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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

サッコウフジ - 秋の気配

2023-08-20 13:00:00 | みんなの花図鑑
見出し画像は21-9-06 安城デンパークのサッコウフジのはめ込み画像。

以下は、毎年 楽しみにしているさるお屋敷の石垣のサッコウフジ。望遠マクロで撮影。


分類は「マメ科 ナツフジ属」ですが、ナツフジそのものは フジ属に分類されてるようです。
「みんなの花図鑑」サイトでも「ナツフジ」でサイト内検索すると、「サッコウフジへのリンク」があるだけです。



それにナツフジはつる性植物で花は白です。



一方、このサッコウフジのほうはつる性ではありますが、自立しています。



ところで「サッコウフジ(醋甲藤)」って難しい名前ですよね?
GKZ植物事典などによると「和名は、漢名「醋甲藤」の音読みから。」とありますが、「醋甲」って何なのでしょう?

中国語の「醋甲」(ソージァーと聞こえます)をgoogle翻訳させると「お酢」と出て来ます。
中国語の記事の見出しから「哌醋甲酯」というテクニカルタームを取り出すとメチルフェニデート(精神活動を高める興奮剤の一種)と訳されます。



醋甲藤が中国由来の名であれば
「醋甲」の、その意味合いを
鶏頭の花などと同じ考え方で見れば
字面と花姿を照らして「甲」つまり上部、頭頂部に
酉(とり)の鶏冠の様に錯綜して咲く様子を
醋甲と当てたのではないだろうか。
(以上、fc2ブログ・杜の舟 「醋甲藤」より引用させていただきました)



学名 Millettia reticulata
属名は18世紀フランスのJ・A・Millettの名に因んでいる。 種小名は「網状の」の意。(GKZ植物事典)




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