オータムリーフの部屋

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韓国大統領豹変 愛国・反日の勲章欲しさ?

2012-08-18 | 政治

 大統領の任期は5年で、重任(再選)は出来ない。それなのに何故、なりふり構わず人気取り?


「もう日本に謝罪や反省は求めない」と言って大統領になった韓国の李明博大統領が、ここにきて反日論者に変身(?)した。歴代大統領もやらなかった紛争中の竹島(韓国名・独島)への上陸や、外交的には非礼に属する天皇陛下への謝罪要求まで公言している。任期切れを前に愛国・民族主義者としての“勲章”が欲しくなったということか?李大統領は企業経営者出身で“経済大統領”が看板だった。しかしモノ・カネのビジネス大統領では大衆受けしないし、政治家としてはどこか寂しい。そこで「日本に対する断固たる姿勢」で愛国者として歴史に名を残そうというわけだ。韓国で“独島”は皆が熱狂する愛国シンボルであり、日本のシンボル「天皇」への堂々たる「謝罪要求」に国民は留飲を下げ気分がいい。
 韓国は近年、国政をめぐるあらゆる問題が与野党、左右両派、世代間…の激しい対立に見舞われ国論分裂で揺れてきた。次期大統領選でも最大課題は「対話と和解」だという。そんな中で反日だけは誰にも反対されない手っ取り早い愛国カードになっている。反米や反北朝鮮は賛否両論で国論は一致しないが、反日だけはもめない。だから皆がそれを利用し国論統一を楽しむ。韓国で“親日派”とは、日本統治時代の対日協力者のことで今でも“売国奴”を意味する極めつきの非難だ。李大統領にとって幼少時代の日本生活は“親日”とはまったく無関係で迷惑な話だが、政治家とくに大統領としては気になる“言いがかり”だ。このトラウマ(心の傷痕)の解消・払拭のため、ことさらの反日・愛国パフォーマンスに乗り出したのではないかという“説”だが、李大統領の心理は誰も分からない。

韓国国民にも冷静に事態を認識する人がいる。情報番組でインタビューされたソウル市民のなかには、「やりすぎ」「任期終了間際で何をやっているんだ」と批判的な意見や、明らかに人気とりだとして「笑っちゃう」という人まで現れた。インターネット上の反応も、反日一辺倒とは言いがたい。ツイッターでも、李大統領の「天皇謝罪要求」に関するつぶやきで、2008年の訪日時に李大統領自身が天皇陛下に訪韓を要請していた事実を知った投稿者たちが、訪日した際には天皇陛下に「3回も頭を下げていた」李大統領が、いきなり豹変した様子が奇妙に映っているようで、「これまで未来志向と言っていながら、突如天皇を批判して日本との関係が最悪になった」との投稿が見られた。果ては「(大統領の任期である)5年にわたって嘘ばかりついてきた」との怒りや、「ネズミが吠えた?」と揶揄する声まである。「ネズミ」とは、北朝鮮が李大統領を非難、罵倒する際に用いた表現だ。

しかし、人気取りだけで品格を下げるような言動は腑に落ちないと思っていたが、韓国大統領には恐ろしい末路が待っているようである。
韓国の歴代大統領の末路は、亡命、殺害、自殺、裁判の結果有罪となり投獄等、実に悲惨なのである。李明博大統領の前任者盧武鉉氏は、不正献金疑惑に依り厳しい取り調べを受け、自宅裏山で投身自殺している。そこで気になるのは、李明博大統領の今後だが、先輩大統領達と同じ運命になるのはほぼ既定事実である。韓国の李明博大統領は、政治資金法違反などの容疑で実兄や側近が既に逮捕されている。そのことについて7月24日「芳しくない事が起き、大きな心配をおかけした」と、国民に対し謝罪している。盧武鉉前大統領を過酷な取り調べで自殺に追い込んだのは、李明博大統領と言われている。何分、恨100年とも、恨500年とも言われる韓国のお国柄である。嘗ての盧武鉉前大統領支持者達は、大統領職を離れた李明博氏への徹底した追及を、新たな大統領に要求し、新大統領は李明博氏を厳しく訴追するに違いない。それを少しでも和らげるために大統領も必死なのである。慰安婦問題での日本追及や今回の竹島上陸の背後にあるものは、李明博大統領が「反日の闘士」とて、国民の愛国心を掻き立て、国民の心の琴線に触れる事で保身を図っているからだという見方に納得した。そう考えると、背水の陣で反日感情を煽る必死の大統領に哀れを感じる今日この頃である・・・・・
支持率は野田総理より低い17%だ。
 
12月の韓国大統領選で与党セヌリ党の候補になることが確実視される朴槿恵(パククンヘ)元代表の選対幹部は16日、李明博(イミョンバク)大統領による竹島上陸について、「ポピュリズムに走っている。そのツケは次期政権が支払うことになるというのにだ」と既に批判を開始した。複数の韓国紙が17日報じたもので、この幹部は「歴史問題は一気に解決できない。(大統領の行動が)国政運営にプラスになるか疑問だ」とも語った。韓国では、竹島の領有権主張に異論を挟む世論はない。だが、李大統領の竹島訪問や天皇陛下の謝罪を求める発言などで日本側が態度を硬化させたのを受け、政界には当惑も広がっている。セヌリ党関係者は「このままでは対日外交が次期政権の重荷になる。党内では大統領の竹島訪問は『思いつきだった』との批判も出ている」と明かした。

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