アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アメリカキササゲ - 安城デンパーク

2024-06-12 12:00:00 | みんなの花図鑑



木にマメ科のササゲのような果実がなるので「木ササゲ」。
「アメリカ」の付かない種類もあり、
中国から遠い昔に渡ってきたのがキササゲ、対して北アメリカ原産なのがこのアメリカキササゲ。
でもマメ科ではなくノウゼンカズラ科の落葉高木なのです。






アメリカキササゲはキササゲより大きな花をつけ、花は白色または乳白色で、内側に黄色の筋と紫褐色の点があるのが特徴。













雄しべが2本、花冠の上のほうに見えてます。
雄しべは2本しかないのでしょうか?

〔参考〕ノウゼンカズラのおしべとめしべ

ノウゼンカズラやアメリカノウゼンカズラの雄しべは 長い2本と短い2本 (あと、退化した5番目の雄しべ)があります。

同じノウゼンカズラ科なので、もしかすると、長い2本の他に 奥に短い2本があるかもしれないですね


〔追記〕
気になって仕方がないので、再度行って確認してきました。

その結果ですが、明瞭な画像は撮れなかったのですが、確実な?おしべは外からも見える2本だけのようです。ただし、花冠の付け根のほうに、糸くずのような器官が見え、これが退化した雄しべだとすると、仲間のキササゲと同じように、稔性の雄しべ2個の他、退化した仮雄しべ3本があるキササゲと同様の構成と思われます。




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