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〈音楽〉Bryan Adams Get Up! Tour at 日本武道館

2017年01月29日 | 音楽

あっそーれ♪
カツラがない!

わかる人にはわかる。
そう、ブライアン・アダムスの名曲『Cuts Like A Knife』でございます。

ブライアン・アダムスは今月、新譜『Get Up』を引っさげて
5年ぶりの来日公演を大阪・東京で行いました。
もっちろん、参戦しました!

セットリストはコチラ↓

Do What Ya Gatta Do
Can’t Stop This Thing We Started
Don’t Even Try
Run to You
Go Down Rockin’
Heaven
Kids Wanna Rock
It’s Only Love
This Time
You Belong to Me
Summer of ’69
Here I Am (acoustic)
Heat of the Night (acoustic)
When You’re Gone (acoustic)
(Everything I Do)I Do It for You
If Ya Wanna Be Bad Ya Gatta Be Good
Back to You
We Did It All
Somebody
Have You Ever Really Loved a Woman? (acoustic)
Please Forgive Me
Cuts Like a Knife
18 til I Die
The Only Thing That Looks Good on Me Is You

~encore~

Brand New Day
C’mon Everybody (Eddie Cochran cover)
All Shook Up (Elvis Presley cover)
She Knows Me (solo acoustic)
Straight from the Heart (solo acoustic)
Remember (solo acoustic)
Into the Fire (solo acoustic)
All for Love (solo acoustic)


今回は前日の大阪公演からの移動で機材搬送トラブルがあったとか、
開演時間が30分ほど遅れました。

開演までには、新譜『Get Up』のジャケ映像が
ステージ中央の巨大スクリーンに映し出されていたんですが、
この映像が、じーっと見ていると、
ときどき、ブライアンの目が動いたり、ハエが飛んできてブライアンが追っかけたり、と、
いろいろおもしろい仕掛けが施されており、待っている間もまったく退屈しませんでした!


このジャケット写真です


そして最後、映像の中でスマホがなって、ブライアンが女性をふりほどいてそれを取って…開演!

ブライアンといえば、ヘインズの白Tシャツにジーンズ、というイメージが強いんですが、
5年前はそれにならって自分もその格好で行った(笑))
今回は黒ジャケットに仕立てのよさそうな白シャツといういでたち。
バンドメンバーもみんなおそろい。
下はジーンズだったのかしれませんが、洗練された雰囲気でした。

オープニングは『Do What Ya Gatta Do』。
…が、しかし。
なんかですね、今回、前述の機材トラブルの影響でバタバタしてたんでしょうか、
音がおかしい。
サウンドに、繊細さがない。
でもって、ブライアンの声も私の知ってるブライアンの声じゃない。
あの独特の、少しかすれたというか乾いたというかのブライアンならではの声でない。
つるんとしているというか丸いというか…
ブライアン、ボイトレでもして発声変えたの??
いいんだけど…え?? そーなの?

そんなことを考えながら『Run to You』『Heaven』『Kids Wanna Rock』などなどライブは進行。
私はアルバム『Waking Up the Neighbours』『So Far So Good』あたりでブライアンにハマッたので、
ストレートなロックサウンドに大喜び 0(´▽`)0

そしてSummer of ’69』!


私、この歌大好きなんですよ!

これは若き日々の輝きを歌っているんですが、
なんていうか、ジメッと思い出を懐かしんでいるというのではなく…
さわやかに、でも、二度と戻らない愛しい日々を切なくもいとおしんでいるという、
愛です愛、愛にあふれているのです。
以前から大好きな曲でしたが、
今回は、自分がトシ食ってしまったせいか、なんだか泣いてしまいました。
あ、もちろん感動して、ですが。

そして暗転。

そして…

キターーーー(゚∀゚)ーーーーーー!!!

Here I Am』!!!
そしてここで!

アコースティックになったとたん、
サウンドとブライアンの声がいつもどおりになった!


そうよ―――! これがブライアンなのよ――――!!!

ここからはなんだかもう狂気乱舞ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ
気分はノンストップノンストップ、止まらない止まらない♪

しかしこのブライアンという人は、現在御年57歳らしいですが、
本当にまったく衰えていない。
そして前回も思ったけれど、本当に観客に対して、
ステージ上において、とても誠実
それはパフォーマンスにおいてももちろんだけれど
(曲数見るだけでもわかりますよね? 32ですよ?)
MCでも、本当に観客に楽しんでもらおうという気持ちがヒシヒシと感じられる。

今回は最初のMCで、日本語で「今回で(来日)24回目です、心から感謝します」と挨拶。
それが上っ面のファンサービスの言葉でないことが、本当に本当に感じられる。

今回は始まりが遅かったので、
ひょっとして会場の都合等で、短くなってしまうかな? 
アンコールなくなってしまうかな?と懸念していたんですが、
アンコールもしっかり演ってくれました。

前回と同じ、最後はブライアンのソロアコースティック、独壇場。

Into The Fire』は観客からのリクエストに応えてでした。
「何かリクエストある? 『Into The Fire』? 本当に?」
そう言ってギターを構えたものの、
突発的にそんな昔の曲演らないでしょ…
なんて思ったところ、本当に演った。
しかもすごい熱唱
なんだかもう、もう、もう…愛してるわブライアン――――!!!

もう本当にそれしか言えない。

なんって素晴らしいの。
まったくどこぞの社長に爪のアカでも…はっ、いかんいかん。

最後はステージの端から端までゆっくり歩いて、客席に御礼。
その際、これも前回同様、客席からは花束やらなんやら、プレゼントが投げ込まれ、
ブライアンはそれを11つナイスキャッチしていました。
前回はミカンが投げ込まれ、「ミカン??」と驚きましたが、
今回はさらに上手(うわて)が…
なんか病院のお見舞いとかに持っていくような果物カゴありますね、
あれの小型版みたいなのが投げ込まれていました(笑)
もちろんブライアンは笑顔でキャッチ。
ステージを一往復したころには、顔が見えなくなるくらい、
腕いっぱいの贈り物に埋もれていました。
うれしそうなブライアンに、
私も、私もよ、うれしいわ、ブライアン、貴方まったく変わっていないわ、
もうもうもうどこまでもついていくわ―――!!!

…と、声にならない叫びに、私の目はおそらくハート型になっていたと思います。


一点、もしあえて、あえてですよ、全然文句はないけれど、
あえて一点言うならば、今回は前回演った『Cloud Number 9』がなかった(←好きなのよー)、
それが残念といえば残念でしたが、でも、全然文句じゃないです。
これだけのステージを見せてくれて不満なんてあるはずがない。

今年ももうすでに5月くらいまで月イチでライブの予定が決まっていますが、
年初め、一発目に、本当に本当に幸先よく思える最高のライブでした。

みなさま、ブライアンのライブは見とくべき、
絶対に絶対に後悔しません、請け合いです!



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