オータムリーフの部屋

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大阪市職員の異様な実態

2012-03-17 | 政治
大阪市立の児童福祉施設に勤務する男性給食調理員が、子供たちに自分の入れ墨をみせたり、恫喝していた。子供たちの「身の危険」を知らせる内部通報が市に寄せられたにもかかわらず、「処分相当の問題はない」としていた。「児童の朝食のパンをとって食べる」といった内容や「上司は、怖がって何も対応できない」との指摘もあった。橋下市長は「職員が採用後に入れ墨をして見せ合っているような報告があり、職場の雰囲気がおかしい」と記者団に説明、今後は職員基本条例で服務規律を厳格化し、不祥事を起こした職員に改善傾向がなければ分限免職とする意向を示した。「昔にいろいろな事情で入れ墨をし、やり直そうと頑張っている人は別」としつつ、「採用後の入れ墨はおかしい。何かが狂っている」と憤慨。怒りの矛先は管理職にも向き、「市役所内のなれ合いが積もり積もってここまで来たのだろう。緊急に所属長会議を開き、あなた方の価値観は狂っていると言いたい」とぶちまけた。

市は昨年9月、同僚女性へのセクハラで当該職員を停職2カ月の処分としたが、停職後に元の職場に復帰させ、冬の賞与の勤務査定では4段階中、最高ランクの評価を与えていた。
 
市営地下鉄の乗務所やバスの営業所で、トレーニングマシンが置かれていた。交通局の説明として「乗務所などの管理者の権限の範囲内で、職員の福利厚生の一環としてサークル活動を支援している」という位置づけで、大半の乗務所や営業所に置かれているという。あるバス営業所では、フィットネスジムさながらにランニングマシンやサイクリングマシンまで完備されており、調査チームが訪れた際は、運転手らが汗を流している真っ最中だったという。この営業所では、会議室が卓球場になっていた。

自宅に覚醒剤を隠し持っていたとして、大阪府警平野署は26日、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで、大阪市環境局東部環境事業センター技能職員を逮捕した。市では8月に市バスの運転手が同法違反容疑で逮捕され、バス・地下鉄の全乗務員約2800人を薬物検査し、陽性反応が出た2人を懲戒免職処分にした。市は、環境局についても技能職員約2千人を対象とした薬物検査を行うと発表した。検査費用は1人当たり約1万円で、計約2千万円かかる見込み。市の担当者は「多額の費用がかかることへの問題意識はある。税金以外の手段で捻出する方法を検討したい」と述べた。環境局の職員が逮捕されるのは平成10年以降6人目という。

大阪市環境局の河川事務所職員が回収したごみから現金を抜き取っていた問題で、大阪府警西署は16日、遺失物等横領容疑で40~54歳の元職員の男6人=いずれも懲戒免職=を書類送検した。送検容疑は平成21年7月から22年6月下旬、同市内の道頓堀川などの清掃中に回収したカバンや封筒から現金計約25万円を抜き取って着服するなどしたとされる。
 問題は内部告発を受けて発覚。市が職員への聞き取り調査を実施した結果、回収業務を担当していた職員の約9割にあたる27人が現金の着服を認めた。市は22年12月、27人のうち金額の多かった職員6人を懲戒免職とし、遺失物等横領罪で府警に刑事告発していた。

大阪市の現業職員の採用は、長年、特殊な慣行があった。職員の採否を決めるのは市当局ではなく労働組合。その労組を支配しているのは解放同盟。環境局(清掃事業)や交通局などは、その典型である。ゴミを集めるのも電車を運転するのも学歴はいらない。労組=解同が地区出身者を優先的に採用してきた。大阪市は「現業職の給与が高すぎる」と、よく指摘される。大阪市のホームページには、現業職(技能労務職)の民間給与との比較表が載っている。それによると、大阪市の清掃職員の平均年収は655.65万円、民間の廃棄物処理従業員は415.61万円、そこには240万円もの開きがある。大阪市の現業職員は、清掃職員も含めて全部で9016人いる。この給与を民間並みにすると220億円が浮く。大阪維新の会マニフェストには3063億円のコスト削減とあるが、管理職や一般職だけではなく現業職のコスト削減が欠かせないということだ。ただ、この3063億円のコスト削減には激しい抵抗が伴う。平松邦夫前市長がそれをできなかったのは、その抵抗を恐れたからだ。
 
いやはや、これが公務員?日教組が強く、開放同盟が組合を牛耳って数々の権益を勝ち取ってきた歴史がある。一度勝ち取った既得権をそう易々とチャラにする気はないわけで是正しようとすると「差別だ。糾弾する!」と騒ぐから誰も改革できない。何かいえるとしたら、やくざと共産党ぐらいのものだった。そこに橋下氏が新星のごとく現れ、ウルトラマンよろしくバサバサと改革のメスを入れ始めた。どうしてそんな勇気があるのか?そのうち、暗殺されるのでは?と本当に心配していた。どんな人物なのか?ウィキペディアを読んで驚愕した。ハシシタ家は地区の出身で父親は暴力団(自殺)、従兄弟は殺人犯で母子家庭で育ったと言う。それでも彼は大阪の名門である北野高校に進学し、早稲田大学に入学、弁護士となった。まさに「地区の希望の星」なのだ。解同を知り尽くしているから、恐れることなく解同の理不尽と戦えるのだ!この事実を知って橋下氏をますます応援したくなった。だけでなく、日本の政界の星になって欲しい。自著で「別に政治家を志す動機付けが、権力欲や名誉欲でもいいじゃないか。なんで『国民のために、お国のために』なんてケツの穴が痒くなるようなことばかりいうんだ?政治家を志すっちゅうのは、権力欲、名誉欲の最高峰だよ。その後に、国民のため、お国のためがついてくる。自分の権力欲、名誉欲を達成する手段として、嫌々国民のために奉仕しなければいけないわけよ」と述べている。・・・・なるほど正直だねえ・・・・権力欲・名誉欲、結構なことじゃないですか。金の亡者にだけはならないで欲しいが・・・・

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