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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

セイヨウニンジンボク - 唇形花?

2024-07-01 15:00:00 | みんなの花図鑑
セイヨウニンジンボク

安城デンパークにて
これは ハマゴウ属の西洋ニンジンボクの花です。
ハマゴウ属は 今では シソ科に属しますが、かつては クマツヅラ科 に属してました。



「セイヨウニンジンボクは、花が少なくなる7月から、さわやかなスミレ色の花を咲かせます。」(みんなの趣味の園芸「セイヨウニンジンボク」)




セイヨウニンジンボクは シソ科の唇形花で、「上唇が2裂、下唇が3裂しており、下唇中央の裂片は他に比べて大きくなっています」
という説明がよくあります。



花をこのように拡大して見たとき、 唇形花で「上唇が2裂、下唇が3裂し・・・」という前に、 長い筒状の花冠があって、そこから おしべ・めしべが突き出している特徴が「唇形花」では表現しきれてないと思うのです。
こういう長い花筒をもった花に対しては 唇形花というまえに花冠の形状を表す別の名前を与えたほうが良いのでは、と私は思います。



花冠が筒状であることのほうが 集まる虫を特定しやすいです。 蜜は花冠の奥にあるのでそこまで届くストロー上に伸びた口吻をもってると蜜が吸いやすいのではないかと想像できます。




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もっとも 昆虫の体に花粉を付けたり、虫の体についた花粉を受粉するのが目的なら、 おしべ・めしべが なぜ あのように花冠から突き出しているのかは 疑問ですけど。





セイヨウニンジンボク(白花)














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