アウワの残響

サウンドヒーラーのスピリチュアルな日々。

続々プチ覚醒

2007-08-21 16:45:07 | ヒーリング
アウワは、タイムマシンに乗っていたようなもんだ。

思考がまだ体験していない「未来」の出来事をすでに
ド頭の中で体験して、それに伴う感情を引き起こす。
また、穴があったら入りたい様な「過去」に体験したシーンを
思い出したりして、再体験する。


そして、ド頭の中に住んでいるニセアウワは、状況をもれなく
ジャッジしていた。

これが、普通の状態だと思っていたのです。

だけど、「今、ここ」に繋がると「未来」と「過去」の
バーチャル感情は、どこかに消え
ジャッジするニセアウワもパワーを失い、「聖なる静けさ」が
ド頭で展開するのであります。

その度に、感情の嵐を体験していたのです。
ずいぶん器用なものだと自分を褒めてあげちゃう候。

「The Secret」やさまざまな願望実現法の鉄則に
「五感をフルに使って、自分がすでに体感しているかのようにイメージする」
と成功したヴィジョンをありありと思い浮かべるコトが重要視されます。

だけど、目を開けるといつもの不安に満ちた日常生活が待っている。

イメージングしている5分間だけは、至福に満ちた未来を先取りし体感してても
23時間55分(睡眠時間も入っています)は、「不安」「恐怖」等の
そうありたくない感情に支配されていては、正直、願望実現は難しいのでは
ないでしょうか?

ギャップがありすぎるため、そうありたくない感情にマッチした状況を
ブースト引き寄せてしまうのではなかろうか?

アウワが「今、ここ」に繋がることは、すべての願望実現法の鍵ではないかと
思ったのは、その様なことからなのです。


本の中でも、「今、ここ」に集中したところで明日の支払い期限を延ばすことが
できないではないか?と現実的な問いがありますww
もっともな疑問でございます。

この問いに「支払い期限は、あくまでも人生の状況であり、「今、ここ」には
まったく問題がない。明日ではなく、十分後でもなく、たった「いま」です。
問題がありますか?」とあっさり答えているのです。

どうやら、人間は問題をさらに大きくさせる傾向があるようです。
それが、ますます問題を引き寄せているということです。んー



アウワは「今、ここに在る」に集中することは、なんだかカミソリの刃の
上に立っているかのようなのです。

「さとりをひらく~」の著者が初めて「今、ここに在る」状態を体感したときの
ように「目に映る普段の光景が、すべて色鮮やかに見える」状態は、
正直感じられません。

アウワはニセタイムマシンに乗ることやド頭の中のニセアウワが状況を
ジャッジすることに慣れてしまっているので、「今、ここに在る」状態の
筋肉をつけることは、なかなか至難のワザなのです。

24時間(時間も幻だが)覚醒した「目覚めた人」すなわち
「ブッタ」となるのは、筋肉トレが必要なのですね~


聖書 マタイによる福音書7章13~14

「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、
そこから入る者が多い。しかし、命に通じる門はなんと狭く、
その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」

いろんな解釈がされていますが、「狭き門」とは、「今、ここ」に在りなさい。
いうことでは、ないかと感じます。
だって、アウワにとって「今、ここ」はカミソリの刃の上の立っているような
もんなので。アリャリャ。

でも、天国の狭き門は、いつだってそばにあったのです。