の営養作用】
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年3月23日 - 18:15
臓腑・器官・組織に営養を与え、それぞれの機能が正常に営むことが出来るようにする働き。営気は血の材料となり、全身を栄養するので、血のことを営血と呼ぶこともあります。営養作用は血の働きと考え、気の生理作用に含まないこともありますが、気血ともに関連づける必要があります
この時期に多いのぼせ、ほてり、イライラ、頭痛など主に頭に症状が出てる方!
— 薬局CoCoファーマシー (@mococo321) 2017年3月23日 - 11:40
一旦スマホ、パソコン、シャーペンなどは机に置いて、頭皮をモミモミ揉みましょう!
頭皮を揉む事で頭に上っている陽気が巡ります。気持いいなーと感じる人ほど陽気上がってますよ⚠︎
はい、モミモミ!モミモミ!!
たった今当店の「全快ボード」に新しいお写真が!年初からひどいホットフラッシュとそれに伴う血圧上昇、動悸に悩まされておられたお客様がなんと漢方1ヶ月で完全に症状が改善しました!( ̄^ ̄)ゞ更年期にお悩みの方は多いもの。希望になれば幸… twitter.com/i/web/status/8…
— タクヤ先生 (@takuyasensei) 2017年3月23日 - 14:37